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低炭素社会に踏み出せるか [2008年06月01日(Sun)]
今日のNHKスペシャルの特集が、温暖化や環境問題への国としての日本の取り組みということで、とても興味深いものでした。
NHKスペシャル
「低炭素社会に踏み出せるか〜問われる日本の進路〜」

固定価格買取制度や環境税を導入し、CO2を削減し、同時に経済を成長させているドイツを詳しく紹介してました。

中でヘルムート・ヴァイトナーが出てきたのが個人的にはツボで、学部生のころに彼の著書を読んでましたが(成功した環境政策―エコロジー的成長の条件)、日本の石油ショック当時からの経験から学んだと言っていましたね。

省エネ技術を海外に売るといいますが、それも常に技術革新を続けていればこそ。
今のように日本自身の状況が変わらないままでは、よしんば今アドバンテージがあるとしても、それは急速に失われてしまいますよね。
番組中で、日立が中国の営業先ですでに独シーメンスに先を越され、省エネ技術を持っているのは御社だけではない、と言われています。あたかも日本だけに省エネ技術があるようによくマスコミの論調ではみますが、日本はすでにone of them になっているようです。
省エネ技術の高さを理由として、やみくもに新たな対策や自分たちの負担を拒否しているようでは、
政治もふくめてすべてが変わっていかなければと番組を見つつ改めて思いました。
排出権取引フィーバー? [2008年03月11日(Tue)]
首相官房、経産省、環境省と次々に温暖化関連の検討会が開かれています。
メディアは排出権取引に焦点を絞って、しれが取り上げられるかどうかばかり報道してます。
これまで産業界が強く反発していたのが、導入もやむなし、という態度に変わっているのも注目されて。排出権取引の議論が日本で前に進むようになったのは、かなり画期的だと思いますが、それだけで温暖化が解決するわけでは当然なく、炭素税や自然エネルギーの普及など、その他の導入されるべき政策とミックスされて考えられるべき。しかもそれだけじゃ十分じゃなくて。
社会全体の思想や行動原理すべてがサステイナブルなものになっていかないといけないのに、センセーショナルなニュースばかりが優先されているような気がします。

ちょうどさっき、池田信夫さんのブログでちょうど考えていた切り口の記事を発見。

環境問題を「温暖化ガス」に矮小化し、それを排出権という排除の権利に置き換えて取引する制度は、著者のいう自然を歓待して共存する「ディープ・エコロジー」の対極にある。そろそろ排除を強める一方の制度を見直し、他者を歓待して情報を共有する原理を考える必要があるのではないか。

まさにその通り。本の紹介なのですが、「歓待(もてなし)」と「排除」の視点というのが良いです。利己や効率から離れたところに、地球と向き合う鍵があるのかもしれないと感じる。集団を支える「無駄」や「犠牲」「祭礼」などもあわせて考察したいポイントだなぁ。

人類学や社会学の視点から環境問題に投げかけられることって、今見えてる以上に大きい気がする。

「歓待」の精神史(池田信夫ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b2f69e0b6ae95f8555511bb16b81e471


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■首相官房
「地球温暖化問題に関する懇談会」 3/5第一回会合の議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai01/01gijisidai.html

■環境省
読売:排出量取引制度の設計、環境省が着手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000061-yom-soci

■経産省、産業技術環境局長の研究会
時事通信:地球温暖化対策の研究会初会合=経産省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000002-jijp-bus_all.view-000
環境に投票を [2008年03月04日(Tue)]

先日、環境コンサルタントのアメリカ人と立ち話をして、
「アメリカの大統領選挙で、ヒラリー、オバマ、マケインの誰がグリーン(環境派)なの?誰が当選するのがアメリカと世界の持続可能性にとってより良いのかな?」という質問をぶつけてみました。
すると、「誰でも変わりないよ。no difference.」という答え。
どの候補も確かに目立って環境政策を押し出している感じはない。
ただ、「ブッシュよりはマシになることは間違いない。」とも言ってました。

