幼児期までのこどもの育ち部会(第8回) [2023年11月28日(Tue)]
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幼児期までのこどもの育ち部会(第8回)(令和5年10月30日)
議事:(1)パブリックコメント等の報告について (2)「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(仮称)」 (答申素案)について (3)その他 https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/kodomo_sodachi/GF3yWyPj/ ◎資料1―1 「育ちのヴィジョン」の策定に向けて社会全体のすべての人から意見を聴く 取組について →【中間整理前】⇒・すべての人向けアンケート(すべての世代を対象として、こどもの育ちに直接的・間接的にこどもに関わる、もしくは関わる機会がない人を含む社会すべて の人の意見を踏まえて『育ちのヴィジョン』の理念に関する記載の充実を図るために実施)。 ・こども若者アンケート(こども若者を対象に“幼児期までの育ちを振り返って楽しかったこと、もっと大人にして欲しかったこと”の意見を聞くことで 『育ちのヴィジョン』の理念に関する記載を充実を図るために実施)。 【中間整理後】⇒・パブリックコメント・こども若者パブリックコメント(「育ちのヴィジョン」中間整理に対する幅広い意見を募集し、答申に反映させるために実施)。 ◎資料1−2 パブリックコメントの結果について ○実施概要→実施期間:令和 5 年9月 29 日(金)〜令和 5 年 10 月 22 日(日)。総意見数:77 件。 ※「こども・若者パブリックコメント(資料1−3)」の 30 歳以上の回答者による回答9 件を含む。 主な意見 ※同じ意見に内容を集約等しています。 ●修正意見 〇その他の意見 ※マーカー部は答申素案に反映。 ○全体→9意見集約。うち●修正意見4意見。 ○はじめに」→3意見。 ・ヴィジョン「(1)こどもの権利と尊厳を守る」→3意見。 ・ヴィジョン「(2)『安心と挑戦の循環』を通してこどものウェルビーイングを高める」→8意見。 ・ヴィジョン「(3)『こどもの誕生前』から切れ目なく育ちを支える」→11意見。 ・ヴィジョン「(4)保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする」→5意見。 ・ヴィジョン「(5)こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す」→3意見。 ・別紙→1意見。 ・その他→3意見。 ◎資料1−3 こども若者パブリックコメントの結果について @『はじめの100か月ヴィジョン』の意義や目的などについての意見→3意見あり。子供に父親と母親が健在である事を前提に定義されている。 ひとり親が(父子家庭)、仕事と子育てでどれだけ疲弊して いるか知って欲しい。 人生を幸せに過ごすために最も大切な時期に片親がいない 事は子供にとってマイナスが多い。(27歳) A「こどもの権利と尊厳を守る」ことについての意見→4意見あり。約28年前に国連で日本国は批准した児童の権利条約を 順守して下さい。国連から世界から5回も過去非難決 議が可決され、批准しろと勧告も受けています。無視 してるのですか??(29歳) A「こどもの権利と尊厳を守る」ことについての意見→2意見あり。いっつもお母さんにぎゅーしてほしい 小学校に行くのは不安 大きくなったらぎゅーしてもらえなくなるのは嫌だからずっと子どもでいたい(5歳) C「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支えることについての意見→4意見あり。わからない 大きくなってから考えます お母さんもお父さんも怒らないように、生まれる前に教え といてほしい(5歳) D保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をすることについての意見→5意見あり。親になる時に、親になる勉強をする仕組みが無い。教員になるには、沢山の科目を学び資格を取るのに、家庭教育を担う親は、何も学 ばずにいきなり親になる。不安と心配で子育てをしたく無いという友人もいる。親が親になるための学びの機会を、国の仕組みとして 作ってほしい。勿論無料で、安心して学べる場が必要。ぜひ実現してください!(28歳) Eこどもの育ちを支える環境や社会の広がりを増やしていくことについて→4意見あり。図のように、子どもに優しい社会ができると、その恩恵が 保護者、養育者にも渡り、そして次は直接接する人と良い 社会に繋がっていくと思います、少子化が進んだ影響で、 子どもや保護者等への環境への重視が疎かにならないよう にしなければいけないと感じました。(20歳) ○自由記述→3意見あり。