熊本県福祉作業所連絡協議会様より
支援金へのお礼と用途の報告がありました
以下の様な文面でした
TEAM3 様
御 礼
謹啓
この度の7月豪雨に際しましては、ご厚情あふれるお見舞いのお言葉をいただいたばかりか支援金までも頂戴しましたこと、誠にありがたく衷心よりお礼申し上げます。
未だ地域によっては手のつけようのない壊滅状態の場所などもありますが、私個人の生活圏でもある小さな人吉市街地などを車で通りますと、かつての汚泥と災害ごみにまみれた土色の景色はどこにも見当たらず、住宅も小さなビルも以前と同じように立ち並び、まるで水害に見舞われたこと無かったかのような錯覚を覚えます。
しかし、それはあくまで外観のみで、多くの家屋や店舗の中を見ますと、全てのものを廃棄し、清掃が終わり、ガランとただ中には誰もいない、何もない空っぽの建物ばかりが続いている状況です。川沿いに住んでいた人々は今、大規模な修理して住み続けるのか、解体するのか、安全な場所に引っ越すべきなのか、行政との問答など様々な葛藤が渦巻いています。更には再燃した上流域のダム建設の議論が、住民たちの思いを分断し始めており、混沌としております。
私たちの小さな城下町が活気を取り戻す復興はずいぶん先のことになるようです。
そのような状況ではありますが、私ども熊本県福祉作業所連絡協議会の加盟事業所の中で甚大な被害(一階部分が全て汚泥の水没、備品全て廃棄、大規模な建物修理が必要)を受けた「白いキャンバス」は現在、付近の私有地にプレハブを建て、たくましく事業再開をされています。
同時に建物の復旧工事中であり、遅くとも来年には元の建物での事業再開ができる見込みです。
コロナ禍の中、私ども熊福連の活動も停滞気味で非常に悩ましいところではございますが、まずは今回のご支援を励みに、被害地域の障がい福祉が滞ってしまうことのないよう、尽力してまいります。誠に有難うございました。
謹白
熊本県福祉作業所連絡協議会
会長 遠山竜太
アート工房クレヨンの森(就労継続支援事業所(B型))
熊本県球磨郡錦町一武2196-2
TEAM3 様からの
被災地小規模障害者施設支援金 200,000円
使用用途
1、人吉市 白いキャンバス 190,000円
建物復旧工事及び備品等の購入など、復旧資金として
2、玉名市 若葉作業所 10,000円
草刈払機水没による備品の購入費の補填として
以上、熊本県福祉作業所連絡協議会にて2回の被害状況調査の結果に基づき、会長、副会長で協議した結果分配を決定いたしました。