• もっと見る
«福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】第3章−1 | Main | 福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】第3章-2»
<< 2023年04月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】第3章-1 [2016年04月20日(Wed)]
福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】
https://www.fukushinohon.gr.jp/esp.cgi?_file=book2807&_page=_index&_page2=contents&_page3=detailbook&_sys_id=2807&_class=010101&_category=ISBN978-4-7935-1200-1

第3章 保育所版評価基準ガイドラインを読む
 1.保育所版評価基準ガイドラインと保育実践


○(2)一人ひとりを受け止める保育(アセスメントに基づく指導計画の作成)
・「42 V-2-(2)-@ アセスメントにもとづく指導計画を適切に策定している。」の評価
・アセスメントとは、「子供の身体状況や子供と保護者の生活状況を把握するとともに、どのような保育上のニーズがあるかを把握する目的。」指導計画の作成の基本となる重要なプロセス。
・3歳未満児と障害のある子どもは個別指導計画の作成が義務付け(保育指針)。しかし、一人ひとりの発達を保障していくためには、3歳以上児も含めたすべての子どもに対してクラス等の指導計画と合わせて個別の指導計画の作成が望まれる。(理由はP45記載あり)
・アセスメントに基づいた指導計画作成は、安心安全の子供の行動となる。(保育所間の移動、環境上の問題、食事体験など)→丁寧なアセスメントが必要(子供が不安の場合)

○(3)養護と教育の一体的展開
・「A-1-(2)環境を通して行う保育、養護と教育の一体的展開」→「ADA-1-(2)-C子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。」を評価→保育所保育指針解説書・保育目標では「保育には、子供を現在ありのままを受けとめその心の安定を図りながらきめ細かく対応していく養護的側面と、保育士等としての願いや保育の意図を伝えながら子供の成長発達を促し導いていく側面とがあり、この両義性を一体的に展開しながら子供とともに生きるのが保育の場であるといえます。」→子供の自己肯定感の育ちは保育士との肯定関係から育ちとして学びとってもらうためには禁止的なかかわりでは育っていかないということで、ともに情緒的に一緒に育ちあおうというかかわりの意味から評価したらどうでしょうか

○(4)家庭との密接な連携(利用者満足、保護者からの意見・要望など)
・「2‐(1)家庭との緊密な連携(内容評価)」、共通評価「V-1-(3)利用者満足の向上に努めている」「V-1-(4)利用者が意見を述べやすい体制が確保されている」→家庭は保育のパートナー、保育者は子供の発達や初期段階での学びに関する知見や専門的知識を家庭と分かち合い、家庭は自分の子供に関する知見を分かち合うという観点からの評価はどうでしょうか。

◆詳しくは、P46~48をご覧ください。とてもよく記載されています。保育者は家庭とのパートナーであり、子供の発達段階を追う専門家です。まさに、子どもと家庭と保育者が一体となってかもし出されている雰囲気が感じられる場面をイメージできるような説明を第三者評価に求めたいものですね。

次回は、「保育所版共通評価基準ガイドライン」紹介です。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント