12月15日10:00〜開催
会場 国際会議場 くにびきメッセ 501大会議室
参加者 38名

議事次第
國井中海自然再生協議会会長からの挨拶
今後の部会の運営について
全体構想の見直しについて
その他
地域循環共生圏


県外からいらした、オブザーバーの方からのご意見も伺いました。

広島大学 山本民次教授
その後、分科会に分かれさらに詳しく協議しました。
【中海浚渫窪地埋め戻修復事業】
プロジェクトリーダー 桑原准教授(島根大学)

![79644959_3339547942739056_8791882695832502272_n[1].jpg](/shizensaisei/img/79644959_3339547942739056_8791882695832502272_n5B15D-thumbnail2.jpg)
![79749072_3339547932739057_7824878239431524352_n[1].jpg](/shizensaisei/img/79749072_3339547932739057_7824878239431524352_n5B15D-thumbnail2.jpg)
![79671391_3339829516044232_3877674303654723584_n[1].jpg](/shizensaisei/img/79671391_3339829516044232_3877674303654723584_n5B15D-thumbnail2.jpg)
私たちは、水上からは見ることのできない湖底の問題は、なかなか一般の方に伝わりにくく、理解を得るのが難しいのですが、中海の自然を取り戻すためには避けて通れない課題です。時間も費用も多大に必要とするこの課題に、私たちは継続して取り組んでいます。
こんな研究内容も共有したいと考えています。
※中海の浚渫窪地の特徴
中海の浚渫窪地は自然の湖底より3〜7 m程度深くなっています。そのため、窪地湖底の塩分の高い水(=重たい水)は沈んで停滞し、塩分の低い表層の水とほとんど混ざらないため、湖底には酸素が供給されず窪地内は酸素がなくなりやすくなっています。さらに植物プランクトンの死骸をはじめとする有機物が溜まりやすく、堆積した有機物の分解には大量の酸素が消費されています。酸素がなくなると、汽水域においては高い毒性を持つ硫化水素の発生要因となり、また有機物やリン酸・アンモニアなどの栄養塩の溶出を促します。特に、小規模な浚渫窪地の水は簡単に入れ替わらないため、夏季に発生した栄養塩や硫化水素は窪地内に蓄積し、高濃度になります。
【海藻の回収および活用事業】
プロジェクトリーダー 倉田准教授(島根大学)


【中海湖岸の利活用】
プロジェクトリーダー 熊谷昌彦(認定NPO自然再生センター)

議事録は、中海自然再生協議会HPにて後日UP致します。
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 00:00
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
■中海自然再生協議会