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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、三島、富士、静岡、藤枝、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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ジョブコーチ支援と課題〜ジョブコーチはどんな仕事をしているの?〜[2020年03月03日(Tue)]
ジョブコーチの島田です。

ジョブコーチは障害のある方、家族、事業所などから依頼があって初めて支援が始まります。
これから就職する場合の就職支援と、すでに働いている障害のある人が働き続けることができるための定着支援があります。

◆本人への支援
就職したい事業所が決まっているけれど、面接のときに自分の障害の説明がうまくできるか心配な方には面接に同行して障害特性などを説明する同行支援。これから就職する、または就職前の実習で、通勤に不安がある場合の通勤支援。作業支援では手順書や作業チェック表、作業効率を上げるための治具の作成をする場合もあります。職場でのコミュニケーション支援、社内での行動や職業意識の向上のための助言、仕事をする上で生活に問題があると考えられる場合は、生活支援機関との連携も大切です。

◆事業所への支援
障害特性や職業的課題における知識や情報の提供と啓発。障害特性に応じたコミュニケーションや支持の出し方に関する助言。障害に合わせた職場環境づくりの提案。新たに雇用を考えている企業や、働く障害者と仕事内容がマッチしていない場合は職務の切り出しをお手伝いします。一緒に働く人たちからの聞き取り。他の専門家や支援機関との連携体制づくりの支援。労働・雇用法制度上で活用できる助成金など情報の提供。新たに障害者の雇用を考えている場合は、静岡県障害者雇用推進コーディネーターと連携することで良い支援へと繋がります。

◆家族への支援
出勤状況、疲れ、健康状態、通院状況、休日の過ごし方など家族から得られる生活全般の様々な情報を支援に活かします。家庭内で本人への関わりや励まし方など助言をしたり、仕事を続けていくうえで家庭内での協力を依頼したりすることもあります。利用できる支援機関や制度の情報提供もします。

◆関係機関との連携
食事や住居などの生活面、病気との付き合いや服薬管理など医療面、生活保護や成年後見制度の利用など福祉的側面などが必要な場合は、地域のハローワーク、障害者就業・生活支援センター、相談支援事業所、就労継続支援事業所、就労移行支援事業所、学校、職業訓練校、障害者職業センター、県市町役所などと連携して支援をすすめます。

◆ジョブコーチ支援の課題
障害のある方の就労支援をするジョブコーチですが、就労の為の訓練や職場を決める段階で関わる事はほとんどありません。本人の障害特性と仕事のミスマッチに出会うことも多々あります。できる限りその事業所で就労継続できるように支援をしますが、離職になってしまう事もあります。マッチングの段階で支援ができればと悔しい思いを持つことも多いのです。

◆スキルアップ研修
現在57名が静岡県ジョブコーチジョブとして登録し活動していますが、ジョブコーチの資質の維持、向上を図るために毎年様々なスキルアップ研修を行っています。
昨年11月には雇用企業の多様性意識を引きあげる定着支援研修を行いました。この研修でも就労定着にはマッチング、就労前の本人がセルフケアトレーニングでセルフケアスキルを高める、事業所は多様性を受容できる体制を整える事が必要であることを学びました。そして就労前に本人・事業所・支援者が成功イメージを共有するためのアイデア会議を開催する。支援者は本人、事業所に効果的なタイミングで課題解決のためのフォローを行う事が求められます。沢山の経験を共有し支援力を継続して高めていけるよう研鑽したいと思います。
つぶやき[2020年02月07日(Fri)]
 2001年、2002年と浜松市の南部公民館でJC(ジョブコーチ)の養成講座を受け、JCになりました。JCになろうと思ったきっかけは、私の所属しているボランティアグループ「新居町かたつむりの会」の前会長が養成講座の募集を見つけたことでした。

