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日経新聞に掲載されたシニアサイン [2007年08月31日(Fri)]

メモ日経新聞(8/25 夕刊)より『耳が遠くなった高齢者」との円滑なコミュニケーシンを手助けする”会話法”を広めようという取り組みを、名古屋市の手話通訳者が今夏からスタートさせた。身振りと簡単な手話で体調や感情を伝達できる「シニアサイン」を考案。介護関係者などの間では「覚えやすい」「意思疎通がうまくいく」などど好評で普及を目指している。
・・・・
耳は聞こえるが声でのコミュニケーションが難しい失語症や認知症の人でも、サインでなら気持ちを表現できるケースもあるという。
「意思疎通がうまくいかないとコミュニケーション意欲が失われていく。いつまでも対話を楽しむ手段として活用してほしい。」近藤さんはこう強調する。』日経新聞シニアサイン
Posted by ユニバーサルサイン at 23:07
内耳の再生可能で難聴者は無くなる? [2007年08月30日(Thu)]
音量 耳の聞こえない障害の原因はいろいろあります。
内耳の障害(感音性難聴)ですと補聴器はあまり役立たないといわれています。(人工内耳はあります)
内耳の中の有毛細胞が死んでしまうと二度と再生されないからです。

「再生医療の実現化プロジェクト」の内耳再生推進委員会というところで内耳の有毛細胞を再生する実験がおこなわれているという報告を読みました。ラットの実験ではその効果を確認されているらしいのです。

高齢になるとこの有毛細胞が死んでいくための老人性難聴になるのですが、将来これを阻止出来るのでしょうか。

でもとりあえず私の年齢では間にあいそうにもないので、シニアサインでいつまでもコミュニケーションできるようにしておきます。

Posted by ユニバーサルサイン at 08:10
近所の耳の聞こえない子のためにシニアサイン [2007年08月29日(Wed)]
クローバー シニアサイン講座は随時受け付けています。

先日問い合わせがありました。
「近所に耳が聞こえない3歳のお子さんが引っ越してきたので、その子と話すためにシニアサインを覚えたい」
私のサインはベビーサインもシニアサインも日本の手話をもとにしてありますから、シニアサインを学んで、可愛いお子さんともお話できます。

今、私が接している聞こえない人たちは、家族の中でその人だけが聞こえない場合は、ほぼ全員、家族でさえ手話ができず、家庭の中でひとりぼっちの気持ちで育った人たちです。

今「近所の子どものために・・・」という言葉をきいて、手話を広めることを目的の一つとして活動してきた私は本当に感激しました。

とても嬉しく、暖かい気持ちに感謝ハート

Posted by ユニバーサルサイン at 08:14
日経新聞にシニアサイン掲載 [2007年08月27日(Mon)]
クローバー日経新聞の25日夕刊の社会面に大きく紹介されました。
「耳の遠い高齢者 これで安心?
  心通わす‘シニアサイン’
   体調、簡単に表現     」

取材は7月初めのNHKと一緒でしたので、もう没になったのだろうと思っていました。
「選挙がはいるが、遅くとも8月上旬には掲載」と聞いていました。
(またここでも読めるようにします。)

それだけいろいろな事件が起こってきたということですね。
選挙、災害、飛行機事故・・・そしてこの日サイトで知り合った3人が「だれでもいい」と女性をお金のために殺人。(同じ区内です)

心を育てること、心を通わすことをもう一度考え直さなくては・・・。

Posted by ユニバーサルサイン at 18:51
ユニバーサルサイン [2007年08月23日(Thu)]
赤ちゃん 聞こえないおじいちゃんと孫を結ぶベビーサイン   
3年前のこと:『ある会議の手話通訳に行きました。通訳が終わって、耳の不自由なおじいさんが、私のところに私の本を持って来てくれました。この方は以前から私は知っている人で、ベビーサインの本を自費出版し、新聞に大きく取り上げられた時、買ってくださいました。FAXで申し込まれたので、どのように使うためか分らず、一度お聞きしたいと思ってはいました。
自分が聞こえないため、孫ができても話すことは出来ないと諦めていたそうです。でもベビーサインを知り、「娘がベビーサインで子育てをしてくれ、自分の手話と同じなので、話すことができ、とても嬉しい」といってくださいました。同じような人二人にもプレゼントして喜ばれたとのこと。昨日会った聞こえないご夫婦も、「孫と話せるとは思っていなかったので、本を買ってくる」と言ってくれました。
こんな家族に使ってもらえるのは、とても嬉しいことです。
幸せな気分で通訳から帰ってきました』


