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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、三島、富士、静岡、藤枝、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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静岡県ジョブコーチ養成研修2022[2022年05月09日(Mon)]
こんにちは。
今年度のジョブコーチ養成研修についてお知らせいたします。

〜静岡県ジョブコーチ養成研修2022〜
障害のある人の就労と雇用を支援するための研修


障がいのある人が地域の企業等で就労するために必要な知識と支援技能を有する人材を育成することを目的とする研修です。
オンライン(Zoom)・一部会場開催で行います。

●日程
【第1回】
6/27(月)6/28(火)6/30(木)7/1(金)7/4(月)計5日間
【第2回】
7/26(火)7/ 27 (水)7/29(金)8/1(月)8/2(火)計5日間


●受講料 無料、但し資料代として2,500円(事前に資料を郵送します)

●募集期間  第1回研修 5月20日(木)〜 6月8日(水)
       第2回研修 5月20日(金)〜 6月30日(木)
◎第1回、第2回のどちらか5日間通しでのお申し込みとなります。

詳細については下記URLをご覧ください。

https://www.n-pocket.jp/challenged/jobcoach/training/training2022

私のセカンドキャリア ❣[2022年02月16日(Wed)]
中遠拠点の山岡かほると申します

私は、40年という長い歳月を看護師として働いていました。一般に60歳という年齢は企業などでは一応定年という位置づけになります。しかし看護師という職業に60歳定年という言葉はありませんでした。いつしか看護師の職は”80歳まで現役で頑張りなさい”と諸先輩方から言われ続けてきました。看護師の先輩方は皆パワフルな方が多いので生涯現役なのですexclamation×2

そんな私も55歳を過ぎたころから自分のセカンドキャリアについて考えるようになったのです。看護師という職業を続けていくのか・・・続けていくことが出来るのか??
自分の定年後の事を少しずつ考え始めている時に、中学からの友人が私の勤務する病院にジョブコーチとして現れたのです。彼女は保健師としてキャリアを積んで早期退職後も多方面で活躍していました。私は生き生きと働いている姿を見てただただ尊敬ぴかぴか(新しい)の一言でした。

 友はジョブコーチという言葉も知らなかった私に転職の経緯や、ジョブコーチの活動について説明してくれました。色々な話を聞いていると本当に出来るのか心配になったけど、やりがいのある仕事だと思いました。一緒にジョブコーチをやってみようという友がいたので未知の世界に飛び込む決意が出来ました。

実際にジョブコーチとして活動を開始しましたが、思った以上に大変ですexclamation×2支援に行く時はドキドキです。良い支援をしようと思うと肩に力が入り、本来の自分らしさがなくなってしまうのでいつも自然体で頑張っていますわーい(嬉しい顔)

事業所や対象者の方から「支援に入ってもらって良かった。また来て欲しい」と言ってもらえた時は支援に入って良かったと思える瞬間です。しかし、良い事ばかりではなく支援に行き詰まることも多々あります。でもネガティブになってばかりではいられません!!
出来るだけポジティブでいることが私のモットーです(笑)

最後に
 私のセカンドキャリアは“ジョブコーチとして病院・地域と繋がり貢献する”です。どこまでできるか分かりませんが、体力とやる気が続く限り頑張ってみようと思いますexclamation×2
「出来ること」「出来ないこと」[2022年01月17日(Mon)]
藤枝拠点の長橋充雄です。
昨年の夏頃から、建設会社に雇用された障害者の支援をしています。仕事は土木の工事現場における現場監督の補助です。
土木の現場は製造業と違い数時間も続けられる作業はありません。

当初は、現場監督さんが対象者を育てて将来は一人前の現場監督にしようと頑張りましたが、あまりに「出来ないこと」が多く困り果てていましたふらふら
JCからは「出来ないこと」はスルーして「出来ること」を見つけるようにお願いしたところ、現場監督さんが理解してくれて、「出来ること」を見つけて、「出来ること」と現場での作業のマッチングをしてくれたことにより、障害者も監督も安定が見られるようになりましたひらめき

監督さんや他の社員さんには、パラリンピックのアスリートになぞらえてこんな話をしました。
パラバスケ、パララグビー、パラテニス、パラ水泳等々のアスリートは本当に素晴らしいパフォーマンスを世界中に届けてくれました。
パラバスケの選手は上半身では物事を考えたり物を動かすことが出来ますが、下半身はどうやって頑張っても動かすことはできません。つまり彼らは「出来ること」だけをやって、あのようなパフォーマンスを見せることが出来ますぴかぴか(新しい)

