第2回職場適応援助者養成研修のあり方に関する研究会(資料) [2020年10月08日(Thu)]
第2回職場適応援助者養成研修のあり方に関する研究会(資料)(令和2年9月25日)10/8
《議事》1.職場適応援助者(ジョブコーチ)の現状と課題に関するアンケート の結果概要について 2.ジョブコーチに求められる役割・必要なスキルについて 3.養成研修のカリキュラムの見直しについて https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13739.html ◎参考資料1:職場適応援助者(ジョブコーチ)の現状と課題に関するアンケート 調査票 ◯職場適応援助者(ジョブコーチ)の現状と課題に関するアンケート 訪問型ジョブコーチ調査票 T あなた自身のことについてお答えください。→問1〜問11まで。 U ジョブコーチ支援等の業務について→問12〜問17まで。 V ジョブコーチ養成研修について→問18〜問25まで。 W 制度に関する意見(自由記述)→問26〜問28まで。 ◯職場適応援助者(ジョブコーチ)の現状と課題に関するアンケート 企業在籍型ジョブコーチ調査票(上記の訪問型と同じ項目) T あなた自身のことについてお答えください。→問1〜問11まで。 U ジョブコーチ支援等の業務について→問12〜問17まで。 V ジョブコーチ養成研修について→問18〜問25まで。 W 制度に関する意見(自由記述)→問26〜問28まで。 ◎参考資料2:都道府県別ジョブコーチの活動状況 ◯障害者雇用安定助成金(障害者職場適応援助コース)支給実績(支給事業所数※) (平成29年度〜令和元年度) ※上記事業所数は当該年度中に支給決定を受けた事業所数(雇用保険適用事業所単位)。 ◎参考資料3:現行のジョブコーチ養成研修のカリキュラム ◯訪問型職場適応援助者養成研修カリキュラム→職業リハビリテーションの理念、就労支援のプロセス、訪問型職場適応援助者の役割・・・(略)・・・事業所における職場適応援助者の支援の実際(実習)など16科目(大臣指定)。JEED(高齢・障害・求職者雇用支援機構)のカリキュラムが細かく記載されている。 ◯企業在籍型職場適応援助者養成研修カリキュラム→訪問型とほぼ同様。 ◎参考資料4:障害者の一般就労を支える人材の育成のあり方に関する研究会報告書(平成21年3月)本文抜粋 ◯目次↓(10年前のこの研究会報告書) はじめに 第 1 障害者の一般就労を支える人材の現状と課題 1.人材及び支援の現状 2.一般就労を支える人材の育成に向けて→(1)一般就労に向けた支援を行うための共通の基本的な知識・スキル (2)一般就労に向けた支援を専門的に担う人材の育成 3.人材の階層的な育成と就労支援人材の裾野の拡大→(1)人材の階層的な育成 【資料1】 専門人材の役割・職務の整理表 【資料2】 専門人材の研修体系 (2)一般就労に向けた支援を担う人材の裾野の拡大 第2 障害者の一般就労を支える人材に求められる基本的な知識・スキル 1.基本的な知識・スキルの考え方 2.一般就労に向けた支援を行うための基本的な知識・スキル 【資料3】 一般就労に向けた支援を行うための基本的な知識・スキル 第3 一般就労に向けた支援を専門的に行う人材の育成のためのモデルカリキュラム 1. モデルカリキュラムの考え方 2. 就労支援員→(1)現状と課題 (2)役割・必要な能力 (3)モデルカリキュラム 【資料4】 就労支援員のモデルカリキュラム 3. 就業支援担当者→(1) 現状と課題 (2) 役割・必要な能力 (3) モデルカリキュラム 【資料5】 就業支援担当者のモデルカリキュラム 4. 第 1 号ジョブコーチ→(1) 現状と課題 (2) 役割・必要な能力 (3) モデルカリキュラム 【資料6】 第1号ジョブコーチのモデルカリキュラム 5. 第2号ジョブコーチ→(1) 現状と課題 (2) 役割・必要な能力 (3) モデルカリキュラム 【資料7】 第2号ジョブコーチのモデルカリキュラム 第4 障害者の一般就労を支える人材の育成のために 1. 研修カリキュラム策定の考え方 2. 