 「新居町かたつむりの会」は『障がいがあってもなくてもこの新居町の中でずっと一緒に暮らしていかれる』事を考え、実現していくためのボランティア活動をしようと始まったグループです。会の仲間は障害のある方、無い方、年齢も様々になります。
 活動は障害のある方のことを知っていただくための交流イベントの開催です。小学校の低学年や幼稚園の子供達との交流会(人形劇を見て、工作などを一緒に楽しむイベント)や福祉映画会の上映(例えば「アイ・ラブ・ユー」「あん」「ペコロスの母に会いに行く」「イーちゃんの白い杖」等)、また、会の仲間同士の交流会等も行います。

 障害のある方たちに係わる活動をしている中で始まったJC活動ですが、あまり多くの経験がないまま続けてきました。
 11月のスキルアップ研修で勉強した「事業所とのかかわり方」について前回のブログでも書いたように非常に難しく、悩むことばかりです。

 事業所の中には障害のある方にかかわりを持って対応して下さる事業所も多くありますが、どうかかわっていいのか分からない為か、かかわり方を模索している事業所も多くあります。
 そのような事業所に対しての働きかけをするのもJCの仕事と考えてきましたが、どうしても積極的にかかわれない私がいます。大きな事業所の組織の中に入っていく事の難しさを痛感しています。むろん私の勉強不足も力不足もあります。しかし、以前に比べれば多くの関係機関が関わってくださるようになったので安心する面もありますわーい(嬉しい顔)
 
 事業所への関わり方について、事業所の従業員の方たちが障がい者の従業員に“ちょっと気に掛ける、ちょっと知ろうとする気持ちを持ってくださる”だけで、働こうとする障害のある方たちにとってプラスになるのではないかと思いますひらめき
 JCとしてこれを理解していただくよう働きかけをしていく事が大切な仕事と思いつつも、とても難しく感じています。ボランティア的考えと言われるかもしれませんが、社会の中で、人と接する時にはこういった配慮はするのではないかと思います。障がい者に対しても同じことと思います。

 いろいろ書いてきましたがJCになった私にとって事業所への関わり方がどうしても解決出来ない、支援が出来ないことの一つ、大きな一つで、とても悩んできたことです。
 スキルアップ研修で事業所を選んでいく事の大切さも話してくださいましたが、現在の環境はまだそこまでに至っていない事を実感します。
 いつも感じていて、容易に解決できない事をつぶやきました。
                    湖西拠点:田中光子
新年にあたって[2020年01月09日(Thu)]
浜松拠点の小木です。

ジョブコーチの皆様、新年おめでとうございます。
オリンピックイヤーの2020年。私事をいえば、娘は高校受験と進学、息子は就職をおそらく決めるであろう年になります。

そんな受験生の娘から『ジョブコーチとは?』の質問を受けました。受験の面接対策と思われますが、前にも説明したはずなので、どうやら忘れたらしいですどんっ(衝撃)
そこで。
私「例え話をするよ。視力0.1位の人が仕事をしたい、でも、眼鏡がない。どう思う?」
娘「無理! 困る」
私「だから、眼鏡を作るために視力とか乱視とか斜視とか色々調べるよね」
娘「必要だよね、それ」
私「で、働く人に眼鏡の使い方や「こうしたらいいよ」とか、雇い主さんに「眼鏡あれば大丈夫」「こんなことに注意必要かも」とかを説明すると、働けるよね。充分戦力」
娘「ん、なるね」
私「今の例え話の、0.1の人が障がいがある人とすると、その人にあった眼鏡が障がいがある人のための制度とか配慮で、最後に眼鏡の使い方とか注意事項を説明する人がジョブコーチ」
・・・・なんとも大雑把ですが、娘からは「なるほどね、うん、イメージできたひらめき」と合格点をいただけたので(笑)、そのうえで、制度等々説明をし、今度は無事に理解の定着ができたようです。

日本人の眼鏡使用率は人口割合5人に対して1人だと聞いたことがあります。眼鏡という道具を使って働いている人々の姿は日常です。
願わくば、同じように、障がい者の制度が使われ、ジョブコーチが当たり前になり、障がいがあっても働いている人々の姿が、日常になってほしいと思います。

私もジョブコーチとして成長するために、今年も頑張りたいと思います。
皆様、今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。