笑顔 現在、ベビーサインで育ったにいなちゃん(4歳)は、散歩で、おばあちゃんのお友達(聴覚障害者)に会うと、サインでコミュニケーションするという。おばあちゃんは、にいなちゃんと友達がサインでお互いが言いたいことを伝えているのを見て、とっても幸せな気持ちになる。

まる 外国のお友達には日本語は通じないとわかったAちゃん(2歳)は、発語してからはもう使わなくなってうたBabyサインをして、コミュニケーションをとった。

笑い 日本手話を簡単にしたシニアサインは、介護の場での認知症の人たちとのコミュニケーション、耳が遠くなったおじいさん、おばあさんとの家族間の会話にも、有効で大変喜ばれている。
心のケアになるシニアサインは、実際に介護の現場にいる方たちにとっては、待ち望んでおられたユニバーサルサインです。

Babyサインもシニアサインも、日本手話を簡単にしたものです。ですから、手話を使っていらっしゃる方には、理解できます。Babyサインとシニアサインが普及すれば、たくさんの方がサインを使ってコミュニケーションができる聴覚障害者の方にとってやさしい社会になることと思います。




Posted by ユニバーサルサイン at 08:38
字幕放送 [2007年08月22日(Wed)]
笑顔シニアサイン講座5回目。
会場は暑〜い名古屋。37度を越えている。
毎回一人一人どんな場面でシニアサインを使っているのかお聞きしています。
アウト
ある男性は奥様のために受講されています。
奥様は20年前脳腫瘍の手術のため、片方の耳が聞こえなくなり、今は高齢のために残ったほうも聞こえなくなって、家庭の中でのコミュニケーションは簡単な身振りとほとんど筆談。でも筆談は時間がかかり、お互いがイライラしてしまうとのことで、シニアサインを覚えて奥様との会話に使いたいと熱心に受講されています。
少し話していて、テレビテレビの字幕放送を見るためのアダプターの存在をご存知ないことが分り、身体障害者手帳を申請していないので、福祉施策の輪に入っていないよう。
(福祉が必要な人に届いていない一例ですね。)
今NHKの総合テレビの43%に字幕がついています。でもそれを見るにはアダプターが必要なのです。
きっと奥様の生活はシニアサインや字幕放送で以前よりは楽しい毎日になることでしょう。

「アナログ放送では、アダプターが必要でしたが、現在主流になりつつあるデジタル放送用のチューナーの多くが字幕放送表示機能を標準搭載しています。
ごく一部の極端に廉価にするために機能を省いたものを除き、普通に家電店に売っているテレビに内臓されているチューナー、別売のデジタルチューナーともにこの機能があると思います。

地上アナログ放送は2011年7月で終了してしまいますので、アナログ用の字幕放送もそこで終了になり、現在のアダプターは使えなくなると思います。
地デジを見れるテレビを持っている、または買い替えを考えているなら、テレビやチューナーに字幕機能が付いているかを確認して、こちらで字幕放送を楽しむ方が、長い間楽しめると思います。」

この機器が聴覚障害者の「日常生活用具」の対象になっているのか否かは、お住まいの福祉課などでお聞き下さい。(地域で異なります)


Posted by ユニバーサルサイン at 08:25
聴覚障害のおばあさんとの会話 [2007年08月20日(Mon)]
赤ちゃん「ベビーサイン」(毎日新聞社)の本のモデルになったにいなちゃんは、4歳。お母さんはアメリカの大学で手話を勉強したことがある。日本手話からとったグーとパーだけのBabyサインを、介護士であるお父さんも覚え、おばあちゃん、おじいちゃんも覚えて、一家でにいなちゃんとサインでコミュニケーションを楽しんだ。
話せるようになってからはサインは示さなくなった。でも散歩で、おばあちゃんのお友達(聴覚障害者)に会うと、サインでコミュニケーションするという。
おばあちゃんは、にいなちゃんと友達がサインでお互いが言いたいことを伝えているのを見て、とっても幸せな気持ちになる。
この話を聞いた人も、こころがふんわりあたたかくなる。



