日時:2024年10月28日(月)−29日(火)
内容:全国の自然再生専門家委員を招聘し、
今後の事業実施計画の作成や現在行っている事業活動の
参考となるような助言を行うことを目的とした
現地視察と意見交換会を開催
(意見交換会は第4回第九期中海自然再生協議会とする)
自然再生専門家委員:5名(順不同、敬称略)
〇中村 太士 生態系管理学、河川生態学、景観生態学 北海道大学大学院 農学研究院 名誉教授
〇宮内 泰介 環境社会学、地域社会学、開発社会学 北海道大学大学院 文学研究院 教授
〇志村 智子 自然保護、環境教育 公益財団法人日本自然保護協会事務局長
〇佐々木 淳(1日目のみ) 沿岸環学、環境水工学、内湾の水質 東京大学 大学院 教授
〇和田 恵次 動物生態学、海洋生物学 奈良女子大学 名誉教授
ということで1日目は12時10分からお昼ご飯を食べながらスタートです
12:10〜13:00
座学レクチャー
今回の視察の事務局である株式会社一成さまから
挨拶、出席者紹介、オリエンテーションののち
國井会長から協議会の取り組みと運営について、
中国電力玉井様から浚渫窪地の事業についてご説明がありました。
中国電力玉井様から浚渫窪地の事業についてご説明がありました。
その後車に乗って移動し島根大学エスチュアリー研究センター中海分室へ。
現地視察として船を4隻出していただき
米子空港北側の浚渫窪地で
米子空港北側の浚渫窪地で
水質計による水質測定と窪地低層の泥の確認を行いました。
ヘドロのにおいを実際に嗅ぐと思わず専門家委員の先生方も眉間にしわが…
場所を移動しオゴガキを使ってオゴノリ刈り体験
帰り道にオゴノリング農場の見学をして、皆さんに採ったオゴノリを撒いていただき
自然再生センターに戻りました。
到着後、現地視察前にできなかった桑原先生による山形覆砂の調査報告を行いました。
それぞれ宿泊場所へチェックインしていただき、
18:30〜はお楽しみの中海宍道湖の恵みをいただく食の会
18:30〜はお楽しみの中海宍道湖の恵みをいただく食の会
食材提供 柏木利徳さま(大根島の農漁業を考える会)
調理 小倉綾子さま(宮内舎)
紀伊川水系の上流から下流をテーマに料理を考え並べてくださいました
お二人から最初に料理の説明です
オゴノリング農場の枝豆や赤貝も特別にご準備いただきました
皆様からお酒の差し入れも…
皆様からお酒の差し入れも…
本日のお献立
○上流域
オゴノリ堆肥で育てた日南米のおにぎり
奥出雲しいたけのチーズやき
冬瓜と生揚げの煮物
鹿糠パークのソーセージ
○中流域
オゴノリさつまいもと鶏ももと
手作りスパイスの煮込み
宮内舎有機米粉と熟成酒粕のクラッカー
宮内舎のお餅巾着
牛蒡と昆布の甘辛きんぴら
胡瓜と赤玉ねぎの豆乳マヨネーズ和え
ゴーヤーと白兎豆腐のチャンプルー
ピーマンと車麩の煮物
福山さんの茄子辛子漬け・大東の粕漬け
小松菜米麺のサラダパスタ
木次乳業のゴーダチーズとイズモルージュ
大東の筍のメンマ
○下流域
中海オゴノリ枝豆
茹で青ガニ
鱸スズキとチヌのお刺身
鯒コチの甘辛煮付け
鱸スズキのパン粉焼き
シマイサキとセイゴのハーブ焼き
チヌの塩焼き物
コノシロの酢シメ
赤貝の煮付け
オゴノリ豆で作ったお味噌と
宍道湖しじみの味噌汁
皆さんに満足して頂き、盛会のうちに終えることができました。
この場での笑顔と笑い声の余韻が続く。豊かな汽水湖は、誇りですね。
こんな食材が、ずっといただけますように
2日目に続く…