環境問題は経済や福祉、戦争・安全保障などのトピックに比べて、選挙の争点になりにくい。
もちろん(現状では)お金にならないですし。

パタゴニアというアウトドア用品のメーカーありますよね。
環境への取組みに関して、非常に素晴らしい会社ですが、
今回のアメリカ大統領選で「環境のための投票行動」を呼びかけています。

パタゴニア「環境に投票を」
http://www.patagonia.com/jpn/patagonia.go?assetid=15698#

企業がこういった呼びかけを行うというのはすごい。


持続可能な社会を作るためには、政治を変えていくことはすごく重要です。
日本でも選挙で環境を争点に。

現状では、日本の各政党ともに"No Difference"ですが、先んじてやれば
政党や政治家にとっても大きなメリットになると思うんですが。

グリーン電力証書に激動の予感 [2008年02月03日(Sun)]
グリーン電力証書というものがあります。
誰でも自然エネルギーから発電された電力を使うことができる仕組みで、
現在、日本でも広まっています。
私もグリーン電力を広げていくべく仕事のなかでも頑張ってます。

数年前に始まり、日本でも徐々に広がってきたのですが、ついに来年度からは
国の法制度の枠組みの中に組込まれそうな状況です。
そうなれば、いっきに拡大するでしょう。今後、動向に要注目です。


ニュース記事
太陽光発電普及、行程表作成へ・経産省調査会


グリーン電力証書
ENERGYGREEN



グリーン電力証書システム
「グリーン電力証書システム」は、一般の電力会社から購入した電力分に「環境価値」を上乗せした金額を支払うことで、購入者には証書が発行され、自然エネルギー発電者に「環境価値」分の代金が支払われる仕組み。これにより、通常の電力を使いながら、自然エネルギー発電の普及に貢献できる。
世界のストリートチルドレンから〜green gallery [2008年01月20日(Sun)]
green TV って知ってますか?

環境についてのいろんなニュース映像を見ることができておすすめ。

その中でさっき見た記事。


05:54世界のストリートチルドレンから〜green gallery
from green.tv japan





http://www.japangreen.tv/mv/?cat=ch4&fn=24

世界には1億人ものストリートチルドレンがいる。
2億5千万人もの子供達が児童労働をしている。

自分もインドや他の途上国でそういった状況を目の当たりにしました。

日本にいる自分には直接何かはできないけれど、
問題解決に取り組むNGOを応援したりくらいはできると思います。

温暖化が進めば、気候の変化で、干ばつや水害など農業や生活に大きな影響がでます。
そうなれば世界の子供達は更に苦しい状況に陥ることになる。
日本で温暖化防止のために活動/事業していくことも、少しでもそれを防ぐことにつながるんだ。
そういう気持ちも持って仕事と生活をしていきたいなぁ、と改めて。

green TVおすすめですよ!
1/17 NHKクローズアップ現代で放送 [2008年01月14日(Mon)]
こんにちわ。

三連休も終わってしまいます。どうしても連休だと半日は
布団でごろごろしてしまいます。
もっと運動しなくては!

さてさて、お知らせです。
なんと1月17日(木)NHKのクローズアップ現代で私たちのプロジェクトが取り上げられます!
意義のあるものとしてとらえられてるんだなあと、かなりうれしいです。


以下、お知らせ----------------------------------------------------

飯田市での太陽光発電事業及び、おひさまファンドのこれまでの経緯などを
NHKの番組「クローズアップ現代」が取上げ、
下記の予定で放送することが決定しました。

発電事業や環境教育の様子など、ファンド自体以外の部分も放送される予定です。
ぜひご視聴ください!


