
夏休み!幼稚園親子で初めてクッキング[2012年07月31日(Tue)]
メインははじめて包丁を持つ子ども、親へ
どういう注意をうながしていけば怪我がなくこなせるか?
ということを重点に開催しています。
「今まで食べたことのなかったきゅうりを食べることができました」
などのコメントをいただきました。
ちょっとした体験でも自分もしっかり準備に関わっているんだ。
自分も参加して立派に1品作成できた。
という達成感が子ども達からみなぎっていて、
おぼつかない手付きでドキドキした前半から15分くらいたつと、
みんな立派にこなしている姿が見られました。子どもの秘めた可能性に惚れ惚れします。
これからまだまだたくさんできることがあり、発見があり、
楽しく感じてもっと知りたい、もっとやりたい、聞きたい、
この気持ちにさせることが勉強教育のベースだなと感じます。
「わかりやすくためになることばかりで、私も少しでも頑張れることを
大事な子供の幼少期にやってあげたい」
「やることに追われて過ごしがちなので、少し考えることができてよかった」
「もう少しゆとりを持って子育てしたいと考えさられました」
などなどほぼ全員の方からコメントをいただきました。
子どもたちの保育も飽きてしまうのでほんの15分〜20分の講話なのですが、
毎回この親だけのちょっとした時間が大切なのではと主催者からも感じる時間です。
さて、親が徳永講師の話に頷いていた頃、子ども達はというと、
「野菜のパーティーおおさわぎ」という復習にはちょうどよい
絵本の読み聞かせをしてもらったり、食べ物パズルで遊んだりしていた時・・・
どこからか、やってきてしまいました!!
大人がみればアイメイクをちょっと黒くハデにしたくらいなのですが、
小さな子どもにとっては本物がきたと思うようで、
さっと顔色が変わり母親のもとへ逃げる3歳。
涙が出てきてしまった女の子・・・・
でも5・6歳になるとバイキンマンとおしゃべりもできるようで、
トマトを食べた。きょうりを切った。
などと野菜を次々と言えて、バイキンマンからのクイズにも見事制覇、
野菜パワーで逃げるバイキンマン。
その頃には逃げた3歳児は戻ってきて、「えいっ」とやっつける。
見事な子どもたちのチームワークと野菜パワーでバイキンマンをやっつけた。
と大変盛り上がりました。
この夏の体験が来年、再来年、10年後の何かのきっかけになればうれしいです。
食育の成果は明日にでないかもしれない。
でも信じて続けていれば必ず子どもには伝わります。
子どものこれからの可能性を信じて、豊かな食文化を育んでいただきたいと切に願います。
森野