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保育の現場・職業の魅力向上検討会(第2回)資料 [2020年06月26日(Fri)]
保育の現場・職業の魅力向上検討会(第2回)資料(令和2年6月17日)
《議題》(1)前回の主な意見等について(2)保育士の養成等について(3)保育士の職業の魅力と発信方法等について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11935.html
◎資料1 第1回の検討会における主な意見
(1)保育士という職業の魅力向上とその発信方法↓
(保育士の職業のやりがいや魅力
)→子どもの存在を通して、命と向き合い、社会と関わることができる。その他4点あり。
(保育士・保育の仕事の専門性)→子どもと保護者の不安を理解。その他2点。
保育士の魅力や専門性が十分に発揮されるために必要なこと)→保育所を保護者に開放し、保育参加を通して、保育の楽しさ、大変さを保護者に理解して いただく。保護者を保育の現場に引き込む。他5点あり。
(保育士の職業の魅力の向上や発信のために必要なこと)→高校生の時、将来の職業の選択肢として保育士が残ることがまず重要。他5点あり。
誰に対して、誰がどのような内容を発信することが望ましいか)→保育士は小中学生には人気だが、高校生で人気な職業でなくなる。この問題については家 庭課の先生や学生の親がキーとなるのではないか。他3点あり。

(2)魅力ある職場づくりについて
(魅力ある保育の職場とは(マネジメント、業務の効率化など))
(魅力ある保育の職場にするために必要なこと)→・産休・育休後のキャリアパスを明確化。 ・保育の長時間化が問題。保護者が保育を知り、職場の働き方改革を進めることも重要。・保育士として勤務し始めた最初の3年(初期キャリア)までは、指導する管理職のマネ ジメントが重要。同じ勤務条件でも、離職率等が大きく違ってくるはず。他5点あり。

(3)その他(検討会の進め方や必要なデータなどに関して)→・検討会の検討スパンをどのように設定するか(10 年、15 年先を見据えたシュミレーシ ョンを事務局は検討)。・魅力の向上だけではなく、他業種との比較が重要。他6点あり。


◎資料2 (一社)全国保育士養成協議会 ヒアリング資料
(2018 年度・2019 年度の2つの調査研究があります)
◎【2018 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業】
保育士試験合格者の就職状況等に関する調査研究 から↓
◯事業内容
→(1)保育士試験合格者の就職状況等に関する調査 (2)保育士資格の新規取得者が保育の担い手として定着するために必要な方策の研究

◯結果の概要↓
T.調査結果の概要
1.自治体における保育士確保施策について
→人材育成と就業継続支援、再就職支援、需要と供給のマッチング等、に沿って進められている。
2. 保育士試験合格者の就職状況等に関する調査(別添資料:報告書 p.36-41,53-54,64,120)
第一に、「保育士として就業する意思」→84.1%の者が就業する意思を持っている
第二に、「保育士として働く場合に求める条件や重視する点」→「仕事量が適正」「休暇が保 障」等、勤務環境や職場環境に関する項目を選択する者が多かった
第三に、「保育士として働きたい職場」→認可保育所が 65.5%と最も多かった
第四に、「保育士試験を受験した動機」→「子どもと接することが好きだった」「保育士に興 味があったから」が上位、「いつか役に立つかもしれない」が回答が半数近くあった。
第五に、「保育士として働く場合の不安」→感じる者が全体の三分の二程度、不安の理由として最も多かったのは「労働条件、労働環境」
第六に、「保育士として働くときに、学ぶ必要があると思うこと」→「障害のある子どもへの支援」「保育や子育てに関する保育事情」等のより高い専門性が求められる項目が最上位
第七に、「保育現場における実習や研修」→回答者の約 7 割が実習や研修を必要
第八に、「保育士として実際に働くための就職支援」→「保育の知識や技術を習得できる講 座」が、56.3%と半数以上
第九に、「内定先」→保育士試験に合格した時点で、すでに内定先の現場がある者は四分の 一、そのうちの約四割が認可保育所。内定先の選定の際重視→認可保育所に内定している者は、運営方針や給与を重視していた。
3.保育士資格の新規取得者が保育の担い手として定着するために必要な方策
第一に、試験保育士の保育士資格取得や保育所等への就労に必要な支援について検討
第二に、養成校保育士の養成校入学から就労までの課題と支援について検討
第三に、就労継続への課題と支援について検討→@職場環境の整備A組織の中での関係性の支援Bワークライフバランスの実現C保育への思いD制度の充実

