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「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/25) 矢部英男
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/21) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/04) 堀 幸一
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/03) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (10/15) 大東建託株式会社 濱崎
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (10/13) 足立区鹿浜図書館
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (08/19) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09) 日野正基
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09)
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北海道胆振東部地震への対応(10月11日) [2018年10月11日(Thu)]
地震発生から1ヵ月が経過。大規模な土砂崩れがあった厚真町以外でも
避難所での避難生活を続けている方々がいます。
※10月10日現在、4市町11か所に411人が避難中/道発表

また、建物被害は北海道全体で、全壊405、半壊1,123、一部損壊7,772
の住家被害があり、非住家では全壊1,033、半壊1,098、一部損壊3,077
の被害となっています。住家よりも非住家の建物被害が多く、住家でも
一部損壊が多いことから、国の制度の対象外となる方々が多くいます。
【参考】http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/300906/higaihou82.pdf

震つな関係団体の動きでは、レスキューストックヤードのスタッフが
厚真町、むかわ町、安平町などの避難所の環境改善に関わりながら、
とちぎボランティアネットワークのスタッフも加わり、地元の団体ら
とともに、足湯ボランティアの活動を広めています。
RSY:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2018/10/14805.html
とちぎVN:https://goo.gl/Q5MMES

この動きには、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)
としても活動されているWellbe Design篠原氏の協力をいただきながら、
地元のNPOやボランティア団体に足湯を覚えてもらい、避難所での足湯
を行っています。
20181009北海道新聞_足湯隊記事_resize.jpg

地元北海道の団体が支援メニューの一つとして足湯を取り入れようと
講習会を開催し、各団体で足湯チームを作ろうという動きに発展して
います。 現在は避難所での活動が主ですが、今後は避難所閉所後も
継続して足湯を行っていく予定とのこと。

またピースボート災害ボランティアセンターでは、避難所支援の他、
仮設住宅などに生活基盤が移るタイミングの支援を検討しています。
PBV:https://pbv.or.jp/blog/project/?p=22168

これらの動きは、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
の働きかけにより開催されている情報共有会議によるものが大きく、
今後も支援者間の情報共有から新たな活動の広がりが期待されます。
JVOAD:http://jvoad.jp/blog/news-cat/disaster/others/
Posted by RSY事務局 at 15:54 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
シートの張り方講習会@大阪市(10/6開催しました) [2018年10月09日(Tue)]
大阪府北部を震源とする地震では、大阪府内で
全壊14半壊327一部損壊44,166
住家被害(8/8大阪府発表)があり、その多くは屋根の被害でした。

9月4日に日本を縦断した台風21号の影響により、大阪府内で
全壊12半壊155一部損壊42,735
住家被害(10/1大阪府発表)がありました。
 ※台風21号の被害軒数は最終報でないため今後も増えることが予想されます

地震の影響で屋根の修理には最長で1年待ちといわれていたところに、追い打ちを
かけるかのように台風での被害が発生したため、屋根の修復には2年以上待ちになる
お宅があるのではないかと危惧しています。
屋根の修復が済むまではシートを張り続けなければなりませんが、シートは恒久的な
ものではなく、劣化等により3〜6か月で張り替えが必要になります。

業者へのシート張りの依頼も数週間待ちという状況がつづく中、大阪市社会福祉協議会
主催によるシートの張り方講習会が開催され、震災がつなぐ全国ネットワークも講師や
準備物の調整、当日の運営等に関わりました。

会場は、天理教大阪教務支所をお借りすることができました。
これは、大阪北部地震の対応の際、技術系NPOが集まり対応を協議した際に、
天理教災害救援ひのきしん隊大阪教区隊の方々が高槻市での対応を買ってでて
くださったつながりがきっかけとなり、今回の講座開催にあたり、ご尽力いただき
府内一等地での開催が実現しました。 ご協力いただきました災救隊のみなさま
ありがとうございました。

