理事長ブログ 子ども食堂を行っていると様々な声が届く。 地域に気になる子どもが居る、 こうした声や前向きな提案は可能な限り、受けるようにしている。
講演や説明会で話をすると必ず言われるのは 「 もちろんこの気持ちは分かるし、もっともな疑問だと思う。 そしてこの疑問には二つの側面があるので二つの答えを伝えなけれ
まず一つ目の答え。 質問者が考える「本当に支援が必要な子ども」 大抵は「 そうした「食べるものにも困っている子ども」 けれども「相対的貧困」のように、「 親御さんも自分の事は我慢しても、 見た目で分かる場合はよっぽどな状況だからだ。
つまり普通に食べている普通の子どもに見えても「相対的貧困」 もちろん、地域性があるので割合は変わるかもしれないが、 かといって子ども達に「キミは食べるのにも困っているかい?」
つまり端的に言えば「(本当に支援が必要な子ども達に) ではなく「(本当に支援が必要な子ども達に) 実際のところ、 「いないかも」知れないからやる意味がない。 ではなく 「いるかも」知れないからやる意味がある。
そんな訳で、子ども食堂を続けていけば答えは出る。 それも子ども達や地域の方々からメッセージや情報として伝わって
そして二つ目の答え。 「本当に支援が必要な子ども」の定義にもなるが、「 と言う事。 子ども食堂は
などなど様々な一面を持っている。 ざっと簡単に言ってもこれくらい支援の形や役割がある訳で@ AやBを求めている子ども達だっている。
一見するとFは遊んでいるように見えるかも知れないが、 「子どもの頃の楽しい思い出に意味なんかない」「必要じゃない」 だけど私は子どもの頃に楽しい思い出をいっぱい持って欲しいし、 楽しい記憶は大人になる前にきっと必要な子どもの経験だからだ。 それを支援するのはすごく当たり前の事だと思う。
そして最後に 子ども食堂は自発的に子ども達が集まってくる。 子ども食堂に子ども達が集まらないとならない義務なんてないし、 子ども達は子ども食堂に来たいから来るのだ。 子ども食堂の活動の意味や効果を人に評価されることはとても大事 でも、その評価は偉い人や行政や先生や地域の大人達だけでなく、 「この子ども食堂って意味があると思う?」
「意味がある」「必要」って答える子どもが一人でもいたら、 だってその子ども達の為に子ども食堂をしているのだから。 |
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理事長ブログ
Posted by
八木
at 22:46
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