障害のある人たちは「出来ること」もありますが、残念ながらどうしても「出来ないこと」があります。
小中高生やトレーニング施設ならば「出来ないこと」を頑張ってトレーニングして出来るようになるように頑張らせますが、事業所は彼らの「出来ないこと」を延ばす施設ではありません。
彼らの「出来ること」を使って事業所の求める作業を行ってもらい、それに対する対価(給料)を支払います。

数十年も生きてきていまさら「出来ないこと」はいくら頑張っても「出来ない」のです。その「出来ないこと」を「出来る」ように指導することは本人にとっても、支援者にとっても大きなストレスを発生させることになり、良い結果を生むことは少ないでしょう。なので、障害者の「出来ないこと」は一旦脇においてスルーしてください。
「出来ないこと」を諦めるのではなく、認めて受け入れてください。そして「出来ること」を見つけて、会社が求める作業とマッチングさせてください。

私は、手帳の種類や障害の種類(名称)にはあまりこだわらないで、対象者の「出来ること」「出来ないこと」を把握して現場の作業とマッチングさせることを目指しています。そして、対象者と事業所の役に立てるようなジョブコーチでありたいと思います。
あたりまえのありがたさ[2021年12月16日(Thu)]
富士拠点でジョブコーチとして活動をしています富田です。

皆様コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか?
最近では第6波がきたとか新型株としてオミクロン株という新しい変異株が発生するなど、未だ落ち着く様子が見えません。
コロナ禍でどのように人類と共存していくのか生活様式が変わるのか、このブログを読まれている人もコロナ禍の前とは生活が変わったのではないでしょうか。

私自身もいろいろと変化がありました。
コロナ禍以前は余暇としてスポーツジムに通いボクシングやZUMNBAなどのレッスンで運動していたのですが、コロナウイルスに感染する人が県内にも増え始めたということで昨年の夏ころにスポーツジムをやめてしまいました。
運動不足になるのではということで代わりに少しだけ奮発して良いスポーツ用の自転車を購入しサイクリングをすることになりました。自転車に乗るのは何十年ぶりで体も覚えていたということで楽しく自転車に乗っていました。

自転車に乗り始めて半年後…事件が起こったのです。
それは夕方の少し暗くなった時間に車通りの多い道を走っていた時のことです、車道では危険ということで歩道を走ったのですがスポーツ用の自転車はタイヤが細く、段差に弱いため、車道ほど整っていない歩道で体勢を崩して転んでしまいましたふらふら
転び方はとても派手で自転車は壊れてしまい左膝の後十字靭帯を怪我してしまったのですあせあせ(飛び散る汗)
その後一年経過しましたが後遺症はいまだに残り違和感が残っております。
少し膝の調子が良くなったと思った先々月の10月の頭にまたしても事件が起こったのですexclamation(事故ですが…)

なんと自宅の玄関で勢いをつけて転倒し背中から落下、転んだ瞬間は去年の自転車以上の衝撃これはやばいと思うと同時に鈍痛、10分程度床の上でうずくまりました。
痛みがある程度おさまりなんとなく動ける。これはなんとかなったのかと思いましたが診察の結果…背骨の横突起が骨折がく〜(落胆した顔)
お医者様からは「そりゃ痛いよ、骨が折れてるもん」と言われてしまいました。
私はジョブコーチの傍ら普段は僧侶として活動しております。高齢の檀家の皆様には「転んで骨折したら寝たきりになって浄土からお迎えがくるからね、気を付けるんだよ」と普段から言っていたのですがまさか自分が転んで骨折するとは…なんとも情けないもうやだ〜(悲しい顔)

しかし、ふと思ったのです。
コロナウイルスなんてものが無い時。怪我をする前の普通に膝が大丈夫だった時、そして背骨を折って腰が痛くなる前。すべてありがたくもなく、それがあたりまえだったのです。
あたりまえに今できることが、実はあたりまえではなく、とてもありがたいことなのですぴかぴか(新しい)

