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2020年11月04日

「守ろう!大好きな中海」 松江市立八束学園

11月4日 松江市立八束学園 の四年生の総合的な学習体験事前授業に行ってきました。
お話したのは、「中海に浮かぶ大根島」〜オゴノリからのメッセージ〜

当日は、コロナ禍で兵庫県立大学の野津教授(教育学)が八束学園に行けないため
松江市天神町の事務所からのWEB授業もありました。

みんな、初めてのWEB授業目


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11月5日
絶好のオゴノリ日和   晴天無風  べたなぎグッド(上向き矢印)




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最初に漁師の柏木さんからオゴガキの使いたかたの説明を聞きました。
引きあげるときに「絶対逃さないぞ!!」と思うことがコツだと聞きましたよ手(チョキ)





中海で何を感じてくれたかな?!
何をだれに伝えてくれるかな?
誰とやるのかな?

感想
オゴノリをとろうとしてオゴガキを引っぱると、ヘドロが見えたのでびっくりしました。中海をきれいにするために何かできることを探します。

こんな感想も届けられました。

これからの、みんなの行動が楽しみです。

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posted by 認定NPO法人自然再生センター at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2019年11月01日

中海のありがとうをさがせ♪

11月1日 中海のありがとうを探せ♪ (二日目)
八束学園の4年生のみんがといよいよオゴノリ刈りダッシュ(走り出すさま)

まず初めに、手作り紙芝居を使ってオゴノリング大作戦のお話しデス。
今中海で、オゴノリがどのようになったて昔の人は畑に使ってまいて土にいいものを入れて野菜を作っていたというお話しです。
オゴノリは、そのままにしていると魚のゆりかごになるのですが腐るとヘドロになります。

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そして、使うのはこの「おごがき」
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こうやって海の中のオゴノリをとるんだよ〜手(グー)

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そして、飯島さんと昨日の教室での授業の復習です。
オゴノリをすると生き物に出会います。
生き物にあったらすることexclamation×2
何だったかなぁ〜。。。。
1.体のつくりを観察すること
2.住処を考える=環境
3.暮らしをみる  覚えていたかなexclamation&question

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近くのお年寄りも、「(・_・D フムフム」。。。。ひなたぼっこ晴れ
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さあ。。。みんなに見守られながらスタートグッド(上向き矢印)

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生き物をいましたね〜黒ハート

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中海をよくするには、どのようなありがとうを作っていけばいいのかなぁ〜
生き物にも聞いてみてよ。。。ねわーい(嬉しい顔)


刈り取ったオゴノリは軽トラに積み込み畑にもっていきまきます。
よいしょっと
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さあ、次は畑に歩いて移動あせあせ(飛び散る汗)

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中海の中でも、生き物や海藻と人がありがとうでつながっていたかな?
多くの人とみんなはつながっていたかな?

つぎは、中海と畑が「ありがとう黒ハート」つながるかな?

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オゴノリが去年もまいた畑は、においがちがう、手触りが違う、生き物が多いそして。。。
こんな大きなお芋がほれましたぴかぴか(新しい)
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一番大きい芋を家の人のお土産に持ってかえり、「伝えるひと」になって今日のお話しをしてあげてねるんるん

きっとだよーーグッド(上向き矢印)

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飯島さんからの宿題もあったね。
この畑のお芋のネーミング!
待ってるよ〜リボン
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 10:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2019年10月31日

中海のありがとうを探せ♪(一日目)

中海のありがとうを探せ♪
10月31日
今年も、茨木県の認定NPO法人アサザ基金の飯島代表に中海へ出前事業に来ていただきました。
今年で、三年目になる飯島氏ですが今年はどんな児童との掛け合いがあるだしょうか?

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さっそく、一組と二組合同で授業ですexclamation×2

今年も茨城県の認定NPO法人アサザ基金から、飯島博代表理事にお越しいただきました。
1日目は『生き物とおはなしする方法』についての授業。
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「中海にはカッパがいるよ。」「うそだあ〜!」「はいはいはい!」と常に食い気味で発言する元気いっぱいの子供たち!

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最後に、
「中海をよくするためにはどんなありがとうのつながりを作っていけばよいでしょうか?」
飯島先生から宿題が出ました^^
2日目は港でのオゴノリ刈り&畑での芋ほり!
1日目で学んだこと、しっかり覚えておきましょうね〜!