かーこさんの『わたしの石けん』教室のはじまりとJC活動[2019年12月10日(Tue)]
中遠拠点、ジョブコーチ(JC)2年目の蛭子です。
日中は暑いくらいなのに夕方からグッと冷え込み、ようやく我が家でもファンヒーターを出しました。風の音が、冬が始まるお知らせのようですね。

かーこさんの『わたしの石けん』教室を主宰(7年目)しながらJCの活動をしてます。
洗顔石けんや皮膚の弱い方、赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで皆が使える手作り石けんを、オイルから2〜3時間かけて作り上げていく教室を随時開催してます。
石けん作りを始めたきっかけは、現在23歳の息子のアトピー性皮膚炎です(当時6ヶ月)。

息子は、1歳児検診の頃から自閉症スペクトラムの要注意でマークされてて、以後中学卒業までずっとボーダーとの診断。特別支援学校高等部の入学検査で、軽度知的、広汎性発達障害の診断がつきました。
保育園、小学校時、「ことば教室」に週1回行くようになり、発達や障害を持つたくさんの子供やお母さん達と出会いました。
ことば教室で出会うお母さん達との会話は、子育てを楽しんでいた私にはなかなか意外なもので・・・すんなりできない子供への不満や不安、周りの方々や学校、はたまた家族内での理解への愚痴。「子育ての大変さ」をひたすら語るものでした。

私は第1子ということもあり(私の呑気な性格もあって)周りの方が言うような大変さはなく、ことば教室のお母さん達のお話しを聞く役回り。
その時感じた事は、母親達の「疲れ感」や「不安感」、障害を「認めきれない」「聴いて欲しい」等という苦悩でした。
そんな母親達の表情や様子をちらっと見ている子供たちの顔、家庭環境と子供たちの成長との関わりを考える瞬間でもありました。わからないわけではありません、私も心配しましたから。「どこかで間違えた?」と自分の子育てを振り返りましたし、決断したことが間違いだったかもしれないと頭を抱えてしまった事もありました。

でもね、という想い。「この子はこの子」「みんなと違ってたっていいじゃない」「お母さん笑って」・・・当時、「障害特性」などという言葉を知らなかったので、そんな言葉かけで仲間のお母さん達のお話を聞いていました。
「子供たちにどう伝える?」
「わからないだろう、できないだろうと決めてない?」
「待つことも大事。見守りはいちいち口出しして怒る事ではなくて、黙って失敗も成功もその子がどう考えるかを見守ることかも・・・」
「子供が何かしてみる前へ前へと先回りして準備してない?」等々‥‥。
いろんなお話しを同じ母親同士話しました。

息子は家では私の事を「かーこ」と呼びます。
小学校1年生の時、「かーこ、春を見つけたよかわいい」と握りしめてよれよれになった “たんぽぽ” のお花をくれました。嬉しかったです。

お母さん達がすこしの時間、目の前のことだけに集中したり、時には子供の成長をお話ししたりしながら自分の為の時間をあえて取る。
そこからかーこさんの『わたしの石けん』教室が始まります。
時には参加者同士が相談相手になっていたり、いろんな世代の方々が共に楽しい時間を過ごしたりしていってくださいます。

私が石けん教室で子育て真っ最中の悩める母親達にいつも伝えていること。
『子供と私は別の人。母と違う想いでも当たり前』『自立と自律』『考える力』等々・・・
お子さんが健常でも障害をもっていても、母親がわが子を心配する想いは皆一緒ですね。
子育てに悩むことも必要です。振り返り反省も大事なこと。そういつも思うのです。
子どもたちも母親達も笑顔でいてほしいと思うのです。

息子は、高等部3年の実習も就労も、県のJCに支援して頂き、現在定着5年目。
「働くって大変なんだぞ!」と教えてくれました。JCの皆様には丁寧に支援して頂き、親として、とても感謝いたしました。
そして今、私自身も日々学びならJCの活動をしています。