皆様も、もしかしたら気づいていてないだけで恵まれていることがあるのではないでしょうか。
私もいまジョブコーチの活動ができるのもありがたいことなのではないかと…

これからもジョブコーチの活動頑張っていきたいです。
親ができる就労準備[2021年11月25日(Thu)]
三島拠点ジョブコーチの三浦です。
大人になって診断が下りた発達障害の子供がおり、紆余曲折ありましたが障害枠で就労しております。そこの社員の方が発達障害をよく理解して下さるおかげで就労継続が出来ております。理解があれば働ける事に驚き、とても感謝しましたぴかぴか(新しい)その経験から、わずかな自分の知識でも生かせるかもしれないと考えて、JC2年目となります。
発達障害は年々診断される方も増えておりますが理解しやすい障害とはとても言えず難しさを感じます。知的障害とお聞きして支援に入り、診断では言われていなくても発達障害的な傾向を感じる方も多くあり、そこに気付くのが難しいふらふらと思う今日この頃です。発達障害と感じるなら特性を見極めて事業所にお伝えするなどし、就労継続できますように、と奮闘中です。

でもそれよりも現場で難しいなと感じる事があります。「働きたい又は働く必要性」の考えがない方の支援です。
障害者の親御さんは心配の余りついつい先回りして手を出してしまったり、行きたいところへ連れて行ってあげたり、買ってあげてしまったり、物を用意してしまったり(私も思い当たる事ありますが、、、)。今までお金がなくても困らず、働く必要性を感じていない様子。他では、ご本人が「年金があるから困らない」とおっしゃる方も(実際は親の建てた家に住み、勝手に出てくる食事を食べているにも関わらず)。そういった方は仕事をする意味が見いだせず、やる気が感じられないのです。JCがいくら支援に入っても響かないし、少ない支援回数の中で働く必要性から共に考える時間はなかなか取れず歯がゆく思います。今は手出しができる親もいずれは年を取り稼げなくなることを念頭に置き、就労の前にお金を稼ぐ(働く)必要性を教えてあげてほしいなあと思います。
二つ目はあいさつなど社会人としてのマナー。言い出したらきりがないので二つだけ。
これらの就労準備ができているなら現場はJCにお任せをexclamationといえるように日々精進してまいります。
イメージを共有することの大切さ[2021年11月02日(Tue)]
湖西拠点の小木です。

早いもので、2021年も11月を迎えました。コロナ禍に始まり、オリンピック・パラリンピックが開催され、宣言された緊急事態が解除され、少しずつ、コロナ禍前に戻りつつあるように思われます。願わくば、このままであってほしいと祈るばかりです。

時節柄、来年のカレンダーやスケジュール帖が目に付くようになりましたかわいい
みなさんは《カレンダー》《スケジュール帖》と聞いて、どんなものを思い出しますか? 
私は、カレンダーもスケジュール帖も、7日の週ごとに表のようになっているものを、まずイメージします。さらにいえば、日曜日スタート、曜日は漢字(日、月、火・・・)です。
先日、家族とカレンダーの使いやすさや見やすさの話しをしている時に、カレンダーやスケジュール帖のイメージが違うことに気が付きましたひらめき
「月曜日スタートを、思い出すかな」
「カレンダーは表だけど、スケジュール帖は縦タイプ」
「左から右へ、横になっているのを使っていた人がいて、なんか思い出す」
「年度が西暦と和暦で、とにかく数字が大きいものがベストだと思う」
「数字と書きやすい紙質が大事」
などなど、わずか4人家族の中ですら意見がどんどんでてきました。毎日見るものだからこそ、こだわりがあるようです。
カレンダーのように、生活に密着なものは、こだわりが人によって多くあるのだなあ、とつくづく感じました。

この「人によって、それぞれに、こだわりがある」ということへの理解は、とても重要なことだと思いましたひらめき
対象者の方にこだわりがある場合が多いこともありますが、何気ない『〇〇は、こうだよね。だから、こうしたら?』の言葉が、対象者の人の『?』だったり『え? 違うよ』と反発に繋がってしまうことが想像できるからです。
対象者の課題や事業所の求める内容、双方の言いたいことや想い、さらに支援の方向性などをイメージが共有できていることを確認し、大切にしながら、残り少ない2021年と来年以降の支援に心掛けていきたいと思いますぴかぴか(新しい)
障害者差別解消法の改正とジョブコーチ支援[2021年10月12日(Tue)]
改正障害者差別解消法(合理的配慮の義務化決定)

2021年5月の参議院本会議で、障害者差別解消法(2016年4月1日施行)改正法が可決成立しました。改正で特に注目する点は、「合理的配慮の提供」を企業にも義務付けることになったことです。これまでは、「合理的配慮の義務付け」は行政機関等のみで、企業には努力義務(合理的な配慮をするように努めなければならない。)となっていましたが、今回の改正によって、行政機関及び企業ともに「合理的配慮の提供」を義務(合理的な配慮をしなければならない。)として、求められることとなります。改正法は公布日(2021年6月4日)から起算して、3年以内に施行されることになります。


