「ご自身の強みを約15分で診断できるホワイトカラー対象の職業能力診断ツール「ポータブルスキル見える化ツール」を提供中」 [2022年04月23日(Sat)]
「ご自身の強みを約15分で診断できるホワイトカラー対象の職業能力診断ツール「ポータブルスキル見える化ツール」を提供中」
〜キャリアコンサルタント向けのマニュアルと映像教材も合わせて提供〜 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25313.html 厚生労働省は、ミドルシニア層のホワイトカラー職種の方を対象に、ポータブルスキル※1を測定し、それを活かせる職務や職位を提示する「ポータブルスキル見える化ツール」を開発し、先月の3月4日から提供を開始しています(別添参照)。 このツールの主な特徴は、ご自身では気付くことが難しい強みを発見し、可能性を広げるサポートをしてくれる機能です。15分程度の入力で出てくる診断結果をもとに、持ち味を活かせる職務や職位が確認できるため、キャリア形成やキャリアチェンジにおいて強みを発揮することができるようになります※2。 さらに、このツールの提供に合わせて、キャリアコンサルタントなどの支援者が、ホワイトカラー職種のミドルシニア層の求職者・相談者等に相談支援を行う際に、このツールを活用しやすくするためのマニュアルと映像教材を、厚生労働省ホームページに掲載しました※3。 厚生労働省では、こうしたツールの活用などを通じて、引き続き、職業能力を見える化し、キャリア形成やキャリアチェンジに役立つ取り組みを進めていきます。 ※1 ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても強みとして発揮できる持ち運び可能な能力(一般社団法人人材サービス産業協議会(JHR)が開発)。 ※2 ポータブルスキル見える化ツール(ホワイトカラーの職業能力診断ツール) 令和元年度、2年度「職業能力診断ツール開発に向けた調査・研究事業」及び令和3年度「職業能力診断ツール活用促進等事業」により開発。「job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」内に掲載中 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/VocationalAbilityDiagnosticTool/Step1 ※3 キャリアコンサルタント向け活用教材掲載ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23112.html 【別添】ポータブルスキル見える化ツール(ホワイトカラーの職業能力診断ツール) 《概 要》↓ ○ホワイトカラー職種のミドルシニア層の方がキャリア形成やキャリアチェンジを検討する際に活用できるポータブルスキルを測定するツールを開発(job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))に掲載)。併せて、キャリアコンサルティングにおいて同ツールを活用 するためのマニュアルと動画を整備。 ・ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても強みとして発揮できる持ち運び可能な能力。(一社)人材サービス産業協議会(JHR)が開発。 ・職業能力評価基準※を元に作成した経理・人事等のホワイトカラー職種114職務・職位のポータブルスキルの比率構成をデータベース化し、 利用者が入力したポータブルスキルの比率構成と比較して、近接する5つの職務・職位を表示。 ※仕事をこなすために必要な「知識」「技術・技能」「職務遂行能力」を業種別、職種・職務別に示した基準(56業種、事務系9職種)。 ・ ホワイトカラー職種の能力の見える化による自己理解促進、キャリア形成への気づきの提供等の効果を想定。 《ポータブルスキル見える化ツール》↓ ○診断ツールへの入力→@「job tag」トップページ>「適職探索」又は「適職を知る」 >「ポータブルスキル見える化ツール」へ A9つのポータブルスキルについて、自身の強みや弱みに応じて点数を割振り B9つのポータブルスキルについて、自身の該当すると思うレベルを選択 【レベルの目安】→1:上司の指示に従って補助的業務を遂行 2:担当者として定型的業務を遂行 3:グループやチームの中心メンバー 4:中小規模組織の責任者もしくは高度専門職 5:大規模組織の責任者もしくは最高度の専門職 【9つのポータブルスキル】→「仕事のし方(@〜D)」「人との関わり方(E〜H)」 ホワイトカラー職種の職業能力評価基準 を元に作成した19職務6職位のポータブ ルスキルの比率構成と比較 ○診断結果の表示→利用者のポータブルスキルと近接する5つ の職務・職位と各職務の説明を表示 【診断結果に表示される職務】 【診断結果に表示される職位】 次回は新たに「福祉サービス第三者評価事業の改善に向けて 〜福祉サービス第三者評価事業のあり方に関する検討会報告書〜」からです。 |