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2011年11月14日

小三角島

    「大橋川の小島で遊ぼう、学ぼう」
      ‥朝酌川河口のミニ三角島でヤマトシジミ復活への取組の見学と
        動植物の観察、無人の島への探検

 2011年11月 3日(木・祝日)に上記のイベントが行われました。

 時間:9:00〜12:00
 場所:松江市西尾町(朝酌川下流)の手貝水門
 参加者:15名(内児童2名、幼児1名)

 自然再生センターでは、朝酌川下流の手貝水門の先の民有地(愛称:ミニ三角島)をお借りしてヤマトシジミの飼育実験を進めています。今回渡るミニ三角島は、朝酌川と剣先川・大橋川が合流する辺りの中州で、大正のはじめに新田開発でできた土地ですが、この10年ほどで耕作放棄地となっています。
 

 そして、このところ、大橋川ではシジミがほとんど取れない状況が続いていますが、このミニ三角島でのシジミ復活を目指した調査についての紹介や、島に生息する植物(オオクグ(準絶滅危惧種)、背高アワダチソウ、葦)や、水中の植物に関するお話(リュウノヒゲモ(絶滅危惧U類)など)が、島に渡ってからありました。

 またその後、島を探検して、他にも違う植物が生息してないか調べて回ったり、生き物を探したりしました。そこで目にしたものは、葦に隠れた「ゴミ」。持ってきたゴミ袋がすぐに満杯になりました。他にも、大きいカニや、小さいかに、はさみのでかいカニなど、‥ってカニしか見当たらない。でも大きいのになると、大人のこぶしぐらいのおおきさ。



 参加した子供たちは、とても喜んでました。ほえー

島には1時間半ほど滞在し、その後は、子供たちと他何人かでゴズ釣り。
3分もしないうちに1匹目、2匹、3匹‥。みんなで分けて、家に帰って「唐揚げ」にして食べました。ふぐ

 今回、このイベントではシジミの飼育実験の様子や、ミニ三角島の動植物を実際に見たり触ったりしながら学習できました。ウインク
 参加、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。OK!2
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2011年10月27日

「さかい夢の浜」イモ掘り大会

日時:2011年10月23日(日) 9:00〜12:30
場所:自然農法園「さかい夢の浜」(旧境水産高校東)
参加者:約40名

小雨の降る中で「さかい夢の浜」イモ掘り大会が開催されました。

 参加者の中には、親子連れや友達同士などいろいろな人がいて、
始めにみんなで一緒にクイズ形式の勉強をして、それからイモ掘りを行いました。

  今年は、サツマイモを栽培するにあたって4種類の有機肥料のみで育てました。

   「オゴノリ(海藻)と堆肥」
   「ウミトラノオ堆肥」
   「家庭生ゴミ堆肥」
   「山陰エコシステム堆肥」

  の4種類です。

 クイズでは、各堆肥で育てたサツマイモ10本を比較しました。
(もちろん、選び抜かれたものではなく、手前から、10本です。)

まず、1番重いイモが付いていた堆肥は…

     『ウミトラノオ堆肥』… なんと、1s
     『オゴノリ堆肥』  …    700グラム

そして、10本に付いているイモの個数(合計)では…

    『エコシステム堆肥』…31個

さらに、10本に付いているイモの総重量では…
   (ただし、サツマイモの大きさは、バナナ程度以上のものとする。)

    『ウミトラノオ堆肥』… なんと、9.3s
    『オゴノリ堆肥』  …     8.3s
    『エコシステム堆肥』…    6.5s
    『生ゴミ堆肥』   …     6.1s

 と このような結果となりました。

去年と今年、このように4種類の有機肥料で栽培してみました。

 1個の重さや合計個数では去年と今年でかなりのばらつきがありました。
ですが、総重量に関しては、去年も今年も一部海藻の種類は違っているが(去年は「シオグサ(海藻)、「オゴノリ」(海藻))、いずれの年も海藻が上位にきていました。
さらに、1,2位の海藻肥料と3,4位の他の肥料とでは2年続いて大きな差がでました。この2年をみると、海藻のほうがいいのではと改めて、思いました。