当日朝の大阪は台風25号の影響もあり、風雨が強く、中止の可能性もありましたが、
昼には天候も回復し、無事に開催することができました。参加者はなんと75
地震だけでなく台風での被害もあり、関心が高まっていることを実感しました。

主催の大阪市社会福祉協議会からの挨拶ののち、6月以降ずっとシート張りを継続して
いるレスキューアシスト(中島さん)や、その仲間たちによる講習会が始まりました。
20181006シート張り講習会@大阪市_09.jpg

シートを張る前の準備で大切な安全確保(其の壱)
梯子(はしご)を安定させるための方法について を大工の国領さんが担当
20181006シート張り講習会@大阪市_20.jpg

シートを張る前の準備で大切な安全確保(其の弐)
次に安全帯や命綱のロープワークについて を
日本警察消防スポーツ連盟 BORDERLESS FIRE の武藤さんが担当
20181006シート張り講習会@大阪市_07.jpg

シートの張り方のコツや材料選びなどについて を
レスキューアシストの中島さん(通称:武ちゃんマン)が担当
20181006シート張り講習会@大阪市_11.jpg

全体講習の後は、体験コーナーで参加者がインパクトドライバーを使用するなどの
時間がもたれ、各々の興味があるコーナーでの体験となりました。
20181006シート張り講習会@大阪市_05.jpg

最後に主催の大阪市社会福祉協議会より、講習会受講修了された方々に対して、
ボランティア登録の依頼があり、多くの方が登録をされました。
最後に受講者、講師、主催の方々みんなで記念撮影。
20181006シート張り講習会@大阪市_28.jpg

次は○○市社会福祉協議会主催で開催したい、との声もあがり、まだまだ講習会の必要性が
あることを感じました。
Posted by RSY事務局 at 11:22 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
2018年7月豪雨への対応(9月20日配信) [2018年09月20日(Thu)]
9月1回目の3連休。多くのボランティアが現地にて活動を行いました。
広島県坂町、呉市、岡山県倉敷市では、まだまだボランティアを募集
しています。次の3連休、天候があまりすぐれないようですが、活動を
行う地域もあると思います。引き続き、現地へのご協力をお願いします。

さて、震つな事務局では、震つな会員の被災地NGO恊働センターが
継続的に支援活動を行う坂町小屋浦地区において、「家の相談会」を
9月16日に開催しました。
0916家の相談会・チラシ.jpg
0916家の相談会・チラシ.pdf

家の相談会は、震つな事務局を担うレスキューストックヤードが、
この度の災害対応として岐阜県関市において8月に4回開催。住民さん
からの評判もよく、制度や家の修復について、丁寧な相談ができる
環境がどの被災地域でも必要ではないかと考え、震つなの仲間が
継続支援を行う坂町小屋浦地区にて開催することとなりました。
家の相談会@小屋浦_15.jpg


この相談会は、住民側が主催となり、震つなが協力する形で企画運営
され、各種制度や法的な課題には弁護士や司法書士が、家の修復や
消毒などの相談については建築士や工務店経営者が対応するという、
被災された方にとっては、ワンストップで相談ができる機会を用意し
様々な不安や相談事に対応できる体制をとるようにしています。

家の相談会@小屋浦_13.jpg

広島県では士業連絡会という士業を生業とする方々が復興支援のため
に尽力しており、その士業連絡会の協力をいただき、相談会当日は
弁護士2名、司法書士1名、建築士1名、社会福祉士1名による個別相談
コーナーを設置して行われました。
また、レスキューストックヤードがつながりのある、ニチハグループ
のFPコーポレーションからも建築士や工務店経営者の方々の協力をい
ただき、各種相談に対応する体制で相談会に臨みました。

家の相談会@小屋浦_11.jpg

小屋浦地区での会場は、地域のお寺「西昭寺」さんの本堂をお借りし
ました。40脚用意した椅子は開始後には満席となり、その後の個別相
談にも20名以上の方が参加されました。