効果的な研修のための取組 3. 人材の育成に向けた今後の課題 おわりに 【別添1】 関係者からのヒアリング概要 【別添2】 障害者の一般就労を支える人材に関する実態調査 結果報告 ◯〔はじめに〕↓ ・ 障害者の希望や適性に応じた一般就労を実現し、働く障害者を支えていくため には、就労支援施策の充実を図るとともに、障害者の一般就労を支える人材の育 成を図り支援の質を向上させていくことが求められている。 ・ 障害者の一般就労を支える人材は、雇用、福祉、保健・医療、教育等の様々な 分野、支援ニーズに応じた様々な機関に所属し、それぞれの役割に応じた業務を 担っているなど、多様である。 ・ こうした人材が緊密に連携し、一人ひとりの障害者や障害者が働いている企業 や事業所を支えるためには、一般就労に関する基本的な理念を理解するとともに、 支援に必要な知識・スキルを習得していく必要がある。 また、平成 19 年 8 月にとりまとめられた「福祉、教育等との連携による障害 者の就労支援の推進に関する研究会」報告書において、地域の関係機関が就労支 援ネットワークを構築し、連携による支援を行うために必要な各分野の支援機関 の役割・あり方、就労支援を担う人材の育成のあり方等についての提言がなされ たところであるが、人材育成のための能力要件を明確にし、育成方策についてさ らに検討を進める必要性が指摘されているところである。 ・本研究会では、以上のような観点を踏まえて、地域の就労支援機関において一 般就労を支える人材について現状と課題を把握し、それぞれの役割に応じた就労 支援のプロセス・職務等の整理、支援に必要な知識・スキル等の明確化、専門性 の向上を図るための研修体系、さらには具体的なモデルカリキュラムを提示する ための検討を行ってきた。 また、本研究会の下に作業部会を立ちあげ、研究会での議論を踏まえ、就労支 援の職務や支援に必要な基本的な知識・スキルを整理するとともに、モデルカリ キュラムの原案を作成し、それらを基に本研究会において検討を重ねた。 このたび、それらの結果をとりまとめたので、報告する。 ◯第3 一般就労に向けた支援を専門的に行う人材の育成のためのモデルカリキュラム↓ ・2.第1号ジョブコーチ→【資料6】第1号ジョブコーチの研修モデルカリキュラム ・4.第2号ジョブコーチ→【資料7】第2号ジョブコーチの研修モデルカリキュラム ◯〔おわりに〕 ↓ ・本報告書において、障害者の希望や適性に応じた一般就労を実現し、働く障害 者を支えていくための支援を担う人材に共通する知識やスキルを就労支援の共通 基盤として位置付け、それらを整理するとともに、早急に育成する必要のある人 材に対するモデルカリキュラムを示したところである。 ・ 支援に必要な知識・スキルは研修を受けただけではすぐに実践に活かせるとは 限らないが、自らの役割を果たすために必要な知識・スキルを早い段階で習得し、 関係機関との連携による障害者や事業所等に対する支援、経験者からの指導・助言、さらには支援ケースの振り返り等を重ねていくことで知識を深め、自らの支援スキルを磨いていくことが重要であり、そのための環境の整備を今後とも続け ていく必要がある。 また、支援者は必要な知識・スキルを身につけるだけではなく、障害者が働く 職場に入って支援を行う場合、専門職として職場の他の人材からモデルとして映 ること、もしくは支援者としてのモデルとして認識されるという自覚を持ち、自 らの支援に責任感を持つことが大切である。 ・ 本研究会としては、様々な検討を重ね、この報告を取りまとめたものであり、 今回提示した就労支援の共通基盤やモデルカリキュラムが、一般就労を支える人 材を育成するための研修を予定している機関において活用され、さらに創意工夫 のもと効果的な人材育成の取組が進められることを願うものである。 ◆職場適応援助者養成研修のあり方に関する研究会↓ https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/jc-kenkyu.html 次回は、「令和3年度厚生労働省所管予算概算要求関係」からです |