2026年4月17日(金)8:00〜11:00
水草上乃木畑で、今年度初めての作業を行いました![]()
本日の作業は、土を耕して畝を作ることです![]()
Aさんにご指導いただきながら、トラクターで畑を耕し、畝づくりを進めました![]()
最初は操作にドキドキ…
耕したあとは、いよいよ畝づくりへ!
…のはずでしたが、
みんなで力を合わせて取り組みましたが、この日完成した畝は1つのみ!
自然相手の作業は、天気や土の状態に大きく左右されることを改めて実感しました![]()
これからの作業も頑張っていきまーす![]()
2026年4月17日(金)8:00〜11:00
水草上乃木畑で、今年度初めての作業を行いました![]()
本日の作業は、土を耕して畝を作ることです![]()
Aさんにご指導いただきながら、トラクターで畑を耕し、畝づくりを進めました![]()
最初は操作にドキドキ…
耕したあとは、いよいよ畝づくりへ!
みんなで力を合わせて取り組みましたが、この日完成した畝は1つのみ!
自然相手の作業は、天気や土の状態に大きく左右されることを改めて実感しました![]()
これからの作業も頑張っていきまーす![]()
農漁業体験活動報告書(Aさん)
今回、2泊3日で2回目となる大根島での農作業や漁師体験をさせていただきました。
前回の経験と比較して、さらに深い興味を持って取り組むことができ、新たな発見や農家・漁師さんの苦労など、多くの貴重な経験を積むことができました。
初日は、松江市街にある認定NPO法人自然再生センターにてお話を伺いました。
1990年代の中海埋め立て計画が中止に至るまでの経緯や、火力発電所のHIビーズを用いた水質改善プロジェクト、さらには「オゴノリング」の活動など、環境保全への取り組みについて詳しく学ばせていただきました。
前回伺った際よりも、知識をより深めることができたと実感しております。
その後、小倉加代子様のご厚意で近隣の展望台へご案内いただきました。
松江市街や宍道湖を一望できる素晴らしい景色を拝見し、街並みの隅々まで見渡すことができました。
午後には大根島へ向かい、柏木様のご指導のもと、畑での農作業に従事いたしました。
2度目の訪問ということもあり、大変懐かしく感じられましたが、一方で農作業の厳しさを改めて痛感いたしました。作物の成長を妨げないよう、こまめな雑草取りなど、日々片時も目を離さず管理されていることを知り、そのご努力に敬服いたしました。
また、柏木様が地域の活性化のために桜の植樹や「みんなの推し推しMAP」の作成など、多方面にわたる活動に尽力されていることを伺い、その志の高さに深い感銘を受けました。
2日目は、人生初となる漁業体験をさせていただきました。
サヨリ漁の仕掛け作りでは、実際に中海へ設置する際、浮きの位置を一直線に揃えることが叶わず、自身の力不足を痛感し大変悔しい思いをいたしました。
続いて、赤貝(サルボウガイ)養殖用の網清掃に取り組みました。
非常に繊細な作業であり、集中力を維持することに苦労いたしましたが、「万が一失念やミスがあれば大きな影響が出る」という責任の重さを自覚し、最後まで丁寧に励みました。
休憩中には、柏木様のご厚意により美味しい赤貝をいただくなど、温かいおもてなしを賜りました。
午後の作業を終えた後には、柏木様の操縦する船で島内をご案内いただきました。
江島大橋(ベタ踏み坂)の迫力に圧倒されたほか、京島付近では学生が島の間を泳ぐ伝統的な行事があるとお聞きし、大変驚きました。柏木様から伺った古民家宿「レンタルスペースぼたん」にも、ぜひ次回の訪問時に宿泊させていただきたいと考えております。
今回の貴重な体験を通じ、松江市の皆様が私たちのために尽くしてくださった多大なるご厚意を振り返り、自らの至らなさを深く反省いたしました。
皆様の温かなご支援に甘えるばかりではなく、今後は他の方々への配慮を欠かさず、責任を持って行動することを心に誓いました。
この2日間、松江市の皆様にはひとかたならぬお世話になり、心より感謝申し上げます。
またいつの日か、成長した姿で皆様にお会いできることを願っております。
認定NPO法人自然再生センター研修に参加して(Bさん)
今回、認定NPO法人自然再生センターへ研修に来ようと思ったのは、能登の震災復興ボランティア、RQ能登で副理事長の小倉さんにお会いし、宍道湖・中海の自然再生活動をやられてるNPOの活動を実際に見てみたいと思ったからです。
小倉さんに無理をお願いして、2日間コーディネートしていただきました。一緒に広島出身で川崎在住の青年と、高校生の三男も参加しました。
青年と松江駅で待ち合わせし、歩いて自然再生センターに向かいました。
センターは町中の1階がコワワーキングスペースの建物の3階にありました。
階段を上がると何か大きな梁のある古い木造の建物で、歴史を感じます。
教室のような部屋と事務室のような部屋があり、事務室のような部屋ではNPOの職員さんが働いておりました。ウェルカムボードで迎えて下さり、副理事長の小倉さんより、自然再生センターの概要をお聞きしました。