==============================記===============================

■放送番組 NHK総合「クローズアップ現代」
■放送日  1月17日(木)
■放送時間 午後7:30〜

サブ仮題 「“あなたのお金”が社会を変える 〜広がる市民出資〜」

■内容
   

 福祉や環境などの市民活動を行うNPOは今、全国でおよそ3万。
しかし、資産がないNPOは金融機関からお金を借りるのが難しく、 活動資金
の確保は容易でない。今、そうしたNPOに低利で融資する 「NPOバンク」
が全国に広がり、自分のお金を出資する市民が増えている。
東京のあるNPOバンクでは、約500人から1億5000万円の出資があり、
40を超える市民活動を支えている。

さらに、2%程の「配当」がつく「市民ファンド」には億単位のお金が市民から
集まり、 太陽光発電など大規模な事業が可能となっている。
 飯田市で、二酸化炭素を出さない太陽光発電の普及を進める活動を行う 「お
ひさま進歩」は「市民ファンド」の手法で、2億円を超える資金を集め、 市内
の公民館や保育園など50カ所以上の施設に太陽光発電の設備を取り付けた。
さらに活動を通して、出資者や市民の環境保全への意識を高めるまで効果が 広
がっている。去年からは、北海道や岡山の組織と連携し、全国規模で 自然エネ
ルギーを普及させる事業総額9億円の新たなファンドも立ち上げた。

これまでの金融の枠組みではできなかった役割を担い始めた「市民出資」。 出
資する人々の思いと新たなお金の流れが社会に及ぼす可能性を探る。・・・
リンゴ畑は長野や青森から北海道へと移る [2008年01月12日(Sat)]
「寒い日が続きますが・・・」

この書き出しでメールや手紙を書くことが、今年はほとんどありません。
暖かいかららしいですが、天候が崩れても雪にはならず、雨。
またしても今年は暖かい冬です。

そんな中で気になるニュース記事があったのでブログに残しておこうかと。

(記事)<生きもの異変 温暖化の足音>1年に5キロ迫る亜熱帯


果樹は栽培に適した気温の幅が 狭いので温暖化の影響を受けやすい。

 現在、関東以西の太平洋岸にあるウンシュウミカンの産地が2060年代に
は日本海側などに移る見通しだ。リンゴ畑は長野や青森から北海道へと移る。



 この記事によると「日本の気候帯は1年に約5キロの速度で北に向かって移動している」そうです。
 私の住んでいる飯田市は、りんご栽培の南限と言われていて、りんごも
地域の特産品(これが美味い)だけど、この記事のペースで言えば10年で50km北上し、
飯田ではりんごが栽培できなくなってしまいます。

 農家の方と話していると、天候不順や気温が変わっているせいで、
作物を育てたり加工するのが難しくなっているという話しをよく聞きます。
温暖化に一番敏感なのは農家さんじゃないかと感じます。

これが、暖かくなれば飯田でもみかんを作ればいい、とか
そういう簡単な話ではないですよね。
ひとつひとつの作物に難しさがあり、農家さんも大変な労力と思いで
作られてますし、日本全体で見ても気候が変われば農業、食料生産が
難しくなるんじゃないでしょうか。


同じ記事の中に、珊瑚についての記述もありました。


地球温暖化が今のペースで進むと、日本周辺を含め、現在サンゴ礁が存在す る海の98%が2050年ごろにはサンゴが生育できない海になり、今世紀末 にはほとんどのサンゴ礁が消失する可能性が高い



サンゴはすごくイメージ度が強くて、たくさんの人が気になるトピックだけど
(シロクマや沈む南国の島みたいに)
これが2050年にはなくなってしまうかも・・・

サンゴがなくなればそこに住む魚や生態系もなくなります。
沖縄に行ったときにみたサンゴ礁と魚たち、すごいキレイだった。
これを失わせちゃいけん。

温暖化を止めていくためにもっと頑張っていかないと!
うーん仕事もそれ以外でできることも、気合い入れ直してやってこう。



とりあえず早起きから・・・(笑)