中途障害者の支援[2019年11月06日(Wed)]
今年は台風が立て続けに来て広い範囲で大きな被害を残しています。
特に台風19号は静岡県直撃だったので、さすがのおっとり静岡県民も緊張したり準備をした方も多いのではないでしょうか。
我が家では三日前から懐中電灯、乾電池、飲料水、ガソリン満タン、養生テープなどの用意をしましたが、大きな被害もなく、かえって台風から遠い場所での被害が多かったようです。
一日も早く元の生活に戻ることが出来るよう応援しています。
台風はコースに寄って被害の大きさが異なり、浜松付近から上陸すると静岡県にも大きな被害が出たと思います。他人事と片づけないで改めて防災に対する準備をしましょうひらめき

さて最近、続けて身体障害(脳梗塞からの麻痺)の方の支援を行うことになり、お話を聞くと、もちろん知的には全く問題はないので普通にコミュニケーションをとることができますが、中途障害ということで「元気だった時の自分」と「障害者になってしまった自分」を比べてメンタル的に落ち込む人がいるようです。
「自分が情けない」と考えたり、作業中の動きについて「こんなこともできなくなった」と自信を失っているようです。

支援者としては、麻痺の部位を確認し、本人に確認しながら材料の配置や作業手順を変更するような環境(ハード・ソフト)を提供することにより、対象者の「できること」を見つけることが出来て自信を取り戻す手助けになればよいと思います。
また、作業場で長靴を支給したときに「長靴が重くて履けない」と言われましたが、その意味が分からないので詳しく聞くと「右足の親指に麻痺があり力が入らないので、長靴を履いても持ち上げることができないのでうまく歩けない」ということでした。
言われてみて初めて「自分たちは足の親指で持ち上げて履いている」ということを認識できました。

本人にとっては辛くて悲しい出来事ですが、支援者としてはこのような体験を基に今後の支援に生かしたいと思います
 
就労支援ネットワーク藤枝拠点 ジョブコーチ長橋充雄
我が家の主[2019年10月08日(Tue)]
我が家の主と言えば平成2年4月生まれの長男です。

染色体異常11番として生まれ(生後9ヶ月で診断)、10ヶ月お腹にいたのに生まれる時は大変でした。緊急帝王切開で看護師さんがバタバタ走る中、分娩室で承諾書を書きました。
全身麻酔で眠る時に小児科のドクターも待機していたので大変な事だと感じました。
目が覚め39度の熱で対面できたのが2日後、あっ、えっ、宇宙人exclamation&question
ムンクの叫びの顏の様でした(今だから表現できる)。とても可愛いと思えませんでした。
染色体異常の本を見た所、11番はほとんど資料に乗っておらず、ただ印象深かったのは余命10才位と記してありました。
息子の10才の誕生日、主人は息子に向かい「おい、話が違うぞ!父さんは10年頑張ろうと一生懸命育てたがこんなに元気じゃないか」わーい(嬉しい顔)
この日は我が家の大ニュースとして記念日になりました。

順調に大きくなり特別支援学校卒業、彼なりの就労先(生活介護ですが)で10周年になります。表彰式が10月にあります。
彼の仕事はアルミ缶つぶし(高等部作業班で熟練したので完璧です)、父親の飲んだビール等の空缶を息子が仕事でつぶしています。
畑仕事は草と野菜の見分けができないので職員が取った草を運ぶ、洗った軍手を取り込み干す係。最近、銅線剥がし、金属とビニールを分ける作業を集中してやれるようになってから少し工賃が増えました。

父親がギター練習で弾き語りをしていると、ほぼ毎日一緒に歌っています。古い歌も良く知っていて昭和の懐メロが多いです。これはやはり父親の影響かな?
音楽は人に大きな影響を与えることができます。
私もレクリエーションを学び、やることが多いのですが、音楽がとても有効で取り入れています。のどを鍛えると『10年若返る、脳トレになり健康になる、ストレスの解消につながる』と言われています。
今盛んに健康寿命を伸ばそう言われていますよね。

