ひとり親家庭の支援に関する主な課題として(支援策予算) [2014年01月20日(Mon)]
ひとり親家庭の支援に関する主な課題として
@相談支援体制が不十分(多岐にわたる課題を把握・整理し、適切な支援メニューにつなげることができていない) A地域により支援メニューの実施状況にばらつきがある B支援施策が知られておらず、利用が低調 C多くが非正規雇用で働いており、稼働所得が少ないため、個々の状況に応じた就業支援が必要 D ひとりで仕事と子育てを両立するには、子育て・生活支援の充実が不可欠 E 親との離別経験や将来への不安、親への気遣いなど特有の悩みを持つ子どもへの支援が必要 F貧困率の改善が求められている(子どもがいる現役世帯の「大人が一人」の相対的貧困率50.8%)等から 総合的な支援の枠組みの構築【新規】2.9億円 ○総合的な支援のための相談窓口の整備 母子自立支援員に加え新たに就業支援専門員を配置し、 ワンストップの相談窓口で適切な支援メニューを組み合わせることにより総合的・包括的な支援を実施(109か所) ○支援施策に関する広報啓発活動の強化 ○国による地方自治体への支援 地方自治体の支援体制の検証、好事例の全国展開等 支援施策の充実強化として 1.就業支援関連事業等の充実強化2.5億円○身近な地域での事業の充実強化 (1)就業支援講習会の拡充、相談関係職員の研修等の充実 (2)個々の状況に即した自立支援プログラムの策定の拡充 (3)就職活動等の際の生活援助や保育サービスの提供等の拡充 2.子どもへの支援の推進(ピア・サポート、学習支援) 2.7億円○子どもが気軽に相談できる児童訪問援助員(ホームフレンド)の派遣の拡充 ○子どもの心に寄り添うピア・サポートも行いつつ、学習意欲の喚起や教科指導等を行う学習支援ボランティア事業の拡充 となっています。 次回は、小児慢性特定疾病対策関係予算について、となります。 |