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福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】第3章−1 [2016年04月19日(Tue)]
福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】
https://www.fukushinohon.gr.jp/esp.cgi?_file=book2807&_page=_index&_page2=contents&_page3=detailbook&_sys_id=2807&_class=010101&_category=ISBN978-4-7935-1200-1

第1章 保育の質向上に活かす第三者評価
 1.第三者評価受審の意義−保育所における評価・第三者評価とは
 2.第三者評価の目的と仕組み
第2章 第三者評価受審の前に
 1.受審に向けた準備と保育所の体制づくり
 2.自己評価のすすめ(1)自己評価の実施方法
 3.自己評価のすすめ(2)自己評価の実際
第3章 保育所版評価基準ガイドラインを読む
 1.保育所版評価基準ガイドラインと保育実践
 2.保育所版共通評価基準ガイドライン
 3.保育所版内容評価基準ガイドライン
第4章 第三者評価の活用方法
 1.第三者評価結果の実際
 2.第三者評価の公表と活用
参考資料
 1.保育所版自己評価シート【共通評価基準】
 2.保育所版自己評価シート【内容評価基準】
 3.厚生労働省雇用均等・児童家庭局長・厚生労働省社会・援護局長通知
  「保育所における第三者評価の実施について」
  (平成28年3月1日付雇児発0301第3号・社援発0301第2号)




◎これまで、「福祉サービスの第三者評価 受け方・活かし方【保育所版】(山崎美貴子著、 岡田賢宏著、 大方美香著、全社協政策企画部 著)」の以下の章を見てきました。↓↓

第1章 保育の質向上に活かす第三者評価
 1.第三者評価受審の意義−保育所における評価・第三者評価とは
 2.第三者評価の目的と仕組み
第2章 第三者評価受審の前に
 1.受審に向けた準備と保育所の体制づくり
 2.自己評価のすすめ(1)自己評価の実施方法
 3.自己評価のすすめ(2)自己評価の実際


◎今日は、以下の第3章−1を要約します。↓↓
(平成26年の全部改訂ガイドラインの趣旨を踏まえてのポイント)
第3章 保育所版評価基準ガイドラインを読む
 1.保育所版評価基準ガイドラインと保育実践
 2.保育所版共通評価基準ガイドライン
 3.保育所版内容評価基準ガイドライン

○(1)保育所の理念・基本方針に基づく保育実践
・「例:1T-1-(1)-@ 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。」で解説。↓
➀理念基本方針とは、保育所設置の趣旨、社会的使命や役割に対する考え方を示しており、時代は変わっても根源的なことは全職員の共通理解のもと、時代に即応した保育実践が行われていることが重要。
➁理念基本方針があるからこそ、どのような子供をそだてたいかという子ども像や子供の理解、保育目標が明確になる(全国一律ではない地域独自さまざま)。第三者評価は理念基本方針と子ども像や保育目標が一致しているかということが視点となり、保育実践を確認していくこと。
➂理念基本方針を保育実践としてどのような方法・指導法で具現していくかを考えなければならず、その内容をチェックする。
➃職員や利用者にもその方針を周知している。「預かってあげているのだから」という姿勢ではなく家庭と密接な連携を保ちながら子供の育ちを支援することが社会的役割で、ギャップが生まれないように。
➄理念基本方針は、地域と連携しながら福祉施設として保育所の保育実践が社会に認知してもらえるような努力が必要で、そのためにも職員に周知し地域福祉としての役割も意識的に取り組む必要あり(地域交流、地域貢献)
➅保育課程の編成については、保育内容に関する内容評価基準「 A-1-(1)-@保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて保育課程を編成している。」ことを評価(保育実践の要は保育課程の編成にあり)。

◆川の流れのように保育の理念・基本方針から保育実践におけるカリキュラム編成すべての事項(子供理解・保育目標保育のねらい・保育内容・評価)に流れていく、このことを忘れないでください。


次回は、「第3章−1の(2)」となります。
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