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リンゴ畑は長野や青森から北海道へと移る [2008年01月12日(Sat)]
「寒い日が続きますが・・・」

この書き出しでメールや手紙を書くことが、今年はほとんどありません。
暖かいかららしいですが、天候が崩れても雪にはならず、雨。
またしても今年は暖かい冬です。

そんな中で気になるニュース記事があったのでブログに残しておこうかと。

(記事)<生きもの異変 温暖化の足音>1年に5キロ迫る亜熱帯


果樹は栽培に適した気温の幅が 狭いので温暖化の影響を受けやすい。

 現在、関東以西の太平洋岸にあるウンシュウミカンの産地が2060年代に
は日本海側などに移る見通しだ。リンゴ畑は長野や青森から北海道へと移る。



 この記事によると「日本の気候帯は1年に約5キロの速度で北に向かって移動している」そうです。
 私の住んでいる飯田市は、りんご栽培の南限と言われていて、りんごも
地域の特産品(これが美味い)だけど、この記事のペースで言えば10年で50km北上し、
飯田ではりんごが栽培できなくなってしまいます。

 農家の方と話していると、天候不順や気温が変わっているせいで、
作物を育てたり加工するのが難しくなっているという話しをよく聞きます。
温暖化に一番敏感なのは農家さんじゃないかと感じます。

これが、暖かくなれば飯田でもみかんを作ればいい、とか
そういう簡単な話ではないですよね。
ひとつひとつの作物に難しさがあり、農家さんも大変な労力と思いで
作られてますし、日本全体で見ても気候が変われば農業、食料生産が
難しくなるんじゃないでしょうか。


同じ記事の中に、珊瑚についての記述もありました。


地球温暖化が今のペースで進むと、日本周辺を含め、現在サンゴ礁が存在す る海の98%が2050年ごろにはサンゴが生育できない海になり、今世紀末 にはほとんどのサンゴ礁が消失する可能性が高い



サンゴはすごくイメージ度が強くて、たくさんの人が気になるトピックだけど
(シロクマや沈む南国の島みたいに)
これが2050年にはなくなってしまうかも・・・

サンゴがなくなればそこに住む魚や生態系もなくなります。
沖縄に行ったときにみたサンゴ礁と魚たち、すごいキレイだった。
これを失わせちゃいけん。

温暖化を止めていくためにもっと頑張っていかないと!
うーん仕事もそれ以外でできることも、気合い入れ直してやってこう。



とりあえず早起きから・・・(笑)

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コメント
僕が住んでいるところの近くの福島県広野町では、「温州みかんが栽培できる北限の町」をウリにしています。でも、あと数年でそれも他の市町村に変わってしまうということになりますね。こうなると、温暖化問題がすごく身近に感じられてきます。

ローカルアジェンダ21に、こういう身近でインパクトのあるものを工夫して入れられたら、いいだろうなぁ。
Posted by: ita  at 2008年01月17日(Thu) 18:46