 ここから、イモ掘りが開始。



 写真が…ない!!平謝り

みんなと一緒に手を真っ黒にしながら、イモ掘りを楽しんでいたのですっかり忘れていました。
最後には、おにぎりや、漬け物、アサリの汁、焼き芋。
一生懸命がんばった後の、ご飯はとてもおいしかったです。OK!
参加賞として、サツマイモをもらって帰りました。そして、クイズの正解者の上位の方には、豪華景品もあって、半数近くの方がもらっていたような気がします。拍手

 天候がちょっと不安でしたが、大会が開催されている間、雨も降らず、皆さんがんばってイモを掘っていました。楽しい1日でした。

 今回、参加、ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
またの参加をお待ちしています。メロディ
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 10:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年11月13日

安来市伯太町比婆山見学会

2010年11月13日(土)
自然再生センターと緑の野山を歩く(島根大学白潟サロン)共同企画
安来市伯太町の玄武岩の大露頭比婆山の県天然記念物陰陽竹の見学会」を
開催しました


時間:10:00〜12:00
場所:島根県安来市伯太町比婆山
参加者:23名

安来市伯太町の中国物産の砕石場は玄武岩が露頭し、
すばらしい眺めでした。

また、比婆山に登り、島根県の天然記念物である陰陽竹について
瘻コ先生に解説していただきましたスピーカ

神話にも出てくる比婆山ですが、
参加された近くの住民の方も、
比婆山の魅力や価値を再認識されたようで、
今後の活用にとても意欲的でした顔1(うれしいカオ)
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年10月24日

焼酎用イモホリ大会

2010年10月24日(日曜日)9:00〜12:00

自然再生センター鳥取県支部
「さかい夢の浜」農園
焼酎用イモホリ大会がありました顔1(うれしいカオ)


あいにくの雨模様でしたが、
予想以上にたくさんの方が!!
なんと73名の方がいらっしゃってくださいました



自然再生センターで回収した中海の海藻(シオクサ、オゴノリ)など
4種類の有機肥料を使い、無農薬で育てたサツマイモぴかぴか(新しい)


どの肥料が一番重いか、数が多いかなど、
参加者はあらかじめ予想。

それぞれ4種類の有機肥料で出来たイモを掘り、
みんなで重さや数を確認。


そして、成績発表演劇 >>答え
なんと、成績優秀者には賞品までぴかぴか(新しい)
鳥取県支部さんは、太っ腹ですぶた

1位の方は、なんと満点だったそうです!!
(ちなみに私は、5問中1問しかあたらず最下位でした・・・失敗




さらには「芋ご飯」に「アサリ汁」に「ハンバーガー」に飲み物まで用意されてました。

芋ご飯は、この農園で出来たサツマイモがた〜くさん入っておにぎりにおにぎり

「アサリ汁」は中海産の新鮮アサリがふんだんに入っておいしくて、
何杯もおかわりしてしまいましたぴかぴか(新しい)

「ハンバーガー」はセンターの会員の安達さんが考案された
スタミナ鳥ちゃんバーガー星2
特製味噌のタレに漬け込んだ鶏肉を炭火で焼き、
特製パンにはさんで、パクリぴかぴか(新しい)

ご馳走でしたぴかぴか(新しい)鳥取県支部さんは本当に太っ腹ぶた

イモホリ大会に行ったんですが、私は食べてる時間の方が長かったかも・・・顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)



参加者には、来春焼酎1本プレゼントされるとの事ですから、
鳥取県支部さんは、どれだけ太っ腹なんでしょうかぶた


また、今回のイベントで収穫されたサツマイモは、な・・・なんと約800kgぴかぴか(新しい)


(後日、雨のため収穫出来なかったものを全て収穫したところ、
 総重量で1,100kgになったそうです顔1(うれしいカオ)ぴかぴか(新しい)

今年の猛暑で、サツマイモもかなり影響を受けているようですが、
「夢の浜農園」のイモは順調に育っていました顔1(うれしいカオ)

おいしい焼酎が出来そうですねハート(トランプ)


参加費たった300円で、イモホリを体験できて、
ご飯を食べて、お土産をもらって、
来春に楽しみがあるという大満足のイベントでした顔1(うれしいカオ)


posted by 認定NPO法人自然再生センター at 13:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年10月01日