改正法において企業に求められること、及びジョブコーチ支援について

障害者差別解消法は、「障害による差別を解消し、共生する社会の実現」を目的として制定された法律です。この法律の肝心なところは、「不当な差別的取扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」になり、企業に求められる「合理的配慮」とは、障害のある者が「障害のない者との比較において実質的に同等の機会の提供を受けられるよう」な配慮ができているのか?について検討しておく必要があります。
「合理的配慮」のポイントとは、@本来の業務(作業)に必要とされる範囲に限定され、事業の目的等の本質的な変更には及ばないこと、A障害者から社会的障壁の除去を必要としている旨の意思表明があった場合、B配慮の実施に伴う負担が過重でないこと、の3つがあげられます。上記3つのポイントからジョブコーチ支援との関係(役割)を考えてみたいと思います。
先ず@について、ジョブコーチ支援は業務(作業)分析を実施しますので、業務(作業)に必要な範囲を充分把握することができています。その為、ジョブコーチとして企業への的確な助言を求められる可能性は高いです。次にAの「意思表明」に関しては、「知的障害や精神障害(発達障害を含む。)等により本人の意思表明が困難な場合には、障害者の家族、介助者等、コミュニケーションを支援する者が本人を補佐して行う意思の表明も含む」とされておりますので、ジョブコーチの立場から企業側及び障害者側の双方向への的確な助言が活きてくると思います。しかしBについては、「費用負担の程度、企業財務状況等」にも関わってくるため慎重なスタンスをもって対応していくことが必要と考えます。


まとめ

改正法では、企業に対し「合理的配慮の提供」について、障害者(障害者を支援する人を含む。)と企業との間での実情に即した対話が求められることが多くなると思います。現状のジョブコーチ支援以上に、支援する立場から対象者(障害者)と企業の対話の中にジョブコーチとして入ることが求められる可能性も充分あると思います。
その際、対象者(障害者)と企業に対して「障害特性に則した必要な配慮と、その配慮が過度な負担がなく実現可能であるか?」を念頭に置きながら、企業側及び対象者側双方の立場から障害者雇用を考えられる、丁寧なジョブコーチ支援が必要となると推測されます。

浜松拠点 永田 誉人

2020東京五輪・パラリンピック[2021年09月13日(Mon)]
2020東京五輪・パラリンピックが5日で幕を閉じました。
新型コロナにより人の往来の自粛が求められ多くの競技が無観客で行われましたが、自国開催のためかテレビ放送が充実していたように感じひらめきテレビ観戦に興じていました。

地元選手の活躍も素晴らしいものでしたが、パラリンピックの車いすラグビーの迫力には驚かされました。まるで映画の「ベン・ハー」に出てくる装甲車のような車いすを巧みに操りぶつかり合う試合は熱戦そのものexclamation 車いすラグビーは障がいの程度の異なる選手がそれぞれの役割を果たし、かつ、男女混合のチームで戦う「多様性」のスポーツ、各国どのチームも一丸となって前を向いて戦う姿には勇気と覚悟を感じ見入ってしまいました。

2012年ロンドンパラリンピックはイギリスに大きな変化を与えたそうです。英国民はパラリンピックに熱狂し、パラアスリートは子供たちのヒーローとなりパラスポーツ観戦を楽しみながら英国民は意識そして社会を変えたそうで、パラリンピック史上「最高の大会ぴかぴか(新しい)」と言われているとテレビ番組で紹介されていました。

新型コロナの影響で2020東京五輪・パラリンピックは期待するような機運の高まりはみられなかったかもしれませんが、のちに子どもたちが日本社会の歴史を学ぶとき、多様性社会実現に向けて2020東京五輪・パラリンピックが大きな転換点になったと伝えられるようになるには、アスリートたちの勇気と覚悟を励みに、私たち一人ひとりの今後のかかわりにかかっているのだと思いました。

中遠拠点 岩本
ジョブコーチから学ぶこと[2021年08月16日(Mon)]
みなさん、こんにちは。藤枝拠点の大石妙子と申します。

 普段の私は、精神科病院のデイケアで作業療法士として勤務しています。
デイケアというのは、日常生活を自宅で過ごしている(心の病を持った)方が、日中の活動をするために利用する場所です。
当デイケアは、20代から70代まで、一日20名程度の方が利用し、プログラムといって、勉強会や、運動、趣味活動など多種多様な活動を行っています。

