活動報告「評価調査者の資質の向上と第三者評価の受審促進に向けた取組」 [2016年06月14日(Tue)]
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活動報告「評価調査者の資質の向上と第三者評価の受審促進に向けた取組」
大阪府社会福祉協議会総務企画部長 叶井泰幸 ◯大阪府社会福祉協議会の紹介 ・平成15年度から第三者評価事業開始、これまでの累積評価実績約500件、27年度38件、26年度は140件、叶井氏は12年度の評価調査養成研修、23年度の評価調査者指導者養成研修を修了、評価調査者養成研修と継続研修を大阪府から委託(H23〜27年度まで計5回) ◯大阪府からの受託研修の実施について 1.大阪府・大阪府社共が行う評価調査者養成研修の特徴・工夫(構成等に関して) ➀高齢、障害、児童の3分野に分けて実施 ➁研修の実人数を少なくして(話が重複しないように)、5日間のカリキュラムに統一感を持たせている(全社協指導者養成研修で講師育成)。 ➂評価基準の解説に多くの時間をかけている(モデルでは360分→大阪では465〜 1065分、解説できる人材の養成・確保と解説できる時間数の確保)。 ➃評価基準の解説にあたり、評価調査者をアドバイザーに起用。 ➄米講義終了後にアンケートをとり、研修運営に反映させる。 2.評価基準の解説にあたっての教訓と工夫 ・受講者がききたい内容と解説される内容に差があるので、初めからその差を説明しておく。 ・最初に話していく順序、全体像を説明しておく。 ・講義時間が長いので飽きさせない工夫が必要。 ・参加者のレベルがさまざまなので、評価基準の説明施設種別の説明を簡単にしておく。 3.研修3日目(主に実習の事前準備)の教訓と工夫 ➀グループとして機能するような仕掛け ・実習のグループメンバーは4人がベスト(最大5人まで)。 ・メンバー構成に配慮→運営管理委員/専門職委員 等 ・ストロングポイントの発揮できように、グループ内雰囲気がアップ。 ・実習の評価結果は施設へ送付(受講生の真剣さが増す)。 ➁実習で使用の評価項目は、20細目(1人5細目程度)。どの項目を選ぶかは評価基準講義時から繰り返し何度も伝えておく。 ➂実習施設の選び方・依頼では→養成研修野実習に理解のある施設、それによる施設側がプラスになることを強調(職員研修) ➃自分が担当する評価細目と事前提出資料を読み込んだ上で、ヒアリングシートに整理。ヒアリングシートを使ってロールプレイでヒアリングの練習。 ➄実際の資料をもとにした具体的話をする ➅事前提出資料は研修3日目よりも前に配布し自宅で読み込んでもらうほうがよい。 4.研修5日目(施設での実習)の教訓と工夫 ・まとめ作業(1時間)→各自担当細目の評価結果を作成。 ・朝一番の座が久慈間を利用して事務局が各自作成してきた評価結果をグループ人数分コピー・配布。 ・グループごとにパソコンで(貸与か参加者個人用)報告書作成。(手書きだと時間内に終了しないグループが多かった) ・報告書が完成したら事務局で再度のコピー。それを使用して評価結果報告会のロールプレイ。 ・グループ作業の最中に講師が評価結果を確認。最後のまとめ時間に各グループへコメント。修正作業となる。 ◆大阪方式の特徴は、4日間のモデル研修を5日かけて丁寧に実施していること。受講者側からの研修の流れを極力採用していることのような印象でした。特にグループにはロールプレイを用い、ヒアリングの練習することなど、分かりやすい、丁寧さを学ばせてもらいました。参考にしたいと思います。 ◯後段では、評価機関としての第三者評価の活用と受審促進のための取組と工夫です。 ・特徴的な取組1→府社協の広報誌で「受審事業者の声」を毎月掲載。 ・特徴的な取組2→受審ステッカーを発行し、施設の玄関先に掲示。防水シールタイプステッカーは受審事業者の公用車に張っている。 ・特徴的な取組3→大阪府と協働で、府人材センターの入り口付近に第三者評価結果を紙媒体で閲覧できるコーナーを設けている。(常設コーナー) ・特徴的な取組4→福祉人材フェア(合同求職説明会)で、第三者評価を受審した法人・施設が求職者から判別できるように求職者に配布する求人情報の冊子や、事業者のブースに第三者評価を受けたマークを掲示している。また、推進組織の担当者が「取組3」の閲覧資料を会場に持ち込んで評価結果閲覧特設ブースを設置して求職者がその場で評価結果を閲覧できるようにしている。 次回は、普及機協議会の「障害者・児版、高齢者版評価基準ガイドラインの改定」からです。 |



