環境省主催で毎年開催されている自然再生協議会の全国会議
今年は中海が開催地に選ばれました
全国に25団体ある法定協議会の皆様が、はるばる中海に来られました。
日時:平成28年10月25日(火)〜 10月26日(水)
場所:中海(現地視察)、松江テルサ4階大会議室
講演:総合地球環境学研究所 菊地直樹氏
参加者:全国の法定協議会の方々…70名
まずは中海へ現地視察です
スジアオノリ羊羹が販売されている本庄道の駅に寄り、
それから12艘の船に2組に分かれて乗って、大根島でオゴノリ刈り体験をしていただきました
雨を心配しましたが、Hiビーズによる浚渫窪地埋め戻し実証の説明もバッチリでき、
昔ながらの伝統的な手法でのオゴノリ刈り体験で、参加者の皆様は中海を体感
その様子は、山陰中央新報の紙面に掲載していただきました
中海でオゴノリ回収体験 環境保全へ思い新たに
その後、場所を松江テルサの会議室へ移動し、
16:30より菊地直樹氏(総合地球環境学研究所)による「自然再生の社会的評価」と題した基調講演を聞かせていただきました。
夜はそのまま懇親会です
この懇親会では、協議会の事務局を担っている当法人への寄付集めをPR
公の場での寄付集めは初めてでしたが、一生懸命PRしました結果、
参加者の約3分の1の方に「共感」していただくことができました
2日目は4班に分かれて分科会です
テーマは「自然再生により発揮される生態系サービスを活用した地域づくり」
【目的】
生態系サービスとは多様な生物がかかわりあう生態系から得ることのできる恵み、食料や水の供給、気候の安定など、私たちの暮らしを支えているもので、過去に失われた生態系、その他の自然愛誠を取り戻す自然再生事業ともかかわりが深いところ。
分科会では、各地域で行われている自然再生事業と、それによって得られる自然再生の恵み(生態系サービス)の関係を改めて確認し、地域づくりへの活用や地域社会とのかかわりについて意見交換し、知見を取りまとめることで全国の自然再生事業の推進を図ること
事業を進めるうえでの課題効果的に進めるために必要となる要素(資金、労力、人材、広報力)についてのご意見も参考になりました
写真は、全体会でのご発表の当法人初代専務理事の相崎先生(現 茨城県霞ケ浦環境科学センター長)です
会議終了後、
「さっそく生態系サービスの現地調査となった」と言われる専門家をご案内しました
さすがだと思いました!!(天神町岡酒屋さん)
2016年10月25日
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