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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、駿豆、富士、静岡、志太榛原、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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しあわせのかたちは、人それぞれ[2020年10月29日(Thu)]
こんにちは。
三島拠点、西島です。
2017年にジョブコーチ養成研修を受講し、昨年の12月より活動をさせていただいております。

日々の活動の中では、対象者の方々が、仕事の中や生活の中でどのようなことを楽しみにして、または困ったりして暮らしているのか、何度か一緒に考えさせてもらうことがありました。
それは本当に様々な内容です。

先日、支援先の現場の方と最近の様子についてお話をさせてもらっているときのことでした。
先輩のジョブコーチから
「しあわせのかたちは、人それぞれです」ということばをききました。
私は、はっとしました。
対象者や事業所の「困っていること」を考える中で、いつの間にか自分の中だけでこうなったら良いのでは・・・やっぱりこうしたほうが・・・と感じてしまっていたのではなかったかなと振り返りました。
それから、今も考え続けています。

こんなことを思い出しました。
数年前に重度の障害をお持ちの女性とお話をさせてもらったときのことでした。
その日は息子の体調が朝からよくなく、女性との約束の時間に遅刻をしてしまいました。
私はお詫びと息子は仕方がないので学校を休ませたことをお伝えしました。

するとその方は、「親はどうしても、自分の通ってきた道を子どもにも最低限させたいと願っていると思います。けれど子どもはそんな風に思うかしら。私は子どものころから車いすの生活だったけれど、結婚をして娘を産みました。親は、そんなことは無理だと言ったけれど私はやってみたかったのよ。それが、私のしあわせだと思ったから。」
そのときのお話は子どもと向き合うときに今も頭に浮かんでくるのです。

自然の猛威や思わぬ社会の現象によりしあわせのかたちは多様化しています。
誰ひとり同じ顔の人がいないように、考え方や価値観、出来ることや出来ないこと、そしてしあわせのかたちもひとそれぞれなのだと思います。

就労の場においては、雇用主も働く側もお互いのしあわせを大切にできる関係のお手伝いを、ジョブコーチの活動のなかでも心掛けていきたいと思うのでしたかわいい
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