Posted by ユニバーサルサイン at 23:18
コミュニケーション [2007年08月18日(Sat)]

テレビNHKでこんなタイトルのレポートがあった。
少年院で教育を受け、社会に戻っても1/4がまた犯罪を犯してしまうとのこと。
その原因のひとつが対話力の不足。少年院での教育の中に人との会話をとりいれたという内容でした。
そしてアイコンタクトと表情をつける、読み取ることの大切さを話されていました。

少年院の中だけでなく、日本語力の劣る人が増えていることは実感しています。
先日手話講座でたまたま「聞こえない人たちの言語力」について受講者と話していたとき、「今の世の中、聴者も同じで言語力が充分でない人が増えている」という結論になりました。

テレビでは最後に子ども同士、若者同士の対話だけでなく、大人との対話の場を多く持つべきというコメントがありました。
いろいろな年齢、職業の人と対話してきた人には、若くても言語力は豊富な人が多いのは確かですね。

Posted by ユニバーサルサイン at 08:42
ユニバーサルサイン [2007年08月15日(Wed)]
笑い CANPANでブログを利用させていただいて、38日目、 注目ブログになってびっくり。ありがたいことです。アクセスがとびきり多いというわけではありませんが、着実にアップしています。
赤ちゃんからお年寄りまでのユニバーサルサインとして、ベビーサインとシニアサインが普及し、障害をもたれた方や認知症の方たちにも、役立つコミュニケーション ツールになることを願っています。


Posted by ユニバーサルサイン at 10:29
シニアサイン [2007年08月09日(Thu)]
クローバー
「シニアサイン」という言葉を聞いたことはないでしょうが、OK「手話」は見たことがある、少し知っている、カリキュラムに入っていて学んだことがある人は、家介護の場には多いのではないでしょうか。
しかし現場で使っている人はまだまだ少ないのが現状でしょう。
やはりアウト「手話」と聞くと「難しい」がついてきます。
この「難しい」というイメージをなくしたく、まる身振り(ジェスチャー)と簡単な手話で会話する方法を「シニアサイン」と名づけました。

聴力が低下して聞きづらくなっているお年寄りに何度も聞き返されたり、あるいは聞こえたふりをしてしまわれ、伝えたことが伝わっていず、いらいらしてしまいます。しかしこれは相手のお年寄りも同じ気持ちのはずです。
そしてお互いに表情がきつくなってしまいます。
そんな時、身振りやサインが付くと笑顔目で言葉を確認できて、大声で何度も繰り返す必要はなくなります。

また聴力が低下していると声の調子で相手の気持ちを察しにくくなっていますが、サインは目で見る言葉ですから、顔を見ながら話しますので、表情からお互いの感情を読み取ることができますし、視野が狭くなっているお年寄りに正面から話しかけることは大切なことです。

言葉と同時に身振りをつけることで多くの情報を伝えることはできますが、これだけで気持ちや感覚を読み取るには限界があります。そこで介護する側、される側の共通のサインとして日本の手話を採りいれました。

身振りと簡単な手話を使うシニアサインを身につけたお年寄りは、自分の気持ちを訴えることができ、心の安定が得られます。
失語症や認知症の人の中にも、言葉では話せなくてもサインでなら気持ちを伝えることができる人もいます。
また目を合わせて話すことにより、介護者からの「あなたのことをわかりたい」という気持ちや親密さを伝えることができます。

だれでも、コミュニケーション豊かな環境にいつまでもいたいものです。
シニアサインが家庭であれ、施設であれ、介護の質を高める一助となればと願っております。クローバー



子どもであれ大人であれ、音声言語が使えない、使いづらい人に視覚言語を使ってみては?という提案です。もちろん手話通訳者としては、両方とも日本の手話の裾野を広げることも目的の一つです。
2007年1月から「高齢者の豊かなコミュニケーション〜シニアサイン」というタイトルで日総研から出ている「老年看護」「高齢者けあ」「訪問介護サービス」の3誌に連載中です。
この本は社会福祉士、看護士、ヘルパーの方などの専門誌ですので書店で購入はできません。(日総研から購入できます。)

上記は、その最初の号の文章です。

Posted by ユニバーサルサイン at 17:33
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