U.調査結果からの示唆及び提案
第一に、保育士試験による資格取得者について、制度として実習あるいはそれに準ずる現場経験を提 供することと、就業前及び就業後の相談体制を整えることが必要
第二に、行政の積極的な取り組みが欠かせない→専門性を十分に踏まえた段階的な研修体系等を整備 して、試験保育士の成長の過程を見通した支援を行うことが必要
第三に、養成校教員の関与が不可欠→行政機関及び保育現場とも協働しながら、相互の負担も分散させながら、養 成校が保育士のリカレント教育も含むキャリア発達のハブとなるようなシステムを創り上げていくこと
第四に、子どもの最善の利益を保障するための、垣根のないシステム―試験保育士と養成校保育士、保 育現場と養成校、保育現場と行政、行政と養成校など―の構築を促すためには、そのハブとなりうる養成 校が明確な形で評価され、またその取り組みに国が財政支援をするなどして、先進的なモデルケースの 創造を促すことが必要
第五に、現在都道府県が所管している保育士試験→国が所管する一体的な仕組みにしていく、 さらには養成プラス国家試験というあり方も視野に入れて検討していく必要。
保育士資 格の階層化に処遇と職責を適合させた仕組みを構築し、保育士等キャリアアップ研修とつなげていくこ とで、専門性の確立とそのキャリアパスを整えていくことが必要ではないだろうか。

◎【2019 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業】
指定保育士養成施設卒業者の内定先等に関する調査研究
◯事業内容
→(1)指定保育士養成施設で実施しているキャリア支援等に関する調査(2)指定保育士養成施設卒業者の内定先等に関する調査
◯結果の速報↓
1.指定保育士養成施設で実施しているキャリア支援等に関する調査
(1)質問紙調査

【調査対象】
【結果】 ↓
◆保育士資格取得を卒業要件としているか
→卒業要件としているのは専修学校に多いが、全体としてはしていない養成施設が多い。
◆保育士資格を卒業要件としない理由→保育士資格取得を主たる目的としない養成施設、保育士資格取得を選択制としている養成施設、幼稚 園教諭免許のみ卒業必修としている養成施設が見られる。学位の授与が資格取得に優先する養成施設もある。理由は次の通り→保育士資格取得を主たる目的にしていないから、学生の実態・適性への配慮、卒業後の進路の多 様性への対応、保育士資格取得が選択制、幼稚園教諭免許が卒業必修 など
◆保育士として就職をする気風の強さ(大半の学生が保育士を目指す風土があるか)→ “それほど強くない”“どちらともいえない”と回答した養成校は、短期大学や専修学校に比べ、大学に 多い。
◆現在、行われているキャリア支援→「教員・職員等による学生個人へのキャリアカウンセリング」(89.8%)であり、5 割 を超える値を示したのは、「キャリアセンターなどによる組織的な支援」(61.6%)、「入学初年次からの キャリア教育」(59.3%)、「卒業後の相談対応、講座等などのキャリア支援」(56.7%)
◆養成施設がキャリア支援を始める時期について 「1 年次」(66.3%)が最も多く、全体の 6 割を超えていた。また、「入学前」からとの回答も 13.8% あった。
◆養成施設のキャリア支援の基本的な考え方→「学生の主体性」「専門性を活かせる職業選択」を尊重することや「社会人としてのマナーや能力」「職 業に必要な知識や技能」を育むといった項目では、ほぼ 9 割を超えていた。他方、「学生の到達度を評価すること」「卒業後の継続した情報提供」の項目の合計が 2 割超。特に「卒業生へのリカレント教 育の機会を設けるなどの支援」では、「あまり当てはまらない」「当てはまらない」の合計が 6 割超で、卒業生へのリカレント教育があまり行われていないことが示された。
◆養成施設の学生の就職活動に関しての独自のルール、原則等や指導について→就職活動のルール、原則としてあげられた意見は、ほぼ求人への応募や内定に関するものであった。 270 件の有効回答(自由記述)のうち、保育・幼児教育の就職先への応募に関して、「同時に複数の応募を禁止している(併願の不可)」といった回答が 207 件(75.2%)と最も多かった。次いで、内定に関する記述が多く、「内定辞退を原則禁止している」との回答が 54 件(20.0%)、「内定辞退する場合は教員やキャリアセンターなどへの報告を義務化している」との回答が 49 件(18.1%)あった。
◆養成施設の卒業生から就職先についての情報収集を行っているか→「行っていない」と回答する養成施設が 53.2%だった。
◆養成施設が行っているキャリア支援の実際の取組み→「面接指導」(91.5%)「個別の進路選択の相談」(89.8%)「論作文指導」(75.4%)といった個々の学生 への支援が 7 割を超えていた。「保育現場でのボランティアの紹介」(69.2%)は約 7 割であった。一方 で、「保育現場でのインターンシップの紹介」(36.1%)、保育施設の見学会(35.7%)と 3 割台であり、 実際の保育現場と密接に結びついた支援は相対的に値が低かった。さらに、具体的な回答の中で「卒業 生へのリカレント講座」(15.1%)が最も少ない値を示した。
(2)インタビュー調査
(*分析中。以下、養成校ごとの要点及び全体を通した気づきのみ示す。→7点あり。)
◆好事例の主な共通点としては、学内外の協働、授業及び現場経験等を通じたアクティブラーニングに よる保育職志向の涵養、学生の自主性・自律性の尊重、学生に対する基本的信頼に基づく学生の自己肯定感と主体性を高める支援・教育など