子供の生活や権利を守る事はとても重要である しかし、共に暮らす親が健全であってこそ子供が健やかに生きていける事を理解して欲しい。 少数であるが父子家庭と母子家庭への生活向上を考えてもらいたい(27歳) ◎資料2―1 「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(仮称)」(答申素案) 「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的な ヴィジョン(仮称)」の策定に向けて(中間整理答申素案) 〜すべてのこどもの「はじめの 100 か月」の育ちを支え 生涯にわたるウェルビーイング向上を図るために〜 令和5年 9月 29 日 こども家庭審議会 ○目次のみ はじめ 1.『育ちのヴィジョン』を策定する目的と意義 ・生涯にわたる身体的・精神的・社会的ウェルビーイングの向上 ・『育ちのヴィジョン』の目的 ・こども基本法の理念 ・すべての人と『育ちのヴィジョン』を共有する意義 2.幼児期までのこどもの育ちの5つのヴィジョン (1)こどもの権利と尊厳を守る (2)「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める @育ちの鍵となる安心と挑戦の循環 A幼児期までのこどもの育ちに必要な「アタッチメント(愛着)」の形成 B幼児期までのこどもの育ちに必要な豊かな「遊びと体験」 (3)「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える (4)保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする (5)こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す おわりに 〜実効性のある『育ちのヴィジョン』とするために〜 別紙1 それぞれのこどもから見た「こどもまんなかチャート」 別紙2 『育ちのヴィジョン』の実現に向けた社会全体のすべての人の役割 ◎資料2−2 「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(仮称)」(答申素案)概要 →再掲のため(第8回幼児期までのこどもの育ち部会資料2-2令和5年10月30日) ◎参考資料1 社会全体のすべての人に向けたアンケートの結果について 1.意見募集の概要・実施結果 ○意見募集の概要・実施結果|全コメントにおけるユーザー属性→女性が全体の8割以上。 25歳から40代の合計が86.3%と、子育て世代と思われる年代からの回答が多かった。 ○意見募集の概要・実施結果|普段関わっている乳幼児について→保護者(※妊娠中又はパートナーが妊娠中の方含む)・養育者の割合がが67.9%。「ご自身のお子さん」を回答した人が62.3%、半数以上はご自身のお子さんと関わっていることがわかった。 ○意見募集の概要・実施結果|知らない乳幼児の行動に対する反応→「騒々しい」の合計は10%となり、9割のユーザーがポジティブな反応または気にしないと言う結果になった。 ○意見募集の概要・実施結果|乳幼児のウェルビーイング(幸福)の向上について→「はじめて聞いた」「あまり聞いたことがない」の割合が56.9%となり、回答者の6割がこどもが いる一方で「乳幼児のウェルビーイング」の認知度は低い結果となった ○意見募集の概要・実施結果|「愛着」の形成について→愛着が重要な要素であることや、愛着の獲得のされ方については75%の回答者が認知している概 念であった一方、その他の概念は30%以下の認知度となった。 2.具体的なコメント ・楽しかったこと ・もっとして欲しかったこと(ヴィジョンごと) ○具体的なコメント|楽しかったこと(遊ぶこと)→4。野原や森で遊ぶことが楽しかった。 ○具体的なコメント|楽しかったこと(家族と過ごすこと@)→6つ。母親が私の手提げ袋を作ってくれました。その手提げ袋にエプロンをしためんどりのお母さんと、 ひよこのこども達を毎日少しずつ、刺しゅうしてくれる姿を見るのが本当に嬉しくて、出来上がり を楽しみに待ってました。出来上がった手提げ袋はぼろぼろになるまで使い続けたのを覚えていま す。(50代、女性、保護者・養育者以外) ○具体的なコメント|楽しかったこと(家族と過ごすことA)→4つ。私の幼少期は祖父母も同居しており、私の面倒は祖母が四六時中みていてくれた。祖母との時間や 思い出すべてが楽しかった。私という人間を形成するうえでかけがえのない期間だった。 (40代、男性、保護者(※妊娠中又はパートナーが妊娠中の方含む)・養育者) ○具体的なコメント|楽しかったこと(教育・保育施設での時間)→6つ。保育園で、普段はできない泥遊びを全身で思い切り楽しめたこと。 (18〜24歳、女性、 保護者・養育者以外 ) ○具体的なコメント|楽しかったこと(地域での関わり)→4つ。