相談会の開催に合わせて、ホッと一息つける場づくりとして、豚汁の
炊き出しも行われ、個別相談の待ち時間も退屈しないような工夫とと
もに、個別相談とまではいかない何気ない会話を楽しむ空間と時間を
提供することができました。

家の相談会@小屋浦_12.jpg

個別相談では、各種制度の相談(様々な融資制度への相談)が複数
ありました。やはり生活再建で気になるのはお金のこと。
被害認定によっては受け取れるお金が50万円以上も変わることから、
認定の結果に納得できない、という方のお宅まで伺うなどの対応も
行いました。

今回の小屋浦地区での相談会には、他地区からの参加者もお越しに
なっていたようで、自分の地区でも同様の相談会を開催してほしい
という声も聴かれました。

震つなでは、士業連絡会の方々の協力をいただきながら、相談会を
別の地区でも開催できるよう、働きかけを行っていく予定です。

また、翌日の17日には震つな関係者が西日本豪雨の対応について、
現状の課題を共有して今後の支援方針を協議するための合宿会議が
尾道市で開催され、14人の関係者により熱い議論が交わされました。

西日本合宿会議_01re.jpg

それぞれの団体の活動を応援しつつ、震つなとしては前日に開催
した相談会を丁寧に開催していくほか、愛媛県で進めている足湯
活動の地元団体への講習会などを行っていくことが確認されました。

大阪や北海道でも支援活動が続いていますが、西日本豪雨でも
引き続き関係者を含めての支援を継続していきます。
Posted by RSY事務局 at 09:47 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
北海道胆振東部地震への対応(9月12日配信) [2018年09月12日(Wed)]
震つな関係団体による北海道胆振東部地震への対応が始まって
います。大規模な停電は解消したものの、依然として断水もあり、
復旧にはまだまだ時間がかかります。

震つなでは、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク
(JVOAD)などと情報共有しながら、現地情報の把握に努めて
います。また、いくつかの団体が現地入りしており、支援活動
の可能性や必要性について状況把握を進めています。
==============================
【災害救援ネットワーク北海道】
・むかわ町にて炊き出しを実施
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180908/k10011618991000.html

【風組関東】
・発災日に室蘭に居た炊き出し班メンバー(ヤマヤ物産)が、
 厚真町総合福祉センターに炊き出しを実施(2000食×3食/日)
 メンバーは9日に現地を離れるも、持参した炊き出し用具一式
 を無償貸与し、避難者自身が活用して炊き出しを行っている。
・9月9日より、家屋の活動ニーズ把握のため、メンバー1名が
 現地入りし、状況把握を行っている。

【ADRA Japan】
・9月9日よりスタッフ1名が現地入り

【ピースボート災害ボランティアセンター】
・9月9日から12日まで先遣スタッフ1名が現地入り

【とちぎボランティアネットワーク】https://goo.gl/ugxFYE
・震つな団体会員の茨城NPOセンター・コモンズに協力を呼びかけ、
 1週間スパンで滞在できるボランティアの受け入れ拠点の整備を
 進めている
・11日現在、現地入りしている支援仲間と情報共有を進めている

【レスキューストックヤード】
・JVOAD経由にて、避難所の運営経験のあるNPOからアドバイスが
 ほしい、という依頼を受け、12日から14日までスタッフ1名を
 現地に派遣 避難所の環境改善などを手掛ける予定
==============================

電力不足の影響から節電が大きな課題となっているほか、長期間の
断水が想定される地域もあり、避難生活も長期化する見通しです。

一方、現地の災害ボランティアセンターは徐々に開設となっており、
家屋内の片付けなどが主な活動になりそうです。倒壊家屋が少なく、
屋根も瓦屋根でないことから、特殊技術を要するニーズはそれほど
多くはなさそうとの見立てです。

