変わりやすい天候が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
Atelier de NATURAという名前で人と自然をつなぐ活動をしている徳長由美と申します。
Atelier de NATURAの活動は、これまでFacebook等でお知らせしていましたが、今後はこのブログでも発信させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、活動の目的についてご紹介させていただきます。
私は以前から女性や子育て支援の活動に携わっており、現在は相談員として子供や教員、地域の方々の相談役としても活動しています。その中で日々感じることは、子供も大人も身近な人が苦しんだり傷ついたりしていても、その気持ちに気づくことができないケースが増えているということです。そしてそれは、身近な自然が傷ついても気づくことができない自然と人の関係にも共通していると感じています。
皆さまもご存じの通り、地球上の自然破壊は今では危機的な状況になり、人類の文明の発展によって失われていく美しい自然の風景や、野生動物への影響を思うといつも胸が痛くなります。
そこでこれからの地球と人の未来のために、人と人、人と自然の関係をよくしていくことが大切であると感じ、学芸員の資格ももつ自分ができることは、美術館の枠や分野の垣根を超えた自分にしかできない社会貢献の形として、自然をテーマにしたアートを通して自然を感じることで、身近な変化に気づくことができる想像力を育むことだと考えたのです。
その思いを後押ししたのは、美大の卒論のために学んだイサム・ノグチの言葉でもあります。「ぼくは(自然と人との関係が)ようやっと少しわかってきたようなことだけです...ぼくの手から他の人がだんだんそして走ってもらいたいんです...」(イサム・ノグチ「地球を彫刻した男」より)
同じ言葉を尊敬するコピーライターの朝倉勇さんからもいただきました。
もし、できることなら私もそのバトンのひとつを受け取らせていただき、どんなに小さな一歩でも常に動き続けて、皆さまと一緒に前に進んでいけたらと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:人と自然
年ごとに感じる異常気象の深刻さ。何とかしなければ、と焦るものの一体何ができるのかしら、、、身近にある自分に出来る事に気付き変えていくしかありません。
年ごとに