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平成27年度 福祉サービス第三者評価事業 評価調査者リーダー研修会 【講義V】保育所における質の向上と評価調査者の役割 [2016年02月27日(Sat)]
平成27年度 福祉サービス第三者評価事業 評価調査者リーダー研修会(保育所)

◎【講義V】保育所における質の向上と評価調査者の役割(15:50〜16:30、40分)
静岡県・たかくさ保育園 園長 村松幹子氏(全国保育士会副会長)
(パワーポイントを使用した説明と感想)

1.第三者評価の意義と活用
・過去の受審から感じたこと(平成17年第三者受審スタート)
(その効果と課題)→受審を重ねると,保育が本格的に展開される。
「理論的に確立」し、保育内容が「均等化」され、保護者アンケートから「満足度の数値化」が出来る。

・その後のたかくさ保育園の姿→利用者のアンケート、a〜c評価の現実、見直さなければならないという点の洗い出しから今後の対応をする。↓↓
・実践点→見直しをみて改定日を記入していく。(クリアするために)

2.自己評価の取り組みに思うこと
・たかくさ保育園における保育実践の振り返り
(その方法と意義)→日常の実践の文章化、自分達でマニュアル作成(これをすることにより職員の温度差にきづく)
・受審前の自己評価にどう、取り組むか。→基準が理解しやすい方がよい。基準が多いと現場の負担感から「質向上を見失う可能性あり」です。役割分担をしながら「その都度の課題へのきづき」「更なる質の向上を目指そうとする意欲」が生まれると、「私たちの保育を発信したくなる(生の子どもの姿を発信)」→自信が質の向上へ

3.評価調査者への期待
・知っておいて欲しいこと
(保育所の特徴・現状と課題)→指導監査への対応で手一杯、理念と方針への熱い想いが評価されると言うことは不慣れ、日常の保育対応に追われ言語化に不慣れの現状。
なので調査者への課題→園内の組織がどうなっているのか、園内研修としての位置づけ、経験から来る職員の成長とは、等々。(まだ受けていない実際→大変だと思う、噂など、お金もかかる等々)
・評価調査者に対する視点→いいところを見て欲しい(ほめる)、それぞれの保育所を知って評価して欲しい、「abc」基準を明確に/公平にすること。
・調査者の対応(言葉のかけ方)、→訪問調査日で(失礼な質問があるかもしれませんが・・・・)、自分で感じ取って主体的に(食事の取り方→どういう形で食事をとっていますか、人格尊重は?→ブライバシー、守秘義務についてはどうしていますか等々)

○現場経験者(園長)として、事例たっぷりと交えながらの説明でした。訪問調査での調査者に関する態度、倫理について興味深く学ばされた講義でした。
次回は、研修会続き「【講義W】保育所における第三者評価の留意点」になります。
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