「大家好(ダージャーハオ)!
欢迎来到自然再生センター(ホワァン イン ライ ダオ シゼン サイセイ センター)」
こんにちは!ようこそ自然再生センターへ
島根大学から中国の大学生達が当センターに視察&交流に来られました
日時:平成28年12月2日(金)14:00〜16:00
人数:15名(中国の大学生13名、先生2名)
詳細:日本・アジア青少年サイエンス交流事業の『さくらサイエンスプラン』
まずは事務所にて、当センターについての説明をしました。
通訳はありますが、分かりやすいようにイヤーブックの写真を見ていただいて、言葉の壁を越えての交流です
センターに来る前にゴビウスに行かれたそうで、汽水湖についても理解されていました
当センターが普通のNPO法人ではなく「認定NPO法人」であることについてもお話ししましたよ
次に彩雲堂に移動し、日本文化に触れていただきました
四季を表している和菓子に興味津々のご様子。
作法についてもジェスチャーをして、お茶文化を楽しんでいただけたかと思います。
続いて天神川に移動し、水草刈りの体験です
水草は魚や水中の生き物たちのすみかではありますが、放置しているとヘドロ化して環境に良くないので適度に刈り取ることで美しい水辺を守っていくこと、そしてセンターではその水草を畑にまいて土壌改善に循環利用していることをお伝えしました。
竹を使って、みなさん楽しそうでした
先日の中海での藻刈りに続き、当センターの活動は国際化してきていいます!国際交流の場となっていくこと、嬉しい限りです
2016年12月02日
2016年07月26日
天神川の水草を刈る&水質調査・生き物の観察会
今年も天神川の水草刈り・水質調査・生き物の観察会を行いました
日にち:平成28年7月26日(火)
時 間:8:30〜10:30
場 所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
主 催:タテ町河守カッパ隊・認定NPO法人自然再生センター
講 師:桑原弘道氏
・認定NPO法人自然再生センター環境学習 副部長
・NACX-J自然観察指導員
参加者:約40名
ご挨拶の後、まずは水質調査です
透視度計をのぞいてみると・・・
1m以上のところでクリアに見えたので、濁りなくきれいということが分かりました
次にパックテスト(COD)です
※COD…水をきれいにするために必要な酸素量を調べます
結果にバラつきがあったのでスタッフが正式に調べたところ、
4という結果で、ぎりぎりきれいかなということが分かりました
現在の天神川の水質が分かったところで
みなさん、竹を持っていざ出陣
こんなふうに細長い竹の棒を使って、くるくる巻き取っていきます
くるくる〜ぽん!
対して、天神橋の反対側には
松江市の藻刈り船「だんだん号」も力強く勇ましく、どんどん刈り取っていきます
カッコイイ〜
みてください
これが水草刈り前【Before】
そして水草刈り後【After】
目視でじゅうぶん分かります
本日の刈り取り量は、総量5トンでした
これら刈り取った水草は、大根島の畑の肥料になります
水草刈りと同時並行で、子ども達は生き物観察です
刈り取った水草にどんな生物がついているのか、子ども達は興味津々
いっぱいいますね
どんな生物がいるか調べると、水質が分かります
指標生物として、イソコツブムシやニホンドロソコエビがいたので、やや汚い水ということが分かりました
現在の天神川は富栄養化が進んでいますが、汚染物質ではありません。ちゃんといろんな生き物が生息しているので、今日の様に水草を適度に刈り取ることで、豊かな水辺を保っていけるのです
今日は朝早くから、報道関係者のみなさんもたくさん取材に来てくださり感謝です
NHKさん:25日夕方&26日朝にニュース内で告知
:26日昼&夕方&夜のニュース内で報道
山陰中央テレビさん:26日夕方のニュース内で報道
朝日新聞さん:27日朝刊に掲載
水の都である松江の水域、地域のみなさまとともに守り続けていくために、より多くの方に知っていただくこと、関心を持っていただくこと・・・
そんな希望を持ちながら、これからも活動していきますので、ご協力よろしくお願いいたします
日にち:平成28年7月26日(火)
時 間:8:30〜10:30
場 所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
主 催:タテ町河守カッパ隊・認定NPO法人自然再生センター
講 師:桑原弘道氏
・認定NPO法人自然再生センター環境学習 副部長
・NACX-J自然観察指導員
参加者:約40名
ご挨拶の後、まずは水質調査です
透視度計をのぞいてみると・・・
1m以上のところでクリアに見えたので、濁りなくきれいということが分かりました
次にパックテスト(COD)です
※COD…水をきれいにするために必要な酸素量を調べます
結果にバラつきがあったのでスタッフが正式に調べたところ、
4という結果で、ぎりぎりきれいかなということが分かりました
現在の天神川の水質が分かったところで
みなさん、竹を持っていざ出陣
こんなふうに細長い竹の棒を使って、くるくる巻き取っていきます
くるくる〜ぽん!