るんるん 人生楽ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹もでる
   歩いてゆくんだしっかりと、自分の道をふみしめて 
そう水戸黄門の主題歌です。
「これが目に入らぬか、ハハァー」と台詞も入れています。
昨年11月に倒れてけいれん発作による右側手足に麻痺が残りましたが、現在生活しながらリハビリです。この歌のように、人生を歌っているのかなと思う今日この頃です。
自分との対話[2019年09月06日(Fri)]
富士拠点のジョブコーチ(JC)小林です。

今回、ブログを書くにあたり、私の中に何かお伝えすることがあるのかとずっと考えていましたが、以前からアウトプットが苦手な私ふらふら
自他共に認めるその能力が大活躍し、悶々とする毎日を過ごすことになりました。
自分の中にある思いや考えを言葉にすることは、自分自身と向き合わなければならず、とても労力を要します。
ふと、慣れない環境の中、緊張した表情で一生懸命考えていた人たち(JC活動で出会った)の顔が浮かんできました。

私自身がJCと出会った時、その活動を知った時の喜びは今でも覚えており、息子の就職の際には是非支援依頼したいと思っていました。
あれから、何年たったでしょうか。気がつけば、JCとして活動し、新たな仲間ができました。
仕事上、苦手な部分の自分と再び向き合うことになりましたが、JCの先輩として、また親としても色々な助言を富士拠点の皆さんからいただいています。
この出会いは、私の人生をより深く、豊かにしてくれました四つ葉

息子が小さかった時は、何もわからず先の見通しが立たないことが不安で、親子共に暗闇の中にいました。
でも今、その暗闇の時代が私を後押しし、応援してくれているのだと強く感じます。どんなことも無駄ではないと…。

この機会をいただき、振り返りを通して自分と対話することで、あらためて息子に感謝することができました。
この先も息子が繋いでくれた縁を大切に、焦らず、腐らず、諦めず、JCの活動を行っていきたいと、今胸を熱くしています黒ハート

「心のままアート展」チームとジョブコーチ支援[2019年08月06日(Tue)]

昨年2018年のジョブコーチ養成研修を受講し、今年4月からJC活動を始めた、三島拠点 新人の露木と申します。


私には特別支援学校高等部へ進学した息子がおります。
息子の通う学校は静岡県東部愛鷹山のふもとにあり、小・中・高等部の児童・生徒が在籍しており、今年で創立40周年を迎えました。
私は主に同じ学校に通う保護者たちと「障害者のしごとを考える母の会」としても活動をしております。

そのなかで今年3回目となる「心のままアート展2019」を9/11(水)〜9/17(火)に沼津市千本プラザにて開催させていただくことになりました。
このアート展は、『地域の方たちに障害のある子供たちを身近に感じていただきたい』、『彼らの持っている感性あふれる作品を通して障害理解と関心を持っていただきたい』、そして、障害者雇用の推進・就労先の拡大も目的としております。
子供たちが学校の授業のなかで思い思いに作り上げた作品は、豊かな発想、自由で鮮やかな色彩、個性あふれるユニークな造形は、心に響き感動を与えてくれます。
この「心のままアート展」のつながりから、ジョブコーチ支援を知るきっかけにもなりました。ぴかぴか(新しい)

また千本プラザでは、お絵描きや文字を書くのが好きな息子と日本理化学工業の「キットパス」とハンドスタンプアートプロジェクトとの出会いもありました。
日本理化学工業は、学校などで使用されるチョークの製造会社であり、従業員の7割が障害のある社員で構成されております。
実際に工場見学にも行かせていただき、製造過程は一人一人に合わせたわかりやすい工程で作業できる、さまざまな創意工夫がありました。

障害がある方が働きやすい環境にあることは、まわりの従業員においても快適な職場であるといわれております。
息子も高等部では、木工班として将来の「はたらく」を意識して作業学習を経験させていただいております。

これからもっと障害のある方達の活動の場が増え、いろいろなチーム支援で可能性を見つけ、人の役に立ち必要とされる環境が整えられて行けると良いです。
私もジョブコーチとしての役割を、先輩JCの方々から勉強させていただき、母たちの活動もチカラに一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

