環境に投票を [2008年03月04日(Tue)]
先日、環境コンサルタントのアメリカ人と立ち話をして、 「アメリカの大統領選挙で、ヒラリー、オバマ、マケインの誰がグリーン(環境派)なの?誰が当選するのがアメリカと世界の持続可能性にとってより良いのかな?」という質問をぶつけてみました。 すると、「誰でも変わりないよ。no difference.」という答え。 どの候補も確かに目立って環境政策を押し出している感じはない。 ただ、「ブッシュよりはマシになることは間違いない。」とも言ってました。 環境問題は経済や福祉、戦争・安全保障などのトピックに比べて、選挙の争点になりにくい。 もちろん(現状では)お金にならないですし。 パタゴニアというアウトドア用品のメーカーありますよね。 環境への取組みに関して、非常に素晴らしい会社ですが、 今回のアメリカ大統領選で「環境のための投票行動」を呼びかけています。 パタゴニア「環境に投票を」 http://www.patagonia.com/jpn/patagonia.go?assetid=15698# 企業がこういった呼びかけを行うというのはすごい。 持続可能な社会を作るためには、政治を変えていくことはすごく重要です。 日本でも選挙で環境を争点に。 現状では、日本の各政党ともに"No Difference"ですが、先んじてやれば 政党や政治家にとっても大きなメリットになると思うんですが。 |