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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、駿豆、富士、静岡、志太榛原、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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ジョブコーチと民生委員[2022年09月06日(Tue)]
こんにちは、湖西拠点の友田です。
ジョブコーチ5年目となり、すっかり中堅ですと言いたいところですが、未だに、支援に入る時はとても緊張しています。
そして地元地域では、民生委員を引き受け3年目となりました。
コロナ禍で自粛が多い民生委員活動ですが、皆で工夫しながら地道な活動を行っております。

ジョブコーチ活動と民生委員活動は共通するところは多々あり、それぞれに学びや参考になる事があります。
今、私が身につけたいと思っていることは、傾聴技法です。
今年、民生委員研修でコミュニケーションの取り方として傾聴技法の講義を受けることができました。
その時に学んだ事をご紹介します。

傾聴とは、耳と目と心を使って熱心に聴くことです。
民生委員の場合、対象者は高齢者が多いです。
高齢者がイキイキと元気で暮らせなくなる原因には、加齢や疾病による体力の低下・仕事や家族の中の役割の喪失による孤独感が多い事があります。
話を聴く時は、対象者の人格を尊重して相手の気持ちになって聴くよう心がけることが大切です。

※訪問時の心得
・会話をする時はゆっくりと分かりやすい言葉で話す
・会話量は7:3、8:2で相手が主となるように気をつける
・興味半分で秘密などを聞き出そうとしない
・矢継ぎ早に質問しない
・同じ話でも受け止める
・こちらの価値観、先入観で相手を評価しない

※話の理解の仕方には診断的理解と共感的理解がある
・診断的理解は、自分の見方によって相手の言うことを判断してしまうことで、「もしわたしだったらこうします」とか「こうするべき」と発した時から聴き手が主役になってしまいます。
・共感的理解は相手の立場に立って理解することで、話し手の感情を理解してそれを投げかける事「あなたの思いはこうなんですね」「辛い思いをされたんですね」と、同意をするのではなく感情の反射です。あくまでも話し手が主役です。

感情を反射する事により、話し手が自分の感情を自覚しそれを受容して行く機会を持ってもらう、そしてお互いの信頼関係も作るかわいいかわいい
話すことで、心が軽くなり信頼関係ができてくる安心感からプラス思考になり、考えが整理され自分で答えを見出す事にもつながるひらめき

民生委員活動と同じくジョブコーチとしても、対象者や事業所の良いところを尊重し、真剣に向き合って聴くこと、多様な考えを受け止め話合い相談しあい、「働く」を支援していきたいと思いますぴかぴか(新しい)
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