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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、駿豆、富士、静岡、志太榛原、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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ジョブコーチになって[2020年12月24日(Thu)]
静岡拠点の大木弘之です。

どこからか、とあるランドセルのコマーシャルの歌が聞こえてきます。
「ピカピカの一年生ぴかぴか(新しい)
そうです。今年晴れてジョブコーチになったのです。
とは言っても、この世に生まれてから半世紀が過ぎ、メガネを外して本や資料を読む機会が増え、正真正銘のピカピカの一年生の娘といっしょに全速力で走ると、翌日には筋肉痛が待っているという、少々体がくたびれているピカピカの一年生です。

さて、これまでにいくつかの支援について関わらせていただいていますが、皆さん一生懸命働いています。本当に一生懸命です。
世の中に出て働き始めてうん十年たち、その経験からか手を抜くというズル賢い技を習得している私としては、一生懸命の姿を見てとても新鮮に感じます。その影響からか、どうやったらうまくかかわれるかな、こうやったらどうかと支援の前に思いを巡らせるようになり、いつのまにかこちらも一生懸命になってきました。

話は変わりますが、モチベーションを保つのは誰にとっても大変ですが、当然支援対象者にとっても大変です。モチベーションってなんだろう、ジョブコーチですから仕事に関連することが主になるのですが、なかなかいい答えが見つかりません。
人それぞれと言われてしまえばそれまでですが、あれがしたい、これが欲しい、こう思われたい、そうやっている自分が幸せというようなことを貪欲に考えるタイプの人はきっとモチベーションを高く保てるのではないでしょうか。

障害を抱える方々の中には余暇の過ごし方が苦手な人がいて、家でゴロゴロ過ごす、ゲームにはまるなど、「全か無かの法則」のような感じの場合もあります。
仕事を頑張って疲れたから家でゴロゴロ過ごす方はまだ良いと思いますが、家で何もすることがないから結果的に家でゴロゴロ過ごす方たちはどうでしょうか。
なんとなくモチベーションという概念が、その方から薄れていくような感じになるのではないでしょうか。仕事も休暇も区別が薄くなり、だんだんフラットな時間が流れていくようになるのではと思ってしまいます。
ジョブコーチが、あるいは社員さんがいつもついていれば声がけしてモチベーションが保てるのかもしれませんが、そうでない場合はどうするのでしょうか。
お客さんに「ありがとう」といわれた場合に「うれしい」と思えれば良いとも思います。掃除をしてごみがなくなって「気持ちいい」と思えればモチベーションを保つのに役立ちます。
でも、そうでない場合は・・・・
(あれや、これやという思考が続く)・・・

気がつくと、どこからか『ピッカピッカの、いっちねんせい』と歌が聞こえてきます。
 
そうでした。自分がピカピカの一年生だったのです。これまでの仕事人生で効率よく手を抜く技を習得したと自負していたのですが、「一年生」という言葉には簡単に負けてしまいました。
入社したてで一生懸命だった頃の自分に戻ってしまったようです。体は別にして。
体はともかく、心は若いつもりでジョブコーチ一年生を頑張っていきたいです。

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