対して、天神橋の反対側には
松江市の藻刈り船「だんだん号」も力強く勇ましく、どんどん刈り取っていきます
カッコイイ〜
みてください
これが水草刈り前【Before】
そして水草刈り後【After】
目視でじゅうぶん分かります
本日の刈り取り量は、総量5トンでした
これら刈り取った水草は、大根島の畑の肥料になります
水草刈りと同時並行で、子ども達は生き物観察です
刈り取った水草にどんな生物がついているのか、子ども達は興味津々
いっぱいいますね
どんな生物がいるか調べると、水質が分かります
指標生物として、イソコツブムシやニホンドロソコエビがいたので、やや汚い水ということが分かりました
現在の天神川は富栄養化が進んでいますが、汚染物質ではありません。ちゃんといろんな生き物が生息しているので、今日の様に水草を適度に刈り取ることで、豊かな水辺を保っていけるのです
今日は朝早くから、報道関係者のみなさんもたくさん取材に来てくださり感謝です
NHKさん:25日夕方&26日朝にニュース内で告知
:26日昼&夕方&夜のニュース内で報道
山陰中央テレビさん:26日夕方のニュース内で報道
朝日新聞さん:27日朝刊に掲載
水の都である松江の水域、地域のみなさまとともに守り続けていくために、より多くの方に知っていただくこと、関心を持っていただくこと・・・
そんな希望を持ちながら、これからも活動していきますので、ご協力よろしくお願いいたします
2015年07月23日
天神川の水草を刈る・水質調査・生き物の観察会【第2日目】
今年の天神川の水草刈り・水質調査・生き物の観察会は2ヶ所(2日間)に分けて開催していますが、その第2日目(中央小横)を開催しました
この天神川の水草刈りは悪影響を及ぼす前に水草を刈り取ることで、@天神川の環境改善することA刈り取った水草は畑の肥料として使用できることを地域の方に知ってもらうことB天神川の水質や生息している水草・生き物について知ってもらうことで、全国に誇れる水の都松江の水辺に関心をよせて頂く事を目的として毎年開催しており、今年は4年目になります
松江市環境保全課の方にはゴミについて。松江市河川課の方には藻がり船「だんだん号」の参加、刈り取った後の水草の運搬など協力していただきました
日にち:2015年7月22日(水)
時間:16:00〜17:30
場所:松江市立中央小学校横
主催:認定NPO法人自然再生センター
共催:白潟・朝日青少年育成協議会
後援:松江市
講師:桑原弘道 氏(NACX-J自然観察指導員)
参加者:37名
この日はあいにく雨となりましたので
子ども達は水質・生き物調査中心、大人達は水草刈り中心と二手に分かれて開催しました
【水質調査・生き物観察会】※この観察会は国交省出雲河川事務所発注の水辺環境調査を活用し、実施しました。
子ども達はまず、網で天神川の生き物、水草を採取しました。
水草の中にも生き物はたくさん潜んでいるので、ピンセットを使い、採取します
何が潜んでいたかな〜?
みんな表を見ながら、真剣に種類ごとに分類していました
水質調査では透視度を使って、天神川と水道水の透明度を比べてみました
この日は雨が降った後で少し濁っていたので、天神川の透明度は40pとあまりよくはありませんでしたが、講師の先生から
「雨が降った後と降らない時では透明度も変わってくるんだよ〜」と教えてもらうと、「そーなの!知らなかった〜。」という声が聞こえてきました
また実際に少しの液を垂らしただけでも水が汚れてしまうことを見てみたり・・・
パックテストを使い水質調査を行いました。今回調べたのはCOD(化学的酸素要求量・・・その水をきれいにするのに必要な酸素量)です
「色が変わった〜」「結果はこうだー」とあちらこちらから聞こえてきました
そして最後に今回採取した天神川の生き物の生態や種類について詳しく説明していただきました
子ども達からは「いろんな生き物がいて驚いた」「この魚持って帰りたい」「楽しかった」などなど様々な感想を聞くことができました
【水草刈り】
雨がふっていましたが、その雨もなんのその
大人の皆さんはずぶぬれになりながらも元気に天神川の水草刈りを行いました
刈り取る前の様子
陸上と
宍道湖漁協の漁師さんが用意して下さった船に乗り込み全力で水草を刈り取りました!
