卒業生を励ます会 [2011年02月10日(Thu)]
きょう、区全体の特支校、特支級の「卒業生を励ます会」がありました。
前半は、いろんな方々の祝辞などが複数続き、 わが息子にとっては、限界が・・・ 毎回思うのですが、この祝辞とか、やめても良いんじゃないかなって思ったりしてしまいます。子どもたちが理解できる方法がとられていない以上、あんまり意味がないって言うか・・・ ただ我慢させてしまっているようで・・・もう少し配慮があってもいいのかなと思います。 結局、何人もにも続く祝辞に耐えられず、先生と一緒に少し席をはずしていました。 会場に戻ってくると・・・ 「それでは、各学校卒業生代表に一言ずつ今後の抱負を・・・代表は前へ・・・」 どうやら息子も代表だったらしく、気持ちを立て直して戻った矢先にいきなり人前にたたされ・・・ あぁぁぁ〜どうなるのかなぁ〜と思っていたら・・・ だんだん自分の番が回ってきて・・・ とうとう、耐え切れず、大泣き それでもマイクを向けられ・・・マイク越しに大泣き 散々なき続け・・・とうとう最後にミクロの力を振り絞ったのか マイクを通しても聞こえづらいほどの小さな声で「がんばります」 会場からは大拍手が・・・ あぁぁぁ〜だいじょうぶかぁ???? 言い終わった後には・・・会場の後ろで立って見ていた私の元に 走りよって、抱きついて大泣き。 よく耐えて頑張ったと思います。 しかし、これもどうなんでしょう?必要なことなのかしら?ってちょっと思ってしまいます。 形式上、こういうのがあった方が「会」としてはなりたつのでしょうが・・・ 「がんばります」といったものの、頑張りたかぁないのは、火を見るより明らかで・・・ その後、会は一転して、お楽しみムード 一機に生徒たちのモチベーションもお祭りモード。 司会者が「じゃぁ〜今から卒業生さんへのインタビュー」 お話したい人は手を挙げて〜などといわれ、 ふと見てみると、わが息子が手を上げているではないか! そして、当てられ、インタビュー。 「お名前と学校での一番の思い出を聞かせてください。」 「○○○○です。」 一番の思いでは・・・ 「学校で、本を読んだりしたことです」 笑いを取れとは言わんけど・・・なんちゅう地味で、且つ模範的な回答なのか・・・ しかも、ものすごく明るく、しっかり、はっきりと答えているではないか・・・・ だったら、さっきの代表の言葉のとき、シャキッとせぇ〜っちゅうの 何事にも、本人の意思とモチベーションが大切なのだと 息子を見ながら実感した次第です。 何はともあれ、来月は小学校卒業です。 楽しく中学にあがれますように もうすぐ、卒業。6年間本当に色々あったけど、健康で明るくここまでこれたことに感謝しようね。先はもっと長いゾウ〜 |