心のままアート展 2019」は、9/14()15()16()は無料キットパスワークショップを行います。よろしかったらぜひ作品をご覧に足をお運びください。

るんるんハンドスタンプアートプロジェクト・は10万人を目指す手形アートで2020年の東京パラリンピックを応援しています。

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「準備体操」の大切さ[2019年06月28日(Fri)]

湖西拠点の嶽木場です。


湖西拠点は大先輩の女性ジョブコーチ3名と私の4名で活動しています。私は去年の7月からジョブコーチ活動を始めた新米です。とはいえ先日年相応の体力の低下を感じさせられることがありました。


月に数回障害のある息子と一緒にテニス教室に出掛けています。その日は少し行くのが遅くなったので体育館に着くとすぐにゲームを始めました。しばらくすると体に異変が…どんっ(衝撃)

腰が痛いのです。すぐに治るだろうと思っていましたがその後1ヶ月位痛みました。こんなことは初めてです。準備体操をしていたらこんなことにはならなかったと反省しています。


このことは働くことにも通じるのではないかと思います。

働くために「準備体操」をするのです。障害者雇用でこれから働こうとする方は前職からのブランクがあったり学校を卒業して初めて就職する方もいるでしょう。その方がいきなり働きたいと思っても事前の「準備体操」がなければちょっとしたことで躓いたり息切れがして長く働き続けることは難しいかもしれません。


では働くための「準備体操」って何をしたらよいのでしょうか?

・あいさつなどの社会的マナー

・働きたいという意欲

 ・わからないことを聞く力

この3点を身につけて就労に臨めば怖いものはないでしょう。

ですがこの「準備体操」が身についていないまま実習や雇用に進みジョブコーチが支援をするというのは本来の支援とは異なります。受け入れる事業所にとっても不利益になりかねませんし、なにより本人が苦労することになるのです。

就労前に「準備体操」が出来ているかを見極め、時には「就労にはまだ早いのでは」という判断が必要な時もあるでしょう。


ジョブコーチは支援した方が安定して働き続けていけることを目指しています。「準備体操」をして末永い雇用に結びつけられるよう、黒子となって支えられたらいいなと思います黒ハート


令和元年 好スタート![2019年05月28日(Tue)]

浜松拠点の美甘です。


「何か変わりはないですか?」⇒「特にないですが新しい仕事も教えてもらってます」、「疲れは?夜は眠れていますか?」⇒「眠れてます」、「心配事もないですか?」⇒「何かあったほうがいいですか?」⇒「いえいえ!」 

つい先日の支援対象者との会話です。昨年度精神障害者雇用環境アドバイスの研修時には該当部署10名ほどの方から、かなり具体的でやや心配しすぎの活発な質疑があった企業に今年度新規就労。環境に慣れるか当初は不安がありましたが、事業所が新入社員として自然体で受け入れて下さりすぐに冗談も飛び交うように。ご本人の緊張もほどなく取れてやりがいも感じてきました。


 昨年度は、ジョブコーチからの口頭報告を「生産性のない時間はとれない。メールで。」と支援先の担当者から言われ、非常に残念な思いをしました。全社で取り組んでいるという“働き方改革”が社員に重くのしかかり、かえって余裕を失っているようでした。


  一方今年度私のかかわった5社の企業さんはどこも社員の方が笑顔。支援した全員が仕事を気に入っている。やはり受け入れ企業の社風と、そのなかで働く喜びを感じられるかが定着のための大きなポイントと改めて感じました。

15才の初めての就職、50代で手帳(発達)を取得した方、特性の強い方など、ペアのジョブコーチといろいろな想定をしつつ支援をスタートしましたが、ジョブコーチは企業には「とても良い対応です。」対象者には「長く働き続けることを目標に飛ばしすぎないように。」などの助言が主で、いずれもうれしい拍子抜け。


浜松拠点の他のジョブコーチからも受け入れサイドの雰囲気がよく、障害者も就労に意欲的との報告が多くありました。2か月が経ちそろそろフェイドアウトです。




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