反対側では松江市の藻刈り船「だんだん号」も活躍中です
短時間での水草刈りとなりましたが、たくさんの水草を刈り取ることができ、終了後の天神川はこんなにきれいになりました
刈り取った水草は24日(金)に松江市さんによってセンター会員である八束町の柏木さんの畑に運ばれ、肥料として使用します
最後はみんなで記念撮影
参加して下さった方からは
「雨だったけど楽しかった」「美しく環境を保つためにも人の手を入れる必要性を実感しました。」「生き物を観察する子ども達のワクワクした表情、キラキラした瞳が素敵でした」と感想をいただきました
あいにくの天気になりましたが、とても達成感の感じられるイベントとなりました
また今回は11日に参加してくれた子が「楽しかったからまた参加したよ〜」と来てくれていました参加して下さった皆さんありがとうございました
この天神川の水草刈りは悪影響を及ぼす前に水草を刈り取ることで、@天神川の環境改善することA刈り取った水草は畑の肥料として使用できることを地域の方に知ってもらうことB天神川の水質や生息している水草・生き物について知ってもらうことで、全国に誇れる水の都松江の水辺に関心をよせて頂く事を目的として毎年開催しており、今年は4年目になります
松江市環境保全課の方にはゴミについて。松江市河川課の方には藻がり船「だんだん号」の参加、刈り取った後の水草の運搬など協力していただきました
日にち:2015年7月22日(水)
時間:16:00〜17:30
場所:松江市立中央小学校横
主催:認定NPO法人自然再生センター
共催:白潟・朝日青少年育成協議会
後援:松江市
講師:桑原弘道 氏(NACX-J自然観察指導員)
参加者:37名
この日はあいにく雨となりましたので
子ども達は水質・生き物調査中心、大人達は水草刈り中心と二手に分かれて開催しました
【水質調査・生き物観察会】※この観察会は国交省出雲河川事務所発注の水辺環境調査を活用し、実施しました。
子ども達はまず、網で天神川の生き物、水草を採取しました。
水草の中にも生き物はたくさん潜んでいるので、ピンセットを使い、採取します
何が潜んでいたかな〜?
みんな表を見ながら、真剣に種類ごとに分類していました
水質調査では透視度を使って、天神川と水道水の透明度を比べてみました
この日は雨が降った後で少し濁っていたので、天神川の透明度は40pとあまりよくはありませんでしたが、講師の先生から
「雨が降った後と降らない時では透明度も変わってくるんだよ〜」と教えてもらうと、「そーなの!知らなかった〜。」という声が聞こえてきました
また実際に少しの液を垂らしただけでも水が汚れてしまうことを見てみたり・・・
パックテストを使い水質調査を行いました。今回調べたのはCOD(化学的酸素要求量・・・その水をきれいにするのに必要な酸素量)です
「色が変わった〜」「結果はこうだー」とあちらこちらから聞こえてきました
そして最後に今回採取した天神川の生き物の生態や種類について詳しく説明していただきました
子ども達からは「いろんな生き物がいて驚いた」「この魚持って帰りたい」「楽しかった」などなど様々な感想を聞くことができました
【水草刈り】
雨がふっていましたが、その雨もなんのその
大人の皆さんはずぶぬれになりながらも元気に天神川の水草刈りを行いました
刈り取る前の様子
陸上と
宍道湖漁協の漁師さんが用意して下さった船に乗り込み全力で水草を刈り取りました!