親だけでなく、祖父母、近所の女性たちが面倒を見てくれ、親戚や近所のこどもたちと遊ぶ機会が 多かったこと (50代、女性、保護者・養育者以外) ○具体的なコメント|こどもの権利と尊厳を守る→もっとして欲しかったこと3つ。⇒ポケットに友達の家のおもちゃを入れたまま持って帰ってきて泥棒扱いして叱ることをやめて欲し かった。こども向けの教養番組やアニメとか知識や常識や善悪が分かる絵本やアニメやテレビをも っと見たかった(一部抜粋)(30代、男性、保護者・養育者以外) ○具体的なコメント|「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める→もっとして欲しかったこと3つ。⇒困難に出会した時都度寄り添って、優しく問題解決に一緒に取り組んで欲しかった(40代、女性、 保護者・養育者以外) ○具体的なコメント|「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える→もっとして欲しかったこと2つ。⇒、男性、保護者(※妊娠中又はパートナーが妊娠中の方含む)・養育者) ○具体的なコメント|保護者・養育者のウェルビーイングと成長を支える→もっとして欲しかったこと3つ。⇒親となった今は理解できるが、怒鳴るに値しない内容で、こどもに怒鳴り注意を促すこと。親の機 嫌を伺って過ごした習慣が今の社会生活やプライベートでも抜けない。人間形成にとても影響があ ると思う。(25~29歳、女性、保護者(※妊娠中又はパートナーが妊娠中の方含む)・養育者) ○具体的なコメント|こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す→もっとして欲しかったこと3つ。⇒今の親世代も忙しすぎるので、望む人がこどもとの時間を持てるよう両親が時短勤務をしても生活 が成り立つような社会の仕組みにして欲しい。(年少扶養控除の復活や労働時間の改善など)(30代、 女性、保護者(※妊娠中又はパートナーが妊娠中の方含む)・養育者) ◎参考資料2 学童期以降のこども若者に向けたアンケートの結果について(いけんひろば) 〜小学校に入るまでを振り返って楽しかったこと、 もっと大人にして欲しかったことについて〜 報告資料 ○アンケート(いけんひろば)の概要→テーマ(小学校に入るまでを振り返って楽しかったこと、もっと大人にして欲しかったことについて)。回答数 • 202件/533人(回答率37.9%)。 ○アンケート(いけんひろば)で集まった意見↓ ○幼児期までの育ちを振り返って、楽しかったことは何か?↓ ・家族と過ごした時→★家族と旅行に行った時(15件、6〜30歳)。★家族と遊んだ時(9件、6〜30歳)。★家族で出かけた時、どこかに連れていってもらった時(10件、13〜30歳)両親と父方の祖父母と一緒にくらしていました。土日は両親や祖父母と 一緒に出かけるのが楽しかったです。海や川、科学館などたくさんの場所 に連れて行ってくれました。家族が楽しそうにしているときが楽しかったで す。(25〜30歳) など。★家族との日常(10件、13〜30歳)。★祖父母と過ごした時(10件、6〜30歳) ・遊んだ時→★自由に遊んだり、沢山遊んだりした時(8件、13〜30歳)思い切り遊べたこと(25〜30歳)。★誰かと遊んだ時(30件、6〜30歳)。★一人遊んだ時(2件、6〜24歳)。★外で遊んだ時(28件、6〜24歳)。★絵を描いて遊んだ時(4件、6〜24歳)。 ・幼稚園や保育園で過ごした時→★幼稚園や保育園で遊んだ時(27件、6〜30歳)。★幼稚園や保育園での授業や行事(15件、6〜30歳) • 僕は、生後3ヶ月から、保育園に行ってました。小学校入学するまで は、保育園の先生達との関わりが多かったです。楽しかった事は、年齢 に関係なく赤ちゃんのお世話をしたり、たくさんの行事があった事が、今で も楽しい思い出になっています。(13〜17歳)。 ・そのほかの意見→★どこかに出かけた時(10件、6〜24歳)。★年中行事やイベントの時(8件、6〜24歳)。★何かを食べた時(6件、6〜30歳)。★本を読んだり、読み聞かせをしてもらったりした時 (16件、13〜30歳)。★動物と触れ合ったりした時(5件、6〜30歳)。★何かができるようになった時(5件、6〜24歳) • 出来ないことが出来るようになったとき。また、それに挑戦できる環境だったと き(13〜17歳) • 失敗が許されていたこと…(18〜24歳) • できなかったことができた時(6〜12歳)。 ○幼児期までの育ちを振り返って、もっと大人にして欲しかったことは何か、それはどんな時か? ↓ ・「こどもの権利と尊厳を守る」に関連する意見@→★話を聞いて欲しかった、信じて欲しかった(13件、13〜30歳)。つたないことばでも時間をかけてゆっくり気持ちや話を聞いてほしかった。習 い事は何が嫌でどうすれば楽しくできるのか、話しながら解決したかった。