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番外編
授業の前に米子水鳥公園へ飯島さんをご案内しました。
そこでは、30数年前飯島さんに研究論文を指導していただいてという、研究員の方が声をかけてくださり驚きました!
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大山を望むいいところですよ。
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ランチは、お蕎麦定食目
この地方の名物「おたべ」もついてボリュームたっぷりグッド(上向き矢印)
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2018年10月16日

霞ヶ浦から出前授業!in八束学園〜屋内授業編〜

こんにちは、なかうみちゃんでするんるん

最近めっきり涼しくなって、なかうみちゃんも過ごしやすくなりました〜ぴかぴか(新しい)
今日も秋晴れでとってもいいお天気晴れ

さてさて今年も茨城県は霞ヶ浦から認定NPO法人アサザ基金の飯島さん達が、特別講師として来てくださいましたぴかぴか(新しい)
今年もよろしくお願いしますexclamation
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日時:2018年10月16日(火)10:40〜15:15(休憩含む)
場所:八束学園(屋内授業)/田島港(屋外授業)
参加者:八束学園4年生(23人)

ということで、早速授業開始!
テーマは「いきものとおはなしする方法」

飯島さん
「いきものは私たちが知らないことをたくさん知っている。そのいきものたちとおはなしできるようにならないと、環境のこと、自然のことはわからないんだよ。」

なかうみちゃんはいきもののみんなとおはなしするのだーいすき黒ハートだけど、みんなはどうやっておはなしするのかな?


飯島さんは、花とミツバチの話を例に、みんなに
”ありがとうのつながり”のはなしをしてくれました。
ミツバチは花に蜜をもらって”ありがとう”
花はミツバチに花粉を運んでもらって”ありがとう”
いきものたちはこんな風に、いろいろなところで”ありがとう”でつながっている
人間だっておんなじ。

昔は中海にもたくさんの”ありがとうのつながり”があった、でも今は…?
どうすればまた”ありがとうのつながり”を取り戻すことができるかな…?

「ごみを捨てない!」「いきものにエサをあげたら?」
みんなから、いろんな案がでてきました。
大切なのは、”ありがとうのつながり”を減らしてしまっている原因をみんなで考えること、
そしてそれを無くすこと。
それが、中海をよくすることにつながるんだよ。
そう教えてもらいました。

みんな飯島さんのお話をとっても真剣に、まっすぐなまなざしできいてくれました。
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授業では、飯島さんがシャシャっと描くカッパや恐竜、リスの絵に大盛り上がりグッド(上向き矢印)
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みんなも一生懸命メモしていましたねわーい(嬉しい顔)
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わたしたちの周りには、花とミツバチのようなちいさな範囲から、
山と川と海と土のような大きな範囲まで、さまざまな”ありがとうのつながり”があるんだね。

最後に、いきものとおはなしするための3つのポイントを教えてもらいました
1.体のつくりをよく観察する(形や大きさ)
2.すみか
3.くらし


さーて、午後からの授業は実際に中海に出て、教えてもらったことを活かして中海を見てみようね〜ぴかぴか(新しい)




posted by 認定NPO法人自然再生センター at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

霞ケ浦から出前授業!in八束学園〜屋外授業編〜

やっほ〜るんるん
なかうみちゃんですぴかぴか(新しい)

前の投稿に引き続き、八束学園での環境学習の様子をリポートするよ〜ダッシュ(走り出すさま)


午前中は飯島さんに”ありがとうのつながり”について学んだみんな。
午後からは実際に中海にでて、”ありがとうのつながり”を見つけてみようexclamation

ということで、小学校からすぐ近くの田島港に向かって出発〜晴れ

今日は海班と陸班に分かれ、途中で交代し、交互に学習していきました。

まずは当法人の渡部副理事長から中海のお話。
オゴノリはいきものののゆりかごであること、今年は猛暑でオゴノリが少ないこと、そして昔の豊かな中海の様子を教えてくれました。
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そのお話を頭にいれて、お次は岸からオゴノリ刈りぴかぴか(新しい)

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約4mの「オゴガキ」という道具を使って、沈んでいるオゴノリを引き揚げます。
(この「オゴガキ」も漁師さんの手作りぴかぴか(新しい)伝統的な取り方です)

みんな長いオゴガキに悪戦苦闘しながらも、楽しそうにとっていましたるんるん

オゴノリから出てきた生き物にみんな興味津々〜グッド(上向き矢印)

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小さなカニやサンゴタツ(タツノオトシゴに似た生き物)、プランクトンもたくさんいたね〜
オゴノリがいきもののゆりかごになっていることを体験しましたexclamation

