• もっと見る

2021年12月10日

松江高専 オゴノリ刈り&畑見学

松江高専の3年生は実践工学英語という授業の一環で、
SDGsに関するフィールドワークを行っています。
2019年よりともに行っていますが、今年も弊法人の取り組む「オゴノリング大作戦」のオゴノリ刈りと畑への散布を体験。
そして後日、その体験を英語でプレゼンテーションすることになっていますグッド(上向き矢印)

今年は12月3日、10日の2週にわたり、9名の学生と一緒に学習していきましたexclamation

3日は弊センターでレクチャー耳

263331548_5441709559189540_950011654743154575_n.jpg



今年はオゴノリの生育が悪く思うような体験ができないかもしれませんが、そのかわりに湖底から淡水が湧き出ている場所に連れて行って頂きます。
汽水湖の中から、淡水が沸いて出てくる?!
このイメージが中々理解してもらえないようでしたので、動画を見せませました。
しかしまだ腑に落ちていないようです。
やはり体験に勝る学習なし
「知ることは、感じることの半分も重要ではない」そうですexclamation



12日は実際に中海でオゴノリ刈りへ船
最初に弊法人のオゴノリング大作戦の紙芝居を、
先生が英語で読んでくれますexclamation

264725507_1052240425353841_5176714520917652809_n.jpg


ライフジャケットをつけて

264784384_2479832542150420_272246676352145372_n.jpg


いざ中海へexclamation

まず、船の上から汽水湖から淡水が湧き出る場所へダッシュ(走り出すさま)
あいにくの波で分かりづらかったのですが、
「水が少しボコボコした!」「湖の中から?」と実物を見て驚きの声を上げていました。




264072831_3234680313441660_8259729705619264341_n.jpg

264871267_601726457701030_2177364306976831034_n.jpg
続いて、オゴノリ刈りを体験exclamation
オゴガキという道具でかいても、手応えがありませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

264976332_1010413726203806_683266766269803846_n.jpg

265312271_648876096293105_4033068536913673896_n.jpg


何と取れたのはこれだけもうやだ〜(悲しい顔)



ogonori_burgeon.jpg


「少ないとは聞いていたけど、もう少しあるかと思っていた。」
「海の底のザラザラとした感触はあったけど、オゴノリはなかった。」
「ごみの方がたくさん採れた・・・」
と話していました。

「オゴノリが多くても、少なすぎても自然界では良くないんじゃないか。」と考えている学生さんもひらめき



オゴノリ刈りの後は大豆畑へ。

「オゴノリ入りの場所とそうでない場所、見てわかりますかー?」

263498629_1017478835467155_2507601354847660544_n.jpg



見た目ではよくわからないけれど・・・


263707922_970989486827084_2051920972122860916_n.jpg

263772880_1055132018603446_9100735506333533612_n.jpg


「なんだかオゴノリ入りの方が実入りがいい気がする」
「周りの雑草も元気」
実際に足を運ぶからわかることがたくさんー(長音記号2)




オゴノリが無いことや大豆の不作は、
夏の長雨による水温の上昇や塩分濃度の低下などが原因かと思われます。
自然が相手なのでこちらの思うようにはいきませんよね。

体験する、表現して伝える、自分自身も考えて行動する。
オゴノリングを体験してそんな循環が生まれたら、
それはとても嬉しいことですハートたち(複数ハート)
学生たちはこの経験を踏まえてどんな未来を目指してくれるかなるんるんわーい(嬉しい顔)

ogonoring_members2021.jpg

一緒に体験してくれてだんだん~黒ハート

posted by 認定NPO法人自然再生センター at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■松江高専・SDGs

2020年12月11日

松江高専 オゴノリ刈り&オゴ粉砕

2020年12月11日(金)午後
松江工業高等専門学校の3年生9名とオゴノリ刈り&オゴ粉砕を行いましたぴかぴか(新しい)