無 理やり連れていかれたり、サボって怒られるのがきつかった。子どもの思考で 考えて、何が不安で何をしたいのか話を聞く時間が重要。(18〜24 歳)。★尊重して欲しかった(15件、13〜30歳)• 一人の人として、人格を尊重する気持ちを持って接して欲しかった。他の 兄弟と自分との差別をできるだけ少なくしてほしかった。(18〜24歳)。 ・「こどもの権利と尊厳を守る」に関連する意見A→★怒らないで欲しかった・怒る理由を教えて欲しかった (9件、6〜30歳)。★いじめの対策をして欲しかった(3件、6〜30歳)。★喧嘩をしたり、喧嘩に巻き込んだりしないで欲しかった(3件、13〜24歳)。★その他(13件、6〜30歳)家庭が温かいものだという教育はしないでほしかった。いろいろな形の家庭 があることを認めてほしかった。愛されていないという感覚は間違っていると 思ってしまい、孤独と不信感が強まったため。幼稚園の母の日・父の日の 催し物や工作で感謝したくないのに「ありがとう」と書かされるのがしんどかっ た。無条件の愛がほしかった。私がどんな人間でも、理由なんかなく愛してほしかった。(25〜30歳) など ・「『安心と挑戦の循環』を通してこどものウェルビーイングを高める」に関連する意見@→★もっと家族と一緒にいたかった、構って欲しかった(16件、6〜30歳)。★もっと家族と一緒に遊びたかった(13件、6〜30歳) ・「『安心と挑戦の循環』を通してこどものウェルビーイングを高める」に関連する意見A→★もっと出かけたかった(6件、6〜30歳)。★もっと色々なことや、好きなことをやらせて欲しかった (11件、13〜30歳)。★勉強や習いごとをさせて欲しかった(17件、6〜30歳)。★その他(14件、6〜30歳) • 遊びの中に自分から入っていくことができない子で、どう声をかけていいか分 からず立ちすくんで眺めるのは大学まで続きました。また、家庭環境が悪く人 形遊びの内容が悲惨でした。しかし、発達が早くて手がかからず、大人の期 待に応えようとする子だったので、誰にも困っていることに気づいてもらえませ んでした。大人びているから、問題を起こさないからと見過ごさず、幼稚園ま でにこれらのことに周りの大人が気づいて、やり方を教える、話を聞くなど介 入してくれたら良かったと思います。(25〜30歳)。 ・「『こどもの誕生前』から切れ目なく育ちを支える」に関連する意見→★発達の連続性に留意(6件、6〜17歳) • 特に3歳(年少)の頃保育所に行くのが辛かった。親と離れたくないこと、周囲の友達が喧嘩などで賑やかすぎること、先生が厳しいことなど不安なことが多くあり、送迎時 によく泣いていた。 (13〜17歳)。 ・「保護者・養育者のウェルビーイングと成長を支える」に関連する意見→親に対してはもう少しまわりからの理解や援助があれば良かったと思う。(13〜17歳)。 ・「こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す」に関連する意見→★経済的支援が欲しかった(7件、13〜30歳)• 私は、小さいころから体で表現することが好きで、バレリーナになりたかった時期があったが、バレエをする為に準備するものや、発表会にかかる費用が高く、費用が払えずに 仕方なくやめる事になった。私みたいに、自分のやりたいこと、なりたいものに経済的な理由で諦めなくていいように、何か経済的支援をしてほしかった。(13〜17歳) など。 ◎参考資料3 「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(仮称)」の策定に向 けて(中間整理)やさしい版 令和5 年9 月 こども家庭審議会 ○『はじめの 100 か月ヴィジョン』って何ですか? ○「はじめの 100 か月」って何ですか? ○『はじめの 100か月ヴィジョン』はなぜ必要なのですか? ○『はじめの100か月ヴィジョン』では、 どんなことを大切にするのですか? 01 こどもの権利と尊厳を守る 02 「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める 03 「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える 04 保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする 05 こどもの育ちを支える環境や社会の広がりを増やしていく ○今後の検討事項↓ ・『はじめの 100 か月ヴィジョン』の @絶え間ない見直しをする。 A効果的に正しく理解してもらい、行動に移してもらう。 B実現に向けた定期的な観察や調査、確認できる体制をつくる。 次回は新たに「第41回 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料」からです。 |