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地元の漁師の皆さんのご協力を得て、中海をクルージングぴかぴか(新しい)
中海の湧水場所を見学しました。

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船に乗るのは初めての生徒さんも多かったみたい目
降りた後も「もう一回乗りたい!」と興奮気味。(笑)

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興奮冷めやらぬまま、最後に赤貝の養殖見学exclamation
漁師さんが、みんなが見やすいように赤貝を養殖するカゴを岸に持ってきてくれていました。
カゴを引き上げると…ジャラジャラぴかぴか(新しい)稚貝からお店でよく見るサイズまで、赤貝がたくさんひらめき
ほかの生き物もたくさん目
みんなが食べる赤貝は、こんな風に育てられているんだね〜ひらめき

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子ども達からは、色々な質問がありました。
「昔の中海はどんなだったの?」
「昔は、この田島港も周りは岩場で、ヨシなどがたくさん生えていたし、
その時は赤貝も湖底で元気に育っていた。だけど今は、湖底では赤貝は育たなくて、こうして養殖しているんだよ。」

「漁師さんはどうしてこの仕事を選んだの?」
中海が好きだからだよ」

中海への愛を感じます黒ハート



そして最後に、当法人が地元の方のご協力を得て管理している畑へダッシュ(走り出すさま)

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とったオゴノリを畑にまいて、土へと返します。
オゴノリをとるだけでなく、活かすことが大切であり、それを子ども達にも知ってもらいたいと考えています。

最後に、子ども達から
「教科書にはのっていないことをたくさん学べて楽しかった」
という感想がありました。
そうexclamationみんなの住んでいる地域では、教科書には載っていないことがまだまだたくさん見つけれるはずexclamation×2
みんなどんどんいろんなところへでかけて、体験して欲しいなあぴかぴか(新しい)
なかうみちゃんはいつでもウエルカムよ揺れるハート

さあ、今日一日だけでもたくさんの”ありがとうのつながり”がありました
オゴノリ、赤貝、サンゴタツ…
飯島さん、小桐さん、漁師の皆さん、保護者の皆さん、学校の先生…
今日のこの気持ちを忘れないようにしなきゃね

本当にみなさん
今日はありがとうございました〜!!


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posted by 認定NPO法人自然再生センター at 16:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2017年10月12日

霞ヶ浦から出前授業in八束学園(その2)

昨日は夏みたいな晴天だったけど、
今日は雨・雨・雨〜雨

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そして少し風があったので、
安全第一!
小船に乗ってのオゴノリ刈り体験は中止
でも予定通り環境学習は実施しましたよ〜
今日も認定NPO法人アサザ基金の飯島さん達が来てくださいましたひらめき
よろしくお願いいたします!

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日時:平成29年10月12日(木)9:00〜11:00
場所:江島港
参加者:八束学園4年生(34名)

まず漁師さんが朝一で刈り取ってきてくださったオゴノリに
くっついている生きものを取って調べてみよ〜う

ということで、
オゴノリの山から、生きもの発掘タイムexclamation

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興味いっぱいの小学4年生。
も〜子ども達にとったらお宝さがしですよね〜

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ねぇねぇ、ナニコレ?何ていう魚??
本で調べてみようよ〜


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って、これ明らかに小学4年生じゃなくない!?
気のせいでもなんでもない。
ハーイ。自然再生センターの渡部副理事長&本日の講師の門脇さんでーす

子ども達に指導をしていただく一方で、
気になった生きものは、お二方も真剣に調べておられましたひらめき

今日は小船に乗ってのオゴノリ刈りが出来ないので、
こんな風にするんだよっていう漁師さんによるデモンストレーションもしましたよひらめき

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藻の山から「ゲットだぜ」した生きものは、
門脇和也さんによって紹介ターイムひらめき

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その後、みんなで協力して藻の山をトラックいっぱいに積み込みました手(パー)

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バスに乘って、近くの畑へ移動ダッシュ(走り出すさま)
そして先ほどの藻を畑にまきましたよ〜

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ほ〜ら

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せいやーっっ!

