手話の出来るおばさんのいるガソリンスタンド [2010年03月31日(Wed)]
毎日文化センターの手話講座も3月は一区切りの月です。 この講座の受講者は何年も通っている人が多く、「3月で終了」でなく「一区切り」です。 今日はこの1年の感想など話して(手話で)もらいました。 その中でとっても嬉しい話がありました。 Gさんはもう数年通ってくれているのですが、手話通訳を目指しているのでなく、覚えた手話をお孫さんに教えたり・・・で楽しんで通ってくださっています。 彼女の家はガソリンスタンドを経営。彼女もそこで手伝っています。 そこへ聞こえない人が来て、手話で応対しているということは、以前から聞いていましたが、聞こえない人の間で「あそこのGSには手話の出来るおばさんがいる」ということが広まり、 今は沢山のろう者のお客さんがきてくれるようになって、周りは不況という言葉が飛び交っているのに、お客さんが増えて・・・というお話でした。 ろう者にとっては少し遠くてもコミュニケーションができるところの方が安心できるのです。 そしてこのような情報はろう者間で速く広まるのです。 GSで必要な言葉は限られているので、身振りも交えて充分応対できますとのこと。 こんなお話は嬉しいですね。 毎日文化センターの手話講座は4月から内容が新しくなります。 ろう者に対する手話はもちろんですが、中途失聴者のためのシニアサインも取り入れていきます。 何しろ私も含めて受講者がこれからなるかもしれないのは中途失聴ですから。 講座名も「手話でコミュニケーション」です。 |
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ユニバーサルサイン
at 08:46