反対側では松江市の藻刈り船「だんだん号」も活躍中です
短時間での水草刈りとなりましたが、たくさんの水草を刈り取ることができ、終了後の天神川はこんなにきれいになりました
刈り取った水草は24日(金)に松江市さんによってセンター会員である八束町の柏木さんの畑に運ばれ、肥料として使用します
最後はみんなで記念撮影
参加して下さった方からは
「雨だったけど楽しかった」「美しく環境を保つためにも人の手を入れる必要性を実感しました。」「生き物を観察する子ども達のワクワクした表情、キラキラした瞳が素敵でした」と感想をいただきました
あいにくの天気になりましたが、とても達成感の感じられるイベントとなりました
また今回は11日に参加してくれた子が「楽しかったからまた参加したよ〜」と来てくれていました参加して下さった皆さんありがとうございました
2015年07月13日
天神川の水草を刈る・水質調査・生き物の観察会【第1日目】
今年は天神橋北詰めタテ町鼕庫裏(竪町商店街さん中心)、中央小学校横(中央小学生中心)と2ヶ所(2日間)に分けて開催します
その第1ヶ所目(1日目)を開催しました
この天神川水草刈りは地域の方々の協力を得て毎年行っていますが、今年は松江市さんの藻刈り船「だんだん号」も参加し、『人力(マンパワー)VS機械』を行いました
日にち:2015年7月11日(土)
時間:9:00〜11:00
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
主催:タテ町河守カッパ隊・認定NPO法人自然再生センター
共催:白潟・朝日青少年育成協議会
後援:松江市
講師:桑原弘道 氏(NACX−J自然観察指導員)
参加者:約60名
刈り取る前の様子
来られた方から透視度計で天神川の透明度を観察してもらいました
その後タテ町カッパ隊の梶さんより天神川の水草刈りについて・天神川への思いなどをお話していただきました
松江市環境保全課 石倉さんよりゴミの分別について
松江市河川課 明事さんより昨年3月に導入した藻刈り船「だんだん号」について写真や図を使用しとても一生懸命説明していただきました
水質調査・生き物観察会の講師の桑原さんからは水質について簡単に説明してから水草刈りの開始です
人力チームは竹でできた昔ながらの水草を取る道具で刈り取りました
同時に子ども達は天神川に生息している生き物調査を行いました
水草についている生き物の選別
子どもたちは水草にたくさんの生き物がついていることに驚いている様子でした
テナガエビやヤマトシジミ、ゴズなどたくさん生き物が捕れました
採取した生き物についてメモもかかしません
水草刈りの方には今年もカッパさんが手伝いにきてくれました
カッパさんもとても頑張ってくれ、たくさんの水草を集めてくれました
約1時間の水草刈りでこんなにたくさんの水草が刈り取れました
天神橋の反対側では藻がり船が活躍していました
藻刈り船(機械)VS人(人力) 勝敗はどちらだったでしょうか
子どもたちからは「人!」と回答をもらいましたよ〜
刈り取った後はこんなにきれいになりました
水草刈り終了後にもみんなで記念撮影
続いて採取した生き物観察会・水質調査を行いました
水質調査ではほんの少しのお醤油を水に垂らしても汚れてしまうほど、水が繊細なものであることを目で見て感じたり・・・
パックテストを使用し、水質調査を行いました
また採取した生き物の生体や種類などを詳しく説明して頂きました
この日はとても暑い1日となりましたが、小さいお子さんから年配の方まで、多くの方のご協力でたくさんの水草を刈り取ることができ、天神川がとてもきれいになりました参加して下さったみなさんありがとうございました
参加してくれた子どもたちからは「川が生き物にとって大事な場所だと分かった」
「これからもきれいに保ちたい」「刈り取りが楽しかった」「川がきれいになって気持ちがいい」といった感想が聞けました
第2回目は7月22日(水)の16:00〜18:00まで松江市立中央小横で開催します
参加ご希望の方は17日(金)までに自然再生センター事務局までお申し込み下さい
その第1ヶ所目(1日目)を開催しました
この天神川水草刈りは地域の方々の協力を得て毎年行っていますが、今年は松江市さんの藻刈り船「だんだん号」も参加し、『人力(マンパワー)VS機械』を行いました
日にち:2015年7月11日(土)
時間:9:00〜11:00
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
主催:タテ町河守カッパ隊・認定NPO法人自然再生センター
共催:白潟・朝日青少年育成協議会
後援:松江市
講師:桑原弘道 氏(NACX−J自然観察指導員)
参加者:約60名
刈り取る前の様子
来られた方から透視度計で天神川の透明度を観察してもらいました