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こうして藻をまいた畑の土はミネラルたっぷり。
甘くて美味しいお野菜が育ちます

おぉ、服、めっちゃ汚れたね(笑)がんばった証だね(笑)

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繁茂した藻を適度に刈り取って、畑の土壌改善資源として有効活用している意義ぴかぴか(新しい)
みんなに伝わったかな〜

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そして2日間にわたっての環境学習、楽しく学べたかなぴかぴか(新しい)

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雨降りの中、今日も取材に来ていただきありがとうございました!
・マーブルテレビ:10月13日(金)夜のニュース
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【おまけ画像:逆∴ヘみ取材の巻き】
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インタビュー受けたい子が多すぎて、えらいこっちゃ〜!!!

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「ハイハイ!」「僕も!」「わたしも!」
これぞ逆∴ヘみ取材。囲まれ取材。

※写真は使用許可をいただいて掲載しております※
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2017年10月11日

霞ヶ浦から出前授業in八束学園(その1)

ヤッホー!
山陰のアイドル
なかうみちゃんだよ〜

今日はね〜朝からビュンっと大根島にある学校に行ってきたよ
もーこれでもか!!!
っていうくらい中海に囲まれている学校。
そう!八束学園
しかも今回は、茨城県の霞ヶ浦から特別講師をお招きしたの〜ひらめき
ジャジャン
認定NPO法人アサザ基金の飯島博さんだよ〜

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日時:平成29年10月11日(水)9:00〜10:20
場所:八束学園4年生の教室
講師:飯島博さん(認定NPO法人アサザ基金)
参加者:八束学園4年生(34名)

茨木県にある霞ヶ浦は、日本で2番目に広い湖
昔はしじみやウナギがたくさん獲れたんだって
でも人間の勝手な都合で、湖岸をコンクリートで固めたり、
海から水を入らなくするために門を作って閉めたりしたら、
水質が悪くなって魚がいなくなってしまったそう・・・

ねぇ!!!
これによく似た話、聞いたことあるよねあせあせ(飛び散る汗)

霞ヶ浦では壊れてしまった自然を取り戻すためにみんなが活動したんだってひらめき

飯島さん達は、霞ヶ浦に住んでいる生きものとお話して、
生きものたちが何に困っているのか、どうして欲しいのか、
生きものたちに相談してお話したんだよぴかぴか(新しい)

それは生きものたちについて、
よく調べて、よく知ってあげて、
気づいてあげるということぴかぴか(新しい)


さて、中海に囲まれた八束学園に通うみなさんexclamation
みんなも生きものたちとお話して、困っていることに気づいてあげよう
ということで・・・今日のテーマは
「生きものとおはなしする方法」を教えてもらいました〜るんるん

ポイントは3つ
1.体のつくり(形や大きさ、色)
2.すみか(環境)
3.くらし


蜂や、恐竜や、とんぼや、蛙や、いろんな生きものを例にあげて、
黒板いっぱいにイラストを描いて
会話でキャッチボールしながら興味を深めていったよ〜るんるん

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飯島さんから教えてもらった大切なことぴかぴか(新しい)

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しぜんはありがとう≠ナつながっている

例えば、蜂は花から蜜をもらってありがとう
花も蜂から花粉をもらってありがとう

こんな風に、生きものと自然はありがとう≠ナつながっていて、
同じように自然と人間もありがとう≠ナつながっていないといけない

でもありがとう≠フつながりが、今、世界中で壊れてきていること
普段の暮らしのなかで、あまり考えないから気づかないだけで、
日々自然界は絶滅していっているという事実がある
だから、たまには生きものとお話してみて、自分の世界を広げようねぴかぴか(新しい)

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ということで・・・
さっそくなかうみちゃんも中海にすむ生きものたちの声を集めるべく始動!
海底に相談窓口を設置、
それから中海ホットラインの開通するわよ〜
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2016年11月11日

守ろう!大好きな中海♡八束学園

今秋も体験学習を通して、ふるさとの自然や環境を守る心を育てることを目的に、地元松江市の八束学園の生徒達が、中海にてオゴノリ刈り&サツマイモ堀りを体験しましたひらめき

日時:平成28年11月11日(金)9:00〜12:10
 ◆オゴノリ刈り・・・9:20〜10:50
 ◆サツマイモ堀り・・11:15〜11:45
参加者:八束学園4年生(41名)

朝は雨が降っていたので天候を心配しましたが、
子ども達が到着する前には曇り空から太陽が覗いていましたひらめき

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でも、たとえ雨が降っていたとしても、
人間都合で考えるのではなく、人間が自然に合わせていく・・・
そういった考えで、少雨決行の予定でした
今回はラッキーでしたねわーい(嬉しい顔)