自然再生センターは、宍道湖・中海の自然再生が目的で、中海の水質悪化を改善するために、中国電力と石炭灰造粒物(HIビーズ)を敷設する事業の研究と、中海に生育しすぎる「オゴノリ」を刈り取って畑に肥料として撒いて収量をアップさせ、その畑で採れたさつまいもを使って、飲んで守る湖と未来、焼酎「宍道湖・中海の恵み」をつくって販売する事も行っているとの説明を受けました。
特に「オゴノリング」については、学生向けの紙芝居があるとの事で観たいとお願いしまして、上演してもらいましたが、とてもかわいくて分かりやすくて、センターでも後ほど動画をアップする事になったようです。
午後は、車で中海に浮かぶ大根島へ移動。お昼はまつむら屋さんと言うラーメン屋さんで食事を摂りました。鶏ガラの優しいスープで、ラーメンと、鶏の唐揚げの酢がけと、チャーハンをいただきましたが、どれも絶品でした。
副理事長は、大将に話をして自然再生センターと焼酎「宍道湖・中海の恵み」のチラシを置いてもらっていました。
その後、柏木さんのお家にお邪魔し、大根島の経緯や、大根島みんなの推し推しMapの説明を受けました。推し推しMapの予算がどう出ているのか?など気になりましたが市などから出してもらっているとの事で、すごいなあって思いました。
説明を受けた後はオゴノリング農場に移り、ソーラーパネルの下に試しに植えてある芝桜の周りの除草作業を行いました。
そして、泉水レンズのため池の説明を受けました。水面が海水面と同じですが、なぜか淡水になると言う不思議なところでした。
今日の作業はここで終わり、バスで松江市内に戻りました。
2日目は、再びバスで大根島の柏木さんのお宅を目指しました。
柏木さんは、島でレンタルスペースをやっている方と準備をしながら話をしていました。この方は4月12日に大根島Marcheを企画していて、島の賑わい創出に色々取り組まれている事がわかりました。
この日は、サヨリ漁の網を掛けるオモリと浮きを湖に設置する作業で、まずは浮きづくりと、浮きとオモリを軽トラに積み込み、港まで運び、漁船に積み込み出港。湖のかなり奥の方まで進み、何列かキス漁の浮きが設置されているところから少し話して湖にオモリと繋がれている浮きを投下。柏木さんの浮きは最初と最後は夜になるとライトが光り確認しやすくなっています。
出港場所より遠くまで行くのは、この場所がキスが捕れるからだそうで、昔は、地区で場所取りの争いもあったそうですが、今は、そういうのも無くなったそうです。
漁に従事する方が少なくなったのも影響しています。
作業を終えて、「ああ、網を引き揚げる時に来たかった!」って思ってしまいました(後日、柏木さんから、サヨリ網1回目で、サヨリ38尾、コノシロ23尾が網に掛かったと連絡がありました)。
それが終わった後は、赤貝養殖用ネットを綺麗にして、繋がれている紐を解く作業を。
この養殖用ネットは、他の地区で高齢化により、赤貝養殖をやらなくなったところからいただいたそうです。それを根気よく使えるようにしていきます。
お昼は、シジミの味噌汁と赤貝の煮物をいただきました。
赤貝の煮物は絶品で、お土産に持って帰れないかとお聞きしましたが、ここでしか食べれない貴重なものらしいです。大きさはあさりサイズですが、身が締まっていて、味も良くてぜひぜひ缶詰とか真空パックにして欲しいと思いました。
午後は、赤貝養殖用ネットを綺麗にする作業をやりながら、大根島1周するための船の清掃などを行い、大根島を1周。
車のコマーシャルで有名になった「べた踏み坂」が、大根島の隣の江島にあるのを初めて知り、そこの橋の下を船で通るという貴重な体験をしたり、中海が干拓事業が中止になった事、そして、広大な湖面が干拓されようとしていた事、干拓事業により、湖底が変わり、潮の流れなど環境に影響している事など説明を受けました。
あと、この島では、物々交換などの文化もあるようで、ある日気づくと、外の流しにスイカが置いてあったり、サヨリが獲れすぎた時はサヨリ網ごと置いていく人もいて、そんな時は丁寧に網からサヨリを取って、綺麗にして返すのが習慣だと仰っておりました。
もう一つ、印象に残ったのは島の外周道路の脇などに千本の桜を植える計画を実行されている事です。桜の島が観光名所になる事を考えていると言うのも良い取り組みだと思いました。
2日間、認定NPO法人自然再生センターの研修を受けて感じた事は、まず、認定NPO法人の割に、予算規模が大きい(自分が参加しているNPOはどこも予算が足りないと泣いているので)事、中国電力や大学などと連携して研究している事、行政とも連携している事がものすごい成果を出しているのだと感じました。
そして、オゴノリング大作戦や芋焼酎「中海・宍道湖の恵み」なども、中海・宍道湖に市民の目を向けて環境保全や経済の循環を促していくためにとても重要な取り組みだと思います。子供たちへの環境教育も充実していると感じました。
今後の課題は、会員を増やしたいと言う事でした。これには、関係人口を増やすための取り組みが必要だと思っております。