2.指定保育士養成施設卒業者の内定先等に関する調査
(1)質問紙調査
【調査対象】


【結果】↓
◆就職決定先もしくは希望就職先が保育職の学生 (*保育職:保育所、児童福祉施設等、幼稚園、認定こども園、障害者支援施設、老人福祉施設)
@保育職の就職を目指した時期
A実際に保育職を目指すことにした理由
B保育職の就職率(希望も含む)
C公立園(保育所もしくは幼稚園)への就職希望
D保育職の就職先(全体の中に一般職含む)
E就職園(施設)を決めるにあたり重視したこと→《保育理念・保育内容・保育環境》 「《給与・福利厚生》 《キャリア形成》 《人間関係》
◆就職決定先もしくは希望就職先が一般職の学生(4 年制のみ)
(*一般職:一般企業等、NPO、保育職以外の公務員)
@一般職を目指した時期⇒一般職の就職活動を考え始める時期に決断している学生多い。
A一般職を目指すことにした理由
《自分の資質と仕事内容》 「実習で保育をすることに自信をもつことができなかったから」42.5% 「授業を通して保育は想像していた仕事とは違ったから」21.2%
《給与・福利厚生》 「給与・福利厚生が充実しているから」36.3% 「休暇の保障や労働時間が適切であるから」25.5%

【まとめ】
◆4 年制(78.2%)、2 年制(91.4%)が保育職に就職するという結果は、決して低い結果ではないと思われる。また、4 年制の一般職を選択した学生の理由として、「実習で保育をすることに自信をもつことが できなかったから」(42.5%)、「授業を通して保育は想像していた仕事とは違ったから」(21.2%)があげられており、保育者として必要な資質を考えると自分には向いていないと判断しているのではないかと 推察され、この判断は必要ではないかと思われる。このような結果から、保育職に就職した学生が、継続 して働いていける環境を整えていくことが重要ではないかと考える。
◆園の保育理念や保育内容等を重視して就職先を選んでいる学生が多いことが分かった。離職を防ぐためには、学校で学んできている「保育所保育指針」を基盤として、保育園等が保育を実践しているかどうかも重要な視点になるのではないだろうか。特に、4 年制の場合には、「授業を通して保育の面白さや、 やりがいを感じた」ことが保育職を目指す理由に挙げている学生も少なくない。学校で学んだことと、現場との実践の考え方にズレがあれば、離職につながる理由になる可能性は十分考えられる。
◆以前から指摘されている給与や福利厚生の充実、人間関係の円滑化、キャリアアップについても、これ まで指摘されてきたことと同様の結果であった。これは、保育職、一般職を選択した学生両者の結果から 言えることであり、解決が必要である。


(2)インタビュー調査 *分析中。

【2018 保育士へのインタビュー調査】補足
■子育て等の理由で家庭と両立しながら資格を取得したいと考えた人→27 名中 7 名(25.9%)。
■就職活動の実態→、27 名中 6 名(22.2%)。知人の紹介は、27 名中 7 名(25.9%)。
■<人間関係の良さ>、<信頼できる同僚>の存在は保育士の精神的な支え

【2019 指定保育士養成施設質問紙調査】補足
■指定保育士養成施設における平成 26 年度と平成 30 年度の就職状況の比較
平成 30 年度、養成校全体で、保育所に就職した割合の平均値は 40.2%。これは、平成 26 年度の結果、43.6%から 3.4%値が低い。学校の規模→卒業見込者・卒業生が 150 人以上の学校では、保育所への就職率が 34.9%で相対的に値が低かった。また、学校種別別→短期大学 44.7%、専修学校 52.8%と比べ、大学が 27.9%、相対的に低い値を示した。
■保育職を目指すことを決めた時期

◯以下はグラフ等のデータ↓
(6)就業と職業→ @就業経験A保育現場における就業経験B就業経験のある保育現場
(7)保有資格・免許等→
2.保育士として就業する意思について
(1)保育士として就業する意思の有無について→P39ページ参照。
(2) 就業する意思に関する具体的な理由(自由記述)
@就業する意思があると回答した者の理由について→P39ページ参照。
A働く意思がないと回答した者の理由について
4.内定先について
(1)保育士資格が取得できた場合の内定先の有無
(2)内定している者の内定先の内訳(保育現場の種別)
(3)内定先の選定で重視したこと(自由記述)
(5) 同居する子どもの年齢による比較

A保育士資格を試験で取得した理由→<働きながら勉強して資格を取得>したいために、<自分のペースで勉強しながら資格を取得>できる試験で取得したことがわかる。
B就職活動のプロセス→就業する園を決めるにあたり、<ハローワークで情報収集><新聞広告><就職セミナーに参加>のように、外へ自ら足を運び情報収集や園探しをしている方もいるが多くはない。最も多くの方が<派遣会社の紹介>で就業先を決めており、いろいろな園の求人情報が受動的に得られる派遣会社への登録を選択したことがうかがえる。

◆保育の現場・職業の魅力向上検討会
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/newpage_09174.html

次回も続き「資料2「保育の現場・職業の魅力向上」に関する提案・意見の募集」からです。

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