いざ船に乗って、オゴノリ刈りへ出発ダッシュ(走り出すさま)
クラス毎(1組、2組)に分かれ、2回行いました

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昔ながらの伝統的な手法でオゴノリを刈る経験は初めてなので、
子ども達も大興奮の様子でしたひらめき

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最初は不安げだった子どもも、コツをつかめてくるにつれて、勢いが増してきますexclamation
あっという間に船にオゴノリの山ができました

刈り取ったオゴノリの中にはたくさんの生物が付着しています目

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どんな生き物なのか興味津々

つづいて、このオゴノリを土壌改善として土に混ぜてすくすくと育ったサツマイモ畑へダッシュ(走り出すさま)
説明を受けて、いざサツマイモ堀りです

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優しく優しく、手で土を掘っていきますexclamation

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安納芋という種類のイモ、焼き芋にしたら甘くてとっても美味しいんだそうですぴかぴか(新しい)

子ども達の手によって収穫されたサツマイモは、
それぞれに持ち帰えるのは少しだけ

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子ども達と話し合い、あとのサツマイモはセンターを通して市場で販売することになりましたひらめき
そうすることで、自然再生の貢献へと輪が繋がっていきます
中海の惠みよ、外へ向けて発信!!

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※写真掲載は許可を得ています※

※11月11日のNHK松江放送局(昼、夜のニュース)、山陰ケーブルビジョンマーブル(夜)にて放映していただきました。また、山陰中央新報の方も取材に来られました。
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2015年10月22日

We♡中海 〜中海のオゴノリ採りとサツマイモ掘り

秋も深まってきて美味しい自然の恵みを感じる季節になると、自然再生センターでは中海の自然と資源循環をまるごと体感できるイベントがあります。
『We♡(LOVE)中海』という名前で、今年は大根島の八束学園4年生の児童と一緒に中海のオゴノリ採りと海藻肥料で作られたサツマイモ掘りをしました。

2015年10月22日(木)
オゴノリ採り 9:20〜10:50
サツマイモ掘り 11:15〜11:45
当日は、上記のスケジュールで八束学園の4年生26人とたくさんの協力してくれた方々で、曇り空の少し不安な天気の中『We♡中海』の活動が始まりました。
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まず、オゴノリ採りからです。
オゴノリは中海で採れる海藻の1種ですが、中海では昔から海藻を採り、作物の肥料として使ってきました。肥料として優れていて、鳥取県側の弓ヶ浜では特産の綿花の肥料としても使われていました。近年では、海藻を肥料にすることはほぼなくなりましたが、海藻を適切に除去することで、ヘドロ化を防いだり、リンやカリウムの回収といった資源循環の面からも見直そうという声もあります。

オゴノリ採りでは、自然再生センター副理事長の渡部さんと中海の漁師さんに協力してもらい活動しました。
まずは、渡部さんからオゴノリを採ることや採った海藻の使いみち、そして自然環境にどのような効果があるのかということを説明してもらいました。
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そして、実際にオゴノリ採りに出発します。
中海の漁師さんの船を10艘に分かれての活動ですが、子ども達の人数も多く2つのグループに分かれて活動することになりました。
オゴノリを採るグループと港に残ってオゴノリの中にいる生き物を探すグループです。
オゴノリを採るのは道具を使いますが、水の中のものを採るので重いのと、船の上での作業なので踏ん張れなく作業するのに苦労していました。
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何回も何回も道具を水中に下ろしますが、次々にオゴノリが採れます。
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1グループが30分ぐらいの作業でしたが、子ども2〜3人だけでも1艘にたくさんのオゴノリが採れました。

港に残ってオゴノリの中にいる生き物を探すグループは、自然再生センターの会員でもあり、大根島の溶岩洞窟ガイドの門脇さんに解説してもらいながら活動しました。
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最初は、何もいないように思っていたみたいですが、エビやタツノオトシゴの仲間が見つかると次から次へと生き物を見つけていきます。
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ホヤから水が!!
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採ったオゴノリのほんの一部と記念撮影

オゴノリ取りの後は、少し移動して海藻肥料で出来たサツマイモ掘りをしました。
サツマイモ畑は、自然再生センター会員の柏木さんが毎年作られている畑です。
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柏木さんからサツマイモと海藻肥料の説明があり、その後サツマイモ掘りとなりました。
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オゴノリ採りからサツマイモ掘りと、海藻を使った自然循環を一日で体験できました。中海に浮かぶ大根島と江島は小さいですが、その中でも資源の循環が感じれたと思います。子ども達が何気なく接している中海や、目にしている畑の事がちょっと違う視点で見ることになれたり、興味を持つことが入口となり、自分たちが住んでいる所の文化や歴史も知りたくなることにつながると思います。
この活動で文化と自然環境そして、美味しい恵みが全部繋がって中海をより好きになってくれることを期待します。
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園