その後タテ町カッパ隊の梶さんより天神川の水草刈りについて・天神川への思いなどをお話していただきました
松江市環境保全課 石倉さんよりゴミの分別について
松江市河川課 明事さんより昨年3月に導入した藻刈り船「だんだん号」について写真や図を使用しとても一生懸命説明していただきました
水質調査・生き物観察会の講師の桑原さんからは水質について簡単に説明してから水草刈りの開始です
人力チームは竹でできた昔ながらの水草を取る道具で刈り取りました
同時に子ども達は天神川に生息している生き物調査を行いました
水草についている生き物の選別
子どもたちは水草にたくさんの生き物がついていることに驚いている様子でした
テナガエビやヤマトシジミ、ゴズなどたくさん生き物が捕れました
採取した生き物についてメモもかかしません
水草刈りの方には今年もカッパさんが手伝いにきてくれました
カッパさんもとても頑張ってくれ、たくさんの水草を集めてくれました
約1時間の水草刈りでこんなにたくさんの水草が刈り取れました
天神橋の反対側では藻がり船が活躍していました
藻刈り船(機械)VS人(人力) 勝敗はどちらだったでしょうか
子どもたちからは「人!」と回答をもらいましたよ〜
刈り取った後はこんなにきれいになりました
水草刈り終了後にもみんなで記念撮影
続いて採取した生き物観察会・水質調査を行いました
水質調査ではほんの少しのお醤油を水に垂らしても汚れてしまうほど、水が繊細なものであることを目で見て感じたり・・・
パックテストを使用し、水質調査を行いました
また採取した生き物の生体や種類などを詳しく説明して頂きました
この日はとても暑い1日となりましたが、小さいお子さんから年配の方まで、多くの方のご協力でたくさんの水草を刈り取ることができ、天神川がとてもきれいになりました参加して下さったみなさんありがとうございました
参加してくれた子どもたちからは「川が生き物にとって大事な場所だと分かった」
「これからもきれいに保ちたい」「刈り取りが楽しかった」「川がきれいになって気持ちがいい」といった感想が聞けました
第2回目は7月22日(水)の16:00〜18:00まで松江市立中央小横で開催します
参加ご希望の方は17日(金)までに自然再生センター事務局までお申し込み下さい
2014年07月22日
天神川の水草を刈る・水質調査・生き物の観察会
2014年7月20日(日)にセンター自主事業として上記イベントを開催いたしました
日にち:2014年7月20日(日)
時間:9:00〜11:00
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
講師:桑原弘道 氏(自然観察指導員)
参加人数:54名
主催:タテ町河守かっぱ隊・認定NPO法人自然再生センター
後援:松江市
協力:国交省出雲河川事務所斐伊川水系水辺環境調査・島根県環境保健公社
今年も宍道湖・天神川に水草が繁殖し始めました水草は魚の棲み家や産卵場所となり、水もきれいにしてくれますがそのまま放置すると水面まで伸びたものにゴミがたまって見た目が悪くなったり、ヘドロとなって底にたまってしまいます
特に天神川は市内を流れる川で市民の関心の高い川です天神祭を迎える前に地域の方々や宍道湖漁協、中海の漁師の方々の協力を得て上記イベントを開催いたしました
また同時に魚ハカセと漁師さんに協力して頂き、水質調査と生き物の観察会も行いました
タテ町河守かっぱ隊の梶さんから天神川の水草について
松江市環境保全課の山崎さんにゴミの分別について、注意事項について説明をしてから水草刈りの開始です
昨年と同じく、中海漁師の柏木さんが竹で作って下さった昔ながらの水草を取る道具も大活躍でした
島大生による道具の実演
水草を挟んでくるくる回すと水草が根っこから取れます
1回でこんなにたくさん取れました
当日は夏休みに入ったこともあり、たくさんの子ども達が参加してくれました
子どもたちは宍道湖漁師さんの船に乗せてもらい、船上から生き物採取を楽しそうにやっていました
たくさんとれたかな〜??
この後子ども達は船を出してくれた漁師さんの大サービスで嫁ヶ島へ上陸もしてきたようです
水草を刈るには竹だけでなくこのような道具も使い刈りとりました
あっかっぱさんもまた今年も手伝いに来てくれました〜(笑)このかっぱさんは今年は島根大学からやってきてくれました
陸上と船上から約1時間水草刈りを行った結果こんなにたくさんの水草(約4トン)とゴミを回収できました
また、今年はマルチコプターというものを使い、空中写真も撮影しました
・水草を刈る前
・水草刈り後
階段付近の水草がなくなったのが分かりますね
刈り取った水草は松江市さんが大根島の畑に運んでくれ、畑の肥料として使用されます
その後、当センター会員で自然観察指導員でもある桑原弘道氏による天神川の水質調査・生き物の観察会を行いました
【水質調査】
@透視度計を使った透明度の比較・観察(天神川の水と水道水を使用)