第2回出前講座

2010年9月19日(日)第2回出前講座を開催しました。
(>>第1回出前講座はコチラ)



今回は、
「日本で一番低い火山:大塚山登山&第二熔岩トンネル探検」ダッシュ


大塚山は大根島にある火山で、
標高は40mと日本で一番低い火山といわれています富士山


当初は、1合目(?)から登頂予定でしたが、
内容盛りだくさんのため時間が足りそうに無いとの事で、
9合目(?)までは、車で登りました顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

なので、「登山」ですが、実際登ったのは



頂上で、大根島の火山について学びました。


・大根島の玄武岩について

・大根島とハワイ島の違い
 大根島の方が熔岩が流れやすかった

・大塚山は、19万年前に噴火
 当時は、現在より海面が60m低かった。
 なので、その当時は100m。

・大根島が火山とわかったのは、本庄水域の淡水化事業

・大根島の玄武岩の上には、3m土壌がたまっている

などなどダッシュ


島根に住んで、ウン年ですが、
大根島が大塚山の噴火で出来た事や、
その後に噴火した三瓶山や大山の火山灰が積もっているなど、
何の知識もない私が聞いても
「へえ〜そうだったんだぁぴかぴか(新しい)」とわくわくする、わかりやすい内容の講座でした顔1(うれしいカオ)


大塚山頂上に建てられているグリーンステラも見学ハイビスカス
池を覗いているとウナギが挨拶に来てくれました!

「コンニチハ」


その後、5合目(?)付近まで降りて、スコリア壁を見学


そして最後に、第二熔岩トンネル「竜渓洞」の探検へ向かいましたダッシュ

熔岩トンネルに入る前に、センターの会員でもある
島根県自然観察指導員/門脇和也さんから説明を受け、
偶然いた観光客の方々と一緒に入りました!
(熔岩トンネルは門脇さんがいないと入れません)
(>>熔岩トンネル内の説明は前回の記事を参照してください顔1(うれしいカオ)




今回も、充実した内容の出前講座でした顔1(うれしいカオ)

次回(第3回)は10月24日(日)を予定しています星2
内容等は、決まり次第お伝えしますダッシュ



「豊かな汽水域、遊べるきれいな中海」
NPO法人自然再生センター
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年09月08日

第2回出前講座を開催します

第2回自然再生センター出前講座を開催しますダッシュ
「大塚山登山&溶岩トンネル(竜渓洞)探検」



日時:2010年9月19日(日)9:30〜11:30
集合場所: 八束町(大根島)みしまや駐車場
参加費:500円
参加ご希望の方は、9月16日(木)午前中までに事務局までご連絡下さい。
星2詳細は自然再生センターホームページをご覧ください

ご参加お待ちしております顔1(うれしいカオ)メロディ
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年08月26日

中海環境フェア

2010年8月22日(日)
中海環境フェアが開催されました。

イベントの様子は、こちら↓↓











2010年8月24日の山陰中央新報に、
フェアの記事が掲載されていましたが、
その中で鳥取県支部の渡部さんのコメントが載っていましたぴかぴか(新しい)

>>2010年8月24日山陰中央新報「明窓」

新聞記事はセンターの事務局にも置いています顔1(うれしいカオ)


posted by 認定NPO法人自然再生センター at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年08月23日

大根島淡水レンズ見学会A

さて、次は国の特別天然記念物
第一熔岩トンネル「幽鬼洞」を一周(約100m)まわりますお化けダッシュ



トンネル内は涼しいというより寒いくらいで、
なんと水温は13℃ゆきだるま

入ってすぐは、足がしびれそうな程冷たかったです・・あせあせ(飛び散る汗)


懐中電灯の明かりを消すと、
本当に何も見えません。
自分の手を顔の前で振ってもわからない!


