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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、駿豆、富士、静岡、志太榛原、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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「役割を考える」[2024年11月01日(Fri)]
仕事に悩んだ時には、誰かに相談する。そうできるのは、すでにわりと苦しんだ後ですが、自身を振り返ってみると、いつも初動はそうだったと思います。たとえば、エステやバー、思わぬ場所で心の傷みを漏らしたりもします。当たり障りのない愚痴をぽろりと。そして、家族や友人もまた、いつでも味方であり、良き方向へと促してくれる大切な支えでした。 打ち明ける相手は、会社とは外側の人たち、いつも頼りにするのは「仕事と関係のない人たち」が多かった気がします。

JCはどうでしょうか。JCの存在とは。支援先の方々から見て、関係者であり部外者である。職場にくる他人。気持ちの中で、そんな解釈ではどうでしょう。かつて仕事に悩んだ私自身が頼りにした外側の人たち。その人たちが自分の近く(職場)にやってくる。そんなイメージでしょうか。 対象者や企業担当者にとって、JCのこのあいまいな位置が、相談すべく他人との程よい距離感だと思うのです。はっきりとしているのは、味方であること。

JCは、障がいのある方、その方と共に働く方々、悩める皆さんのもとに駆けつけます。どちら寄りでもなく、どちらにも添う。その真ん中に立つ、皆のハッピーの味方ですねかわいい

私には、仕事で悩む人たちの力になりたい思いがあります。過去の自分を助けたいように。
働き方は生き方で、仕事がもたらす充実は人生の充実につながると思っています。仕事が苦しいと、生きるのが辛いです。
JC支援を通じて願うのは、働きづらさで悩む時、仲間のことで悩む時、少し誰かと共有すること、少し荷物を軽くすること。その人が傷み尽くす前に、そこに登場できる存在でありたいということです。

その人の人生に触れるそれはとても深刻で、とても尊いかかわりです。自身の誇りと原動力がそこにある気がします。そしてそうやって、活動を通して救われているのは自分の方だといつも感じていますぴかぴか(新しい)

静岡拠点 伊東彩乃
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