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計画相談の妙[2016年02月17日(Wed)]
昨日グループホーム入居者の計画相談にかかるサービス担当者会議に出席しました。参加者は日中活動事業所、社会福祉協議会、当センターと相談支援専門員です。

会議は各機関からの現状報告で始まりました。日中活動に通い始めて1年。入所当初は環境の変化もあって、不安定になることもありましたが、最近はとみに落ちついた様子であるとのこと。人に感謝の気持ちが伝えられるとか、人を気遣う様子が見られるということを、具体の事例をもって報告されました。本人の良いところを捉えようとする視点に

また社会福祉協議会からは、日常生活自立支援事業の利用にかかる、経済状況についての報告がありました。金銭面は大きく逼迫した状況でもなく、現在の生活を維持して行くことに問題は無さそうでした。一安心です。

当センターからは医療面を中心にグループホームでの生活状況をお伝えしました。身体状況から病院を受診することが多く、機関同士が共有するべき情報として話し合いました。

それぞれの機関からの本人にまつわる情報について、相談支援専門員はその全てを把握していました。普段から機関とのやりとりをしっかりと行っている様子がうかがえます。

サービス等利用計画には、以前通っていたサービス事業所の職員さんと定期的に会いたいというニーズがあげられ、月に2回は相談支援専門員が付き添い以前の事業所を訪ねているとの報告がありました。曰く本人との関係性は至極良好であり、本人も信頼を寄せているところです。

本人のニーズを見つめ、現状を把握し、課題解決のための方策としてアイデアとマネジメント力を発揮し、本人を中心に応援団の連携を高めて行く。そんな相談支援が地域に欲しかった!障害者ケアマネジメントに基づいた、質にこだわる相談支援がさらに広がることを願いながら。
【tani】
いろいろ悩ましい…[2014年12月19日(Fri)]
来年4月から、サービス利用の支給決定を受ける際に国は、そのすべての障害がある人にサービス等利用計画を作成するよう決めています。

時は12月。4月の期限まであと3ヶ月あまりです。
とはいえ、全国的に大多数の対象者の利用計画作成は進んでいません。さらに利用計画を作成してもらえる指定特定相談事業所が不足しているという地域たくさんあります。そんな中、各市町村が実施し始めているものが「セルフプラン」です。

このセルフプラン、「どんなサービスを受けたいか」「そのサービスをどのくらい使いたいか」といったニーズを自ら計画するもので、この仕組みの肝である「サービス調整」も自らが行うといった理屈になります。

当事者の生活全体を把握し、サービス提供による本人の生活レベルの向上などを確認しながら、関わる各事業者のサービス提供を調整していくこと。当然障害当事者がそこまでできるよしもなく、ご家族も同様です。曰く「セルフプラン」という手法は、仕方なしという感が否めません。
だから、4月以降セルフプランにて支給決定を受けた当事者は、次回のサービス更新までにサービス等利用計画を相談支援事業所に作成してもらってくださいとされています。

堺市では、4月1日からサービス等尾利用計画が必要であるとは言いながら、4月までに支給決定を迎えた当事者に対しても更新申請書とともに、利用計画作成の案内を送っています。その中にはセルフプランの作成については、「利用者自身、家族、後見人、支援者(サービス提供事業所の職員)」に書いていただくことができるとあります。

ん!?サービス提供事業所の職員?
堺市からは、「障害福祉サービス事業所管理者」あてに通知文が届きました。「ご支援ご協力をお願いします」と。
利用者の困りごとを見過ごすつもりはありませんが、行政の対応の遅れを事業者が本来業務外で引き受けることについては疑問符が残ります。

「通知文書を送付しました。」いえいえ、事業所へきちんと説明をする必要がありますよね。
【tani】
迷いつつ[2014年06月08日(Sun)]
彼は病魔に侵されました。
余命いくばくもないとのこと。
今は病床にいます。

彼は一人暮らしです。
だからヘルパーを使い、相談支援を利用しています。
だけど一人の生活を謳歌しているようにうかがえます。

彼は耳が悪く、知的な障害も少しあります。
だからコミュニケーションがはかどりません。
だけど存在感があって魅力的な人です。

彼は以前から身体が強くありません。
だから時には大きく体調を崩します。
だけどすぐに良くなりまた元気な笑顔を見せてくれました。

彼は病魔に侵されました。
余命いくばくもないとのこと。
今は病床にいます。

彼は病気のことや余命のことは知りません。
だから伝えなければなりません。
だけど伝えるのは辛いことです。

彼はそのことを理解してくれるのだろうか。
だから伝わらない時のことも考える必要があります。
だけどその時にはどうすればいいんでしょうか。

彼は余命をどのように生きたいと思っているんだろうか…
だから迷います。
だけど少しでも長く生きたいと思っているんではないだろうか。

私たちにできることは、いつものように彼の願いを叶える日常。
そしてたくさんの笑顔を届けてあげること。
その一つ一つが彼の生きてきた証になると信じて。
【tani】
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