インターンシップに来てくれました
感想を書いてくれたのでここに掲載します
松江工業高等専門学校4年のUです。夏休み期間を利用してこの自然再生センターのインターンシップに5日間、1日3〜5時間ほど参加させていただきました。イ
ンターンシップには将来のために社会人体験をしてみたいと思い参加しようとしていたのですが、もともと工業分野の勉強が自分に合わないと感じていた私はインターンシップでも工業系企業に行くのを正直億劫に感じていました。
学校から配布されたインターンシップの応募先一覧に工業系企業が多く並ぶ中、1つだけ「認定特定非営利活動法人 自然再生センター」という工業系分野とは異なる名前を見つけ興味がわきました。
私は隠岐の島町出身で島がユネスコ世界ジオパークに登録されたこともあり、小学生の高学年から中学生にかけて自然について学習する機会が多くありました。 ここなら社会人体験もしやすいのではないかと思いここへ応募しました。
1日目は大根島の入江地区の勉強会に参加しました。町全体の昔の様子から公園の石碑の由来までよく調査されていてすごいと感じました。勉強会後、現地で出会った小倉さんから「こうして地元の人たちとお話しするのも大事な仕事なの」と言われやはり地元の人たちあっての活動なんだと思いました。
2日目・3日目はインターン日誌をつけたり、様々な要素に分けて自分の能力を分析したりしました。普段から考えない視点で自分について考えたので時間を多くかけてしまいました。いずれ自分も就職活動などする際にこうして自己分析しなければいけないと思うと正直気が滅入ってきます。
4日目は「まちのごはん」という3年前からコロナ禍により希薄になった地域のつながりを取り戻すために始めている地域食堂の準備・片付け等・調理・配膳等を手伝いました。お客さんへのお金や料理の受け渡しや料理の箱詰め等は自分でもうまくできたと思います。この日の料理は近隣店舗からの寄付で集まった食材でサンドイッチでした。自分も食べました。自分で作った料理は普段より一段とおいしく感じます。大人と子ども合わせて十数名がお越しくださり、この活動が地域のつながりになっているんだと思います。
5日目は、このブログを5日間の感想として書いています。どうやら今年の応募者は私一人だったようで、インターンシップ中は5日間1人で仕事をすることになりました。最初は緊張しましたが日数が経つにつれてそれもなくなり、今では1人だったからこそより集中してセンターの方たちと多く関われたり、より助言を受けられたりしたので逆に1人で良かったのではないかと思います。私の都合上8月中しか参加できませんでしたが、5日間貴重な体験を与えてくださったセンターの方々へ感謝申し上げます。ありがとうございました。