 その中で、私は「就労プログラム」を運営し、働きたいという気持ちを持った利用者と、仕事に就くための具体的な取り組みを4年ほど前から行ってきました。
 結果、A型、B型と呼ばれる、いわゆる「福祉就労」へつなげる機会を何度か経験することができました。デイケアから次の目標を見つけ、自信を持ち、変わっていく利用者の姿を見たときに、”仕事を持つことで人はこれだけ変われるのだなぴかぴか(新しい)”と仕事がもたらす良い影響を実感することができました。
 しかし、その一方で、利用者が一般就労を希望した時に、具体的にどうすればいいのか全くわからない自分に気が付きました。「もっと支援力をつけなければいけない」という思いで、たどり着いたのが、ジョブコーチという役割です。
 講座を受講し、改めて、対象者の幅が広いことに驚きました。また、ナチュラルサポートや、フェイディングという視点から、企業が障害者の支援力をつけられるような関わりをジョブコーチが担うという点も、普段、障害者支援ばかりをしている私にとっては、大変新鮮に感じられました。

 さて、ジョブコーチとして、少ない支援経験ではありますが、その中で、先輩ジョブコーチの対応から、強く感じたことがあります。それは、企業、対象者、ジョブコーチと役割は違えど、基本は「人」なのだということです。つまり、信頼関係なくして、人は思いを語らないということです。ですが、これは口で言うほど簡単なことではありません。
対象者や企業の方の様子から、先輩ジョブコーチに対して、「この人だから、本音を語れる」という思いで、話をしているのだろうなと感じることが多々ありました。それは、先輩ジョブコーチの人柄や、経験則が成せるものだろうと思いますし、私には、まだまだ足りない部分だと、支援の度に感じています。

 私のように、常勤で働きながら、ジョブコーチとしても活動をさせていただくには、時間の確保が難しく、なかなか、支援に入れないというのが現実です。その為、職場の理解、拠点の理解には、大変恐縮すると共に、感謝の気持ちでいっぱいです。限られた時間の中ではありますが、常に「今よりも良くなるために」、沢山学ばせて頂き、精進していきたいと思います。
ジョブコーチになって15年[2021年07月16日(Fri)]
富士拠点の戸次です。
ジョブコーチという言葉を耳にしたのが1997年頃。仲町台やまびこの里に見学に行った際、ジョブコーチがいてくれたら重度の我が子でも働けるのではと思いました。そこから「やまびこの里」の個人会員になり、情報を得ながら、一緒に見学に行った仲間や学校の先生に情報提供してきました。誰かがジョブコーチになってくれたらという思いからです。
しかし、いつの頃からか私も東京まで研修会に参加するようになり、2000年には小川浩さんを富士にお招きし「ジョブコーチについて」ご講演をいただきました。

ジョブコーチについての啓発活動をスタートし始めた頃、2001年から2002年まで静岡県から委託されたジョブコーチ養成研修がありました。富士からは3名が受講し、その中の2名は静岡県ジョブコーチになり、富士拠点として活動がスタート。それから3年後の2005年、私も養成研修を受け、ジョブコーチとして活動することになりました。
当時私の子どもは特別支援学校の高等部1年生で、活動できる時間は昼間の短い時間だけでした(今と違い放課後等児童デイなどない時代)が、それでも良いからと仲間に支えられながら活動しました。

今ではその頃の仲間は引退し、私も引き際を考える今日この頃です。それでも15年も続けてこられたのは、支援は毎回初めての挑戦だからかもしれません。ベテランだと言われますが、年数はベテランでもその都度対象者は変わるので、私にとっては毎回初めての挑戦で、初日は毎回ドキドキしながら支援しています。そんな私でも、支援終了時に出来ないことが出来るようになった対象者を見たり、事業所から「対象者が来てくれて助かっていますわーい(嬉しい顔)」と伺うたびに、支援できてよかった。もう一年頑張ってみよう。もう一年・・・と、気づけば15年が経ちました。

ジョブコーチ活動を続けてこられたのは、富士拠点のメンバーが個々に得意分野が違い、自分に足りないものを補い合いながら支援ができること、また、運転免許のない私が支援に行きやすいよう、拠点代表が支援場所を配慮してくれているなど、私が働きやすい環境だからですかわいい

今回のブログは、15年を振り返る良い機会となりました。私は、対象者、事業所、関係機関、拠点メンバーに感謝し、もう少しジョブコーチを続けていこうと思います。
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