こんにちは

今日は意東小の環境学習だったよ

日時:2019年7月16日(火)9:45〜11:45
場所:意東港
生徒:意東小5年生(25名)
「大好き♡中海」の授業でこれまで
・地域の方に昔の中海のお話を聞く
・自然再生センターの赤貝復活のための取り組みのお話を聞く
・地元漁師さんに赤貝の仕事を見せてもらう
という授業を受けてきたみんな。
赤貝について、中海について、だんだん詳しくなってきたんじゃないかな

今日はいよいよ、その中海に出てみよう

ということで、中海のクルージングと生き物・水質調査をしたよ

まずは港で赤貝の養殖かごを見せてもらって、説明をしてもらって、

ライフジャケットを着用し、早速船に乗り込み

今年も矢田の渡し観光船さんにお世話になります


今日はすこし風が強くて、結構ゆらゆら


アトラクションみたーい

そうこうしているうちに養殖現場に到着


このブイの下で、赤貝が養殖されています。
1つのブイの下に三角形のカゴが3つ吊り下げてあるそうです

今年は、中海漁協(安来・大根島・美保関)全体で約10トンの販売を目標にしておられるんだって

今年も楽しみだなあ

今日は波が高く、残念ながらかごを引き上げて見ることはできませんでしたが、
陸で話を聞くだけではイメージできなかった場面を見ることができましたね

まだまだ楽しみたいところですが、帰港

(「もう一周!」とアンコールもありました笑)
矢田の渡しの皆さんにお礼を言って、
お次は中海の生き物調査&水質調査です

ここからは、当法人環境学習部長の
桑原弘道さんにご指導いただきます

調査には、五感を使う調査、化学的な調査…いろいろな方法があるんだって


今日はさわる・においをかぐ・透視度計・CODパックテスト・phパックテスト・生物指標
をしました
さわる・においをかぐ「うわ〜!ぷにょっとしとる!」
「水はこんぶみたいなにおいだ!」

パックテスト「色が変わった!」
「これは…ph7.5か?!」
(とってもいい顔してますね)

生物指標「これは地中海からきたフジツボなんだって!」
「これは何て名前?」
ナミマガシワガイ、ホトトギスガイ、タテジマイソギンチャク、オダエビ…
いろんな生き物がいっぱい!
(みんな夢中でカメラが入る余地がありません!笑)

結果として、中海の水は「きれい」という結果でした

(「とてもきれい」の次のきれいさです)
感想では
「思っていたよりきれいで、生き物がたくさんいた」「もっと汚いと思っていたけど、きれいだった」こうして実際に触ったりすることで、中海のイメージも変わったようです

近くにあっても、こどもたちは普段あんまり中海で遊ばないそう。
私たちはこのような環境学習を通して、中海をもっと身近なものにしたいと考えています

また、本日は報道関係の方もたくさん取材に来てくださりました。
誠にありがとうございました。
◆NHK松江放送局
◆マーブルテレビ
◆TSK山陰中央テレビ

次は9月にゴズ釣り

これもたのしみだな

最後にみんなで、
「大好き♡中海〜!」でハイ、チーズ


後日、学級通信も送っていただきました

子供たちの感想をまた書いてくれていますね


感想@
水がきれいか調べるには、体か生き物か薬を使うことがわかりました。
実際に中海の水を調べたらきれいだったので、予想とちがいました。
透視度計の下にある×が見えるようになるまで水をぬいて調べました。
船に乗って赤貝養殖の場所まで行ってみて、海中の見えないところで赤貝を育てていることがわかりました。
波が強いときは、船が止まらずにやりにくいため、波がゆるい時に赤貝を引き上げるということがわかりました。
中海にはとてもたくさんの種類の魚や貝がいるから、中海の水もきれいなんだな、と思いました。
中海の水がもっときれいになったら、もっとたくさんの魚が来てくれるんじゃないかなあと思います。
感想A
クルージングで赤貝のところに行ったので、ぶら下げてある様子を見てみたかったけど、風が強かったので見ることができませんでした。
赤貝は3センチくらいになると、売れるのだそうです。
稚貝は、3ミリぐらいの大きさだと聞いて、そんなに小さくて他の魚に食べられないのかな、と疑問に思いました。
CODで水がきれいかどうか調べてみたら、中海は見た目は緑色っぽいけど、結果は意外ときれいだということがわかりました。
ボラやオダエビの群れがいました。
今日の学習で、どんな生き物がいるのか、どのくらいきれいかがわかりました。