トンネル内で、島根県自然観察指導員の門脇和也さんが、
トンネルの出来た経緯など、詳しく説明してくださいました。


トンネルの最後にあるハート型の放線菌ハート
パワースポットとして、若い女性に人気なんだそうです顔1(うれしいカオ)


熔岩トンネルは、国の特別天然記念物のため、
門脇さんに事前連絡し、ガイドをしていただき入ります。
豊富な知識をお持ちの門脇さんから、
ぜひ説明を聞きながら、入ってみてください!!
ガイドは無料です!!
お問い合わせは電話1(プッシュホン)0852-76-2397



次回の出前講座は、日本で一番低い?火山「大塚山」へ登ったり、
第二熔岩トンネル「竜渓洞」を見学予定ですダッシュ




---追記---
2010年8月29日(日)22:50〜23:00に
NHK総合「アラハタ!クエスト」で竜渓洞が放送されるそうです!!
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 16:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

大根島淡水レンズ見学会@

2010年8月22日(日曜日)
島根県八束町の大根島で出前講座を開催しました顔1(うれしいカオ)

内容は、「淡水レンズ見学会」ダッシュ


ところで、淡水レンズって??

淡水レンズとは、周囲を海に囲まれた
透水性の岩石からできている島の地下で、
海水の上に淡水がレンズ状に浮いたものを言うそうです。


・・・ムズカシイ。
言葉で聞いても、よくわかりません失敗
「一見は百聞にしかず」です。



コースは、@波入の湧き水→A親水公園(→B熔岩トンネル)
実際に、淡水レンズが、体感できる場所を見学してまわりました。



@波入の湧き水

ここは、海のすぐそばで、
海水の中から淡水が湧き出ていましたダッシュ



A親水公園

掘の池は、淡水で蓮かわいいが咲いていて、金魚が泳いでいましたが、
そこから、5mしか離れていない中海では、
大きなボラが泳いでいましたふぐダッシュ




淡水レンズのイメージはこんな感じです


島の地下では水の拡散速度が遅いので
淡水と塩水は交じり合わないんだそうです。

淡水レンズの大きさや形を数式モデルであらわした
ガイベン・ヘルツベルグの法則では、
淡水が海面から1mの高さがあれば、
地下水は、40m(40倍)まで淡水があるとされているとか。


大根島は、高いところで海水面から1m程淡水があり、
その下には30m程淡水であることが確認されているそうです。

しかし、海面に近い集落では、
上の部分の淡水の高さが低いため
地下水も淡水部分は少なくなります。

そのため、大根島の井戸は90cmしか掘れないんだそうです。

しかし、豊富に水が蓄えられている淡水レンズのおかげで、
大根島では、「非常に強い干ばつの年にも島の周囲では湧水が得られた」とか。

他に代表的な淡水レンズの場所として、
ハワイがあげられます。
そういえば、孤島にも関わらずハワイで「水不足」なんて聞いたことないですね!

2,3年雨が降らなくても平気な程
ハワイには、地下水があるそうですぴかぴか(新しい)


「淡水レンズ」
またひとつ賢くなってしまいました顔1(うれしいカオ)

次は、熔岩トンネルですお化けダッシュ
posted by 認定NPO法人自然再生センター at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント

2010年08月07日

中海ます網漁

太陽朝6時あせあせ(飛び散る汗)本庄港より漁師の中島さんの船の乗せてもらい初めての漁にでましたボート(船)。もう頭上にはカモメが分け前を待っています。ふぐ
仕掛けてある網をたぐり寄せ・・・力こぶ

さあ・・・網の口を開くとカメラ
クラゲの中にエイ・このしろ・さっぱ・こあじ・ごず・えのは・・・うんうんほえー本で見たことあるイルカ拍手
中島さんはほとんど無言でこの作業を一カ所で3回〜4回繰り返しされました。この網の仕掛けの場所はもう一カ所行ってみました。でも「最低の漁」だそうです!昭和30年代から40年代この方法で漁をしていたのは、50名ほどいたそうです。今では、中島さん一人だそうです。「わくように魚がとれた、今から思えば夢のようだった」としみじみ言っておられました。
一時間弱で本庄港に帰って来ました。あれ!?大量の藻・・・昨日中海の一斉清掃があったそうです。オゴノリではなく今年はこのような藻です。名前が分からないのですが緑色です。中海少しでもきれいになったかなOK!2


posted by 認定NPO法人自然再生センター at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■イベント