2014年10月23日

we♡中海(中海でオゴノリ採り&サツマイモ堀り)

2014年10月23日(木)自然再生センターの自主事業として八束学園の4年生と保護者の方、中海漁協の漁師さんと一緒に上記イベントを開催いたしましたわーい(嬉しい顔)

※この事業は2014年10月23日発表の環境省の生物多様性アクション大賞の審査委員賞を受賞しました( ´ ▽ ` )ノ
審査委員総評
http://5actions.jp/award/result.html
活動内容
http://5actions.jp/eat/we-love-nakaumi

日にち:2014年10月23日(木)
時間:9:30〜12:20
場所:八束町江島港(オゴノリ採り)
   八束町波入(サツマイモ堀り)
参加者:八束学園4年生(30名)・先生方(3名)・保護者(5名)
    地域の方(1名)・自然再生センター(3名)
主催:認定NPO法人自然再生センター
共催:八束学園
協力:中海漁業協同組合

中海のオゴノリは、古くから刈りとって寒天の材料としたり、有機肥料として畑に撒くことで地域の人々に親しまれてきました。しかし、水質の悪化による海藻の激減に伴い、この習慣は薄れていったのですあせあせ(飛び散る汗)
少しずつ中海の透明度が上がってきた今、この良き伝統も取り戻し、子供達に伝えていこうと、近年継続的に海藻刈りを行っている中海漁協の方が熱心に指導してくださいましたるんるん

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まず最初に渡部敏樹氏(自然再生センター副理事長、海藻資源循環部会部会長)
「なぜオゴノリ刈りが必要なのか?」「刈り取ったオゴノリはどう利用するのか?」を

渡部巧氏(中海漁協/自然再生センター理事)からオゴノリ採りの時に使用する『オゴカキ』の使い方を説明して頂きましたひらめき

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説明後、8艘の船に分かれて漁師さんに教わりながらオゴノリ採りに取り組みましたぴかぴか(新しい)

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最初は「なかなか取れない〜」と言っていた子ども達もコツをすぐつかんだようで
上手に刈り取っていましたひらめき

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船から降りた後はオゴノリの中にいる生き物を探すことに夢中でするんるん
生き物については門脇和也氏(島根県自然観察指導員島根県ふるさと案内人)と渡部敏樹氏から説明していただきましたひらめき

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渡部さんのお話によると「今の時期は水温が下がって酸素がたくさん。オゴノリなど海藻は生き物の宝庫になっている」ということでしたひらめき

この日オゴノリの中から見つかった生き物は・・・
・アイゴ
・イボニシ
・アサリ
・スジエビ
・ヨコエビ
・ホトトギスガイ
・ゴカイ
・カニ
・ホヤの卵
・ヤドカリ        などでしたexclamation

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採ったオゴノリの前でみんなで記念撮影カメラ
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短時間ではありましたが、子ども達はとても上手にオゴノリを刈り取ることができましたるんるん

中海でのオゴノリ採り終了後は、海藻肥料を使ってサツマイモを作っている大根島の柏木さんの畑に移動しサツマイモ掘りを体験しましたグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
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柏木さんに海藻肥料を使っている畑の事、サツマイモの掘り方などを教わりサツマイモ掘りの開始ですexclamation×2

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海藻肥料の畑は土が柔らかいのでみんな素手でどんどん掘っていきますぴかぴか(新しい)
またミネラルも豊富なのでとてもおいしいサツマイモなんでするんるん

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「掘れたーexclamation×2」という声があちこちから聞こえていましたわーい(嬉しい顔)

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大きなサツマイモを一人3株おみやげとして頂きましたるんるん

最後にみんなで記念撮影カメラ
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参加した子ども達からは「こんなに藻があるとは知らなかった。」「いろんな生き物が見られて楽しかった」「船に乗れて楽しかった」「大きなサツマイモがほれてうれしかった」という感想が聞けましたるんるん

今回はたくさんの報道陣の方からも取材していただき、ありがとうございましたexclamation


参加・ご協力して下さった皆さまありがとうございましたるんるん
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■環境学習・・・八束学園