この日の天神川の透視度は78pでした
透視度は100pが見えれば大変透き通った水という結果になります。
今回80p近く見えていたので、天神川の水は透き通っていると言えそうです
Aパックテスト(簡易水質分析試薬)を使った水質調査
・パックテストで調べた内容は
@DO(溶存酸素量・・・水の中に溶け込んでいる酸素の量) ACOD(化学的酸素要求量・・・その水をきれいにするのに必要な酸素量)BpH(水素イオン濃度・・・どのくらい酸性やアルカリ性に傾いているかを計測)CPO4(リン酸・・水の汚れを見る)DNH4(アンモニウム態窒素・・・水の汚れを見る)でした色の変化によって各濃度を計ります
これらを計測したところ、今日の天神川は酸素もあり、透明度やpHの値も良く、生き物が生息するには良い状況だが、汚れのもととなるものが多いので藻が増えすぎ、太陽の光が届かなくなったりすると、すぐに水質悪化が始まり、多くの生き物がいなくなり、人も近付きたくなくなるような水域になる危険もあるという結果となりました
続いて生き物観察会です水草を刈っている時に水草の中に潜りこんでいた生き物がたくさんいました
・セイゴ(スズキ)
・エビ(テナガエビ、シラタエビ、ヌマエビ類、ユビナガスジエビ、ニホンドロソコエビ)・シモフリシマハゼ・ふな類など
・イトトンボ類のヤゴ
・ミシシッピアカミミガメ(外来種)も増えてきているそうです
またこの他にも
・ガイテンショウジ(タツノオトシゴに近い)
・ウキゴリ(ハゼの仲間)
・イソコツブムシ
・アメンボ類
・カワザンショウガイ(貝類)
・ヤマトシジミ などが取れました
参加者のみなさんも興味津々で耳を傾けていました
また実際に生き物に触れてみました
天神川にはこの他にもたくさんの生き物が生息しています
参加者の方からは
・水草刈りを続けることで、川をきれいにできるし、子ども達の良い学び体験になった。
・毎日見ている天神川の様子を知ることができた。
・思っていた以上に生き物がいるのに驚いた。
という感想を頂きました
天神川に生息している水草や生き物、水質について知ってもらう事で、全国に誇れる水の都松江の水辺に関心を持っていただければと思います
今回参加・ご協力して下さった皆様ありがとうございましたまたのご参加をお待ちしております
※今回のイベントは毎日新聞(7月21日付) 山陰中央新報(7月23日付)にて掲載されました
日にち:2014年7月20日(日)
時間:9:00〜11:00
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
講師:桑原弘道 氏(自然観察指導員)
参加人数:54名
主催:タテ町河守かっぱ隊・認定NPO法人自然再生センター
後援:松江市
協力:国交省出雲河川事務所斐伊川水系水辺環境調査・島根県環境保健公社
今年も宍道湖・天神川に水草が繁殖し始めました水草は魚の棲み家や産卵場所となり、水もきれいにしてくれますがそのまま放置すると水面まで伸びたものにゴミがたまって見た目が悪くなったり、ヘドロとなって底にたまってしまいます
特に天神川は市内を流れる川で市民の関心の高い川です天神祭を迎える前に地域の方々や宍道湖漁協、中海の漁師の方々の協力を得て上記イベントを開催いたしました
また同時に魚ハカセと漁師さんに協力して頂き、水質調査と生き物の観察会も行いました
タテ町河守かっぱ隊の梶さんから天神川の水草について
松江市環境保全課の山崎さんにゴミの分別について、注意事項について説明をしてから水草刈りの開始です
昨年と同じく、中海漁師の柏木さんが竹で作って下さった昔ながらの水草を取る道具も大活躍でした
島大生による道具の実演
水草を挟んでくるくる回すと水草が根っこから取れます
1回でこんなにたくさん取れました
当日は夏休みに入ったこともあり、たくさんの子ども達が参加してくれました
子どもたちは宍道湖漁師さんの船に乗せてもらい、船上から生き物採取を楽しそうにやっていました
たくさんとれたかな〜??
この後子ども達は船を出してくれた漁師さんの大サービスで嫁ヶ島へ上陸もしてきたようです
水草を刈るには竹だけでなくこのような道具も使い刈りとりました
あっかっぱさんもまた今年も手伝いに来てくれました〜(笑)このかっぱさんは今年は島根大学からやってきてくれました
陸上と船上から約1時間水草刈りを行った結果こんなにたくさんの水草(約4トン)とゴミを回収できました
また、今年はマルチコプターというものを使い、空中写真も撮影しました
・水草を刈る前
・水草刈り後
階段付近の水草がなくなったのが分かりますね
刈り取った水草は松江市さんが大根島の畑に運んでくれ、畑の肥料として使用されます
その後、当センター会員で自然観察指導員でもある桑原弘道氏による天神川の水質調査・生き物の観察会を行いました
【水質調査】
@透視度計を使った透明度の比較・観察(天神川の水と水道水を使用)