具体的には、大根島推し推しMapなどにある観光地やアクティビティーをツアー化することや、ヒットする観光地の条件@ランドマークがある、Aおいしい食べ物が食べられる、Bここでしか買えないお土産がるなどの条件整備、宿泊、温泉、交流が出来る場所の整備、ゲストハウスのような交流しながら泊まれる場所の拠点整備など、「おてつたび」のように、「お手伝い」と「旅」を組み合わせ、人手不足に悩む地域(農家、旅館、観光施設など)と、旅をしながら働きたい人をマッチングするサービスの活用や、グリーン・ツーリズムのように、農山漁村地域に滞在し、自然、文化、人々との交流を楽しむ余暇活動、単なる観光とは異なり、農業体験(田植え、収穫)や郷土料理作り、農家民宿での宿泊(ファームステイ)などを通じて、地域ならではの非日常的な生活を体験し、心身をリフレッシュする滞在型旅行スタイルを大根島で作れるようにする事。
それと、今後の島に住む方々の高齢化を見越して、今、ある大根島の文化や漁業、農業を若い世代に継承出来るようにするマッチングも行い、50年先、100年先も大根島が活気あふれる島であり続けられるようにと思っております。
色々大きい事を書きましたが、今の自然再生センターの方々ならこの課題も解決できると思っております。今後も、僕らのようなわがままな旅行者を受け入れて下さったら幸いです。お世話になったみなさま、ありがとうございました。
地方の自然環境再生活動に地域性がもつ影響(Cさん)
島根県松江市、鳥取県境港市などにまたがる汽水湖である中海は、20世紀後半に干拓事業計画がかつて存在し、計画の一部は実施されたものの、2000年に中止となった。以降、環境保全・再生のために官民学が連携した活動が行われている。
その中でも民および学がこの活動の中心を担っていて、認定NPO法人自然再生センターの活動と第一次産業が宍道湖・中海の自然環境の保全に大きく寄与していると考えた。
認定NPO法人自然再生センターは、地元の民間企業や教育機関などと連携し、宍道湖、中海を含む流域の自然環境の再生と、地域の人々の関係を再構築するための活動を行っている。
事務局としての機能を担うのはもとより、活動PRのための事業や人材育成のためのインターンシップなど幅広い活動を行っていて、地域貢献度が非常に高いと感じた。![]()
島根県内の第一次産業従事率は全国平均と比した場合は高いが、県内の第一次産業従事者は現在に至るまで右肩下がりに減り続けている。干拓事業の中止には第一次産業従事者が減少傾向にあったことによる干拓事業の必要性の低下も一因であろう。
とはいえ、日本の歴史上で前例にほとんど存在しない公共事業中止という結果をもたらしたことからは、事業反対を訴えた市民側に大きな分断が存在しなかったことが想定される。
地域住民が宍道湖、中海の自然環境の重要性を共有していたということだろうか。そこにはこの土地特有の歴史的な自然文化の影響もあるのではないかと感じた。
島根県の人口は出雲市、松江市に集中している。その両市ともに中心地は海岸線よりはやや内陸にあり、東、南、西の三方はもとより日本海に面するはずの北方も市街地と海岸線の間に山があり、海岸沿いや三角州にできた大規模な都市圏はないように見える。
また、自然文化以外の点では、地域を歩いてみて、地元住民の方と話してみて感じた雰囲気には、京文化のようなものに近いものを感じた。「人間関係が保守的で変化を拒む気風は煩わしいから嫌だと思われている」という意見が島根県の『県民ホットライン』に寄せられたこともあるとのこと。
これらの事実は裏を返せば、外部からの人口流入が少なかったことを示していて、地域の純粋な文化の統合や継承、自然環境の重要性に対するコンセンサス、市民の団結を比較的容易にした可能性があると考える。
現在も、地域の方の持続可能な漁業環境の保全意識や、研究者によるオゴノリの最適な刈り取り量の推定など、自然環境の重要性に対するコンセンサスが、丁寧な活動方針の実行として現れ、環境再生活動が支えられていると考えられる。
今後、担い手不足の問題が顕在化した際に、移住者募集などの施策がより積極的に実施される可能性がある。
その際には、この地域特有の風土が上記の活動にどのように影響をしているのかを精査した上での施策の実行が必要ではないだろうか。従事者教育を慎重に行うことや、場合によっては外部からの従事者の受け入れ自体に慎重に行う必要もあるのではないだろうか。
官民学がより一層連携しての県外への人口流出の抑制や、県内他自治体からの県内二大都市への人口集積への対応も重要になりそうだ。
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今回の“大人のインターンシップ”では、それぞれの立場からたくさんの学びや気づきが生まれました![]()
体験を通して地域を知り、人と出会い、自然との関わりを考える時間は、これからにつながる大切な一歩になったのではないかと思います。
遠方からお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!
また松江でお会いできる日を楽しみにしています![]()
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