昨年に続き「実践工学英語」の中のSDGsに関するフィールドワークの授業です。


本日も3名の地元漁師の皆様にお世話になりますぴかぴか(新しい)
よろしくお願いいたしますぴかぴか(新しい)
オゴノリを取る伝統的な道具、「オゴカギ」の使い方を教わってから…

IMG_1019.jpg

早速中海へダッシュ(走り出すさま)

いってらっしゃいグッド(上向き矢印)

IMG_2449.jpg

待っている間にオゴノリング大作戦の概要を紙芝居&英語で説明手(チョキ)
英語の先生と打ち合わせ一切なしで読んでもらいましたが…
「なんかおかしな英語ですねふらふら

matudasennseisetumei.jpg

あれれ〜あせあせ(飛び散る汗)
先生教えてくださいー(長音記号2)

学生のみなさんはフィーリングで伝わったようですわーい(嬉しい顔)

IMG_1062.jpg

IMG_2465.jpg

そうこうしている間に
お〜ぴかぴか(新しい)
たくさん採れましたるんるん

IMG_1079.jpg

続いて枝豆の畑へ移動ダッシュ(走り出すさま)

今年は畑にまくのではなく、乾燥したオゴノリを加工してもらいますぴかぴか(新しい)

オゴノリは小規模であれば生のまま手作業で畑にまくことができますが
大規模になるとそうはいきませんexclamation

センターは2019年から鳥取県の日南町のお米農家さんに加工したオゴノリをお渡ししていますぴかぴか(新しい)
そこではオゴノリとその他の肥料を混ぜてペレットにして田んぼに投入されています目
ペレットにするためには、オゴノリは写真のように加工する必要があるのですー(長音記号2)

IMG_1034.jpg

今はこの粉砕作業は本当に手間をかけて、漁師の方に手作業で行っていただいていますー(長音記号2)
ここがもう少し効率的にできれば、オゴノリングの輪はよりスムーズに回るのですぴかぴか(新しい)
そこでexclamation×2
未来のエンジニア、松江高専のみなさんのアイデアをぜひぴかぴか(新しい)

ということでこの粉砕作業を体験してもらいましたるんるん

1.オゴノリを乾燥させる

IMG_2482.jpg

2.ハサミで切る

IMG_2499.jpg

3.粉砕機に少量ずつ入れる

IMG_1115.jpg

4.ふるいにかける

IMG_1032.jpg

さあ学生の皆さん、いかがでしょうexclamation&question
またアイデアお待ちしておりますわーい(嬉しい顔)

今日のフィールドワークは後日英語でプレゼン予定だそう。
取材もスマホを使ってされていましたよグッド(上向き矢印)

IMG_9542.jpg
体験だけでなく、「伝える」まで。楽しみに待っていますぴかぴか(新しい)

終始明るい皆さんで、楽しい活動となりましたわーい(嬉しい顔)

IMG_2475.jpg


本日は各種取材がありました。
■中海自然再生協議会・自然再生センターのPR動画撮影のため、環境省より取材(完成後、またHPにアップいたします!)

IMG_9531.jpg

■オゴノリングでお世話になっている柏木さんの取材
■マーブルテレビ(2020年12月14日18時より放送予定)

ありがとうございました。

続きを読む・・・
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■松江高専・SDGs

2020年02月24日

松江高専SDGsの日

2020年2月24日(金)
〜松江高専SDGsの日〜グローバルエンジニアを目指して〜

1 目 的  島根県の地域産業と海外との橋渡しや持続可能な地域社会の確立に貢献できるグローバルエンジニアの育成を目指し,持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)を題材とした教育活動である「グローバルコンピテンシーを備えたエンジニアの循環型育成プログラム」を実施している。本イベントは,学生のSDGsに対する理解を深めること,および学外に対して取組みを発信することを目的として実施する。

主催 国立 松江工業高等専門学校

2 松江駅前 テルサ
3 参加人数 約260名
4 参加者 市民、松江高専学生、企業、行政
の中で、地元活動団体として「中海のオゴノリの回収による循環型社会の再構築〜オゴノリング事業〜のお話をさせて頂きました。




続きを読む・・・
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■松江高専・SDGs