この日の天神川の透視度は78pでした
透視度は100pが見えれば大変透き通った水という結果になります。
今回80p近く見えていたので、天神川の水は透き通っていると言えそうです
Aパックテスト(簡易水質分析試薬)を使った水質調査
・パックテストで調べた内容は
@DO(溶存酸素量・・・水の中に溶け込んでいる酸素の量) ACOD(化学的酸素要求量・・・その水をきれいにするのに必要な酸素量)BpH(水素イオン濃度・・・どのくらい酸性やアルカリ性に傾いているかを計測)CPO4(リン酸・・水の汚れを見る)DNH4(アンモニウム態窒素・・・水の汚れを見る)でした色の変化によって各濃度を計ります
これらを計測したところ、今日の天神川は酸素もあり、透明度やpHの値も良く、生き物が生息するには良い状況だが、汚れのもととなるものが多いので藻が増えすぎ、太陽の光が届かなくなったりすると、すぐに水質悪化が始まり、多くの生き物がいなくなり、人も近付きたくなくなるような水域になる危険もあるという結果となりました
続いて生き物観察会です水草を刈っている時に水草の中に潜りこんでいた生き物がたくさんいました
・セイゴ(スズキ)
・エビ(テナガエビ、シラタエビ、ヌマエビ類、ユビナガスジエビ、ニホンドロソコエビ)・シモフリシマハゼ・ふな類など
・イトトンボ類のヤゴ
・ミシシッピアカミミガメ(外来種)も増えてきているそうです
またこの他にも
・ガイテンショウジ(タツノオトシゴに近い)
・ウキゴリ(ハゼの仲間)
・イソコツブムシ
・アメンボ類
・カワザンショウガイ(貝類)
・ヤマトシジミ などが取れました
参加者のみなさんも興味津々で耳を傾けていました
また実際に生き物に触れてみました
天神川にはこの他にもたくさんの生き物が生息しています
参加者の方からは
・水草刈りを続けることで、川をきれいにできるし、子ども達の良い学び体験になった。
・毎日見ている天神川の様子を知ることができた。
・思っていた以上に生き物がいるのに驚いた。
という感想を頂きました
天神川に生息している水草や生き物、水質について知ってもらう事で、全国に誇れる水の都松江の水辺に関心を持っていただければと思います
今回参加・ご協力して下さった皆様ありがとうございましたまたのご参加をお待ちしております
※今回のイベントは毎日新聞(7月21日付) 山陰中央新報(7月23日付)にて掲載されました
2013年08月19日
天神川の水草を刈る & 水草(藻)・生き物の観察会
2013年8月10日(土)に上記イベントを開催いたしました。
日にち:2013年8月10日(土)
時間:9:30〜11:30
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
参加人数:約50名
近年、宍道湖・天神川に水草が大量に繁殖しています。
水草は魚のすみ家や産卵場所となったり、水をきれいにしてくれますが、ほおっておくと(シオグサなど)水面まで伸びたものにゴミが溜まって見た目が悪くなったり、ヘドロになって川底に沈殿し、ガスが発生するなどの悪影響が出てきます
そうなる前に刈り取ろうとタテ町かっぱ隊のみなさん、中海・宍道湖の漁師さん、地元の方々と協力して天神川の水草刈りを行いました
当日はとにかく暑い日になりましたが、子どもから大人までたくさんの方に参加していただきました
タテ町かっぱ隊隊長の梶さん、自然再生センター環境部長の阿部さんの挨拶、注意事項の説明からはじまりました
そしていよいよ水草刈りへ
中海の漁師の柏木さんが竹で作って下さった昔ながらの水草を刈る道具も大活躍していました
この道具、柿を取るときのようにはさんでくるくる回すと水草が根っこから取れるんです
宍道湖の漁師さんも船を出して下さいました
船ではこのような道具を使い一気に大量の水草を取ることができました
また子ども達はタモを使って天神川に生息している生き物も取っていました
みんなが一生懸命刈っているのを見て天神川のかっぱさんも手伝いに来てくれたようです(笑)
約1時間足らずでツツイトモやオオカナダモなど約6トンの水草が取れました
刈り取った後の天神川はこんなにきれいになりました
刈り取り後には中海・宍道湖の生き物に詳しい桑原さんに天神川の生き物について説明をしていただきました
天神川には
・ハゼ(マハゼ・シモフリシマハゼ・ヌマチチブ・ビリンゴ・シンジコハゼ)
・エビ(テナガエビ・シラタエビ・スジエビ)
・ボラ
・宍道フナムシ
・イソコツブムシ
・ツトオリガイ
・イシマキガイ
・マガキ
・アメンボ
・イトトンボ(ヤゴ)
・カワザンショ などなどたくさんの生き物が住んでいるそうです
今回の水草刈りでは短時間で19種類もの生き物がとれました
水草は生き物の住みかとしてやはり必要なものなんですね
参加者のみなさんもとても興味深く聞いておられました
刈り取った水草はミネラルを多く含んでいるので、肥料にして野菜を育てることに使われます
この日もかっぱ隊の梶さんが海藻肥料で作ったきゅうりの漬物をおいしくいただきました
今回ご参加下さった皆様ありがとうございました
またのご参加をおまちしております。
日にち:2013年8月10日(土)
時間:9:30〜11:30
場所:松江市天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
参加人数:約50名
近年、宍道湖・天神川に水草が大量に繁殖しています。
水草は魚のすみ家や産卵場所となったり、水をきれいにしてくれますが、ほおっておくと(シオグサなど)水面まで伸びたものにゴミが溜まって見た目が悪くなったり、ヘドロになって川底に沈殿し、ガスが発生するなどの悪影響が出てきます
そうなる前に刈り取ろうとタテ町かっぱ隊のみなさん、中海・宍道湖の漁師さん、地元の方々と協力して天神川の水草刈りを行いました
当日はとにかく暑い日になりましたが、子どもから大人までたくさんの方に参加していただきました
タテ町かっぱ隊隊長の梶さん、自然再生センター環境部長の阿部さんの挨拶、注意事項の説明からはじまりました
そしていよいよ水草刈りへ
中海の漁師の柏木さんが竹で作って下さった昔ながらの水草を刈る道具も大活躍していました
この道具、柿を取るときのようにはさんでくるくる回すと水草が根っこから取れるんです
宍道湖の漁師さんも船を出して下さいました
船ではこのような道具を使い一気に大量の水草を取ることができました
また子ども達はタモを使って天神川に生息している生き物も取っていました
みんなが一生懸命刈っているのを見て天神川のかっぱさんも手伝いに来てくれたようです(笑)
約1時間足らずでツツイトモやオオカナダモなど約6トンの水草が取れました
刈り取った後の天神川はこんなにきれいになりました
刈り取り後には中海・宍道湖の生き物に詳しい桑原さんに天神川の生き物について説明をしていただきました
天神川には
・ハゼ(マハゼ・シモフリシマハゼ・ヌマチチブ・ビリンゴ・シンジコハゼ)
・エビ(テナガエビ・シラタエビ・スジエビ)
・ボラ
・宍道フナムシ
・イソコツブムシ
・ツトオリガイ
・イシマキガイ
・マガキ
・アメンボ
・イトトンボ(ヤゴ)
・カワザンショ などなどたくさんの生き物が住んでいるそうです
今回の水草刈りでは短時間で19種類もの生き物がとれました
水草は生き物の住みかとしてやはり必要なものなんですね
参加者のみなさんもとても興味深く聞いておられました
刈り取った水草はミネラルを多く含んでいるので、肥料にして野菜を育てることに使われます
この日もかっぱ隊の梶さんが海藻肥料で作ったきゅうりの漬物をおいしくいただきました
今回ご参加下さった皆様ありがとうございました
またのご参加をおまちしております。
2012年08月07日
天神川の藻刈り&藻(水草)の観察会
2012年8月4日(土)に上記イベントを開催いたしました。
時間 : 観察会 16:00〜17:00 (藻刈り 15:00〜)
集合場所 : 天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
お話 : 島根大学汽水域研究センター 國井秀伸 教授
宍道湖自然館 ゴビウス 越川敏樹 館長
参加者 : 35名(タテ町河守かっぱ隊含む)
まずは、15:00より藻刈りが始まりました。
この日は、最高気温が35℃となり猛暑日の中での藻刈り体験でした。その後、
刈り取った藻を土嚢(どのう)に袋詰める作業をしながら、藻や水草、生き物を探し出し、
その後、観察会と勉強会を行いました。
天神川もきれいになり、そこに住む生き物たちも喜んでいるような気がします。
集められた土嚢は60袋にもなり、これらは大根島の畑にもって行って肥料とします。
今回、参加・ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
またの参加をお待ちしております。
時間 : 観察会 16:00〜17:00 (藻刈り 15:00〜)
集合場所 : 天神橋北詰め(タテ町鼕庫裏)
お話 : 島根大学汽水域研究センター 國井秀伸 教授
宍道湖自然館 ゴビウス 越川敏樹 館長
参加者 : 35名(タテ町河守かっぱ隊含む)
まずは、15:00より藻刈りが始まりました。
この日は、最高気温が35℃となり猛暑日の中での藻刈り体験でした。その後、
刈り取った藻を土嚢(どのう)に袋詰める作業をしながら、藻や水草、生き物を探し出し、
その後、観察会と勉強会を行いました。
天神川もきれいになり、そこに住む生き物たちも喜んでいるような気がします。
集められた土嚢は60袋にもなり、これらは大根島の畑にもって行って肥料とします。
今回、参加・ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
またの参加をお待ちしております。