外部からの支援がたくさん必要というよりは、道内の方々の助け合い
の仕組みづくりへのサポートが優先のようです。

震つなでは、現地入りしている方々からの情報も含め、引き続き
情報収集に努めていきます。

みなさまの関係で、現地入り予定または現地のローカル情報を
お持ちの場合は、震つな事務局までお知らせください。
Posted by RSY事務局 at 14:24 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
屋根のシート張り時の注意点 高所活動前の注意事項 [2018年09月07日(Fri)]
台風21号では大阪北部での地震の対応で張っていた屋根のシートのほとんどが飛ばされるなどの影響をうけたようです。また、大阪府南部では台風の暴風により屋根瓦が飛ぶなどの被害も報告されています。大阪では相当数の屋根のシート張りが必要な状況です。
そして北海道での地震でも、多くの家の屋根に損傷があると想像できます。

シート張りなどの高所活動をする際に安全に活動していただくために、震つなが関わるJVOAD技術系専門委員会のメンバーで作成したものをアップします。

★ブルーシートの張り方と注意点★
ブルーシートの張り方と注意点_ページ_1.jpg
ブルーシートの張り方と注意点_ページ_2.jpg

PDFデータはコチラ↓
ブルーシートの張り方と注意点.pdf


★高所活動前の注意事項★
※災害ボランティアセンターのオリエンテーション用ですが、一般の方でも注意する点は同じですので、参考にしてください

【一般】高所活動前の注意事項_ページ_1.jpg
【一般】高所活動前の注意事項_ページ_2.jpg

PDFデータはコチラ↓
【一般】高所活動前の注意事項.pdf
Posted by RSY事務局 at 12:56 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
2018年7月豪雨活動状況・報告(8月7日) [2018年08月07日(Tue)]
今回の豪雨災害に対応する動きについてお知らせします。

現地の生の声をお寄せください

活動の中で聴いた「生の声」をお聞かせいただけませんか?
もしくは、みなさんで発信していきませんか?

寄せられた声は随時、震つなのMLやFacebookにて共有していきます。
各地のいまを共有するためにも、関心を持ち続けてもらうためにも
震つなでは「生の声」にこだわって発信していきたいと考えています。

事務局からお電話でのヒアリングもできます。※ご都合の良い時間をお教えください
ご協力いただければ幸いです。

被災された方の声(会員現地報告より抜粋・一部重複)

「仏様も全部流されて、もうどうしよう思って…でもお坊さんみて、三尊仏みて、なんかそれだけで救われた気がする」( 愛媛県西予市 60代女性)

「娘がな、今日は仕事いっていい?っていうから、今日は一人で片付けしてきた。もう家行くのもいやんなる」( 愛媛県西予市 50代女性)

「個別相談には行かなかったんです。家は床しか浸かってないから、他のもっと被害が大きい人を優先してほしくて。なんだか相談するのも申し訳ないような気がして。この間、娘が結婚したの。(写真を見せながら)きれいでしょう。娘も私も午前中家の片づけしてから、式場に向かったの。慌ただしかったけど、無事に式が挙げられて少し安心しました。」(岐阜県関市60代女性)
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Posted by RSY事務局 at 16:21 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
2018年7月豪雨活動状況・報告(8月2日) [2018年08月03日(Fri)]
今回の豪雨災害に対応する震つなと加盟各団体の動きについてお知らせします。

被災された方の声(会員団体現地報告より抜粋・一部重複)

・自宅の被害は免れたけど、田んぼの水路が埋まってしまってね。ゴミの流入もあって、直すのが大変だった。親類も浸水被害を受けていたけど、3日間ボランティアさんに来てもらって、大分きれいになりました。米が上手く育つかは秋の収穫を待たなくては分からない。お水が一番必要だった時期に、水路の問題で10日ぐらい入れられなかったから。米粒が例年より細くなってしまうかもしれないね。しかしこの暑さでほとほと疲れました。(岐阜県関市・70代・女性)

・朝4時30分に消防の人きて、「避難してください」いうて。大丈夫や思うてたんやけど、何かあったら組の人に迷惑かかると思って避難することにして。まだ暗かった。(愛媛県西予市・80代・女性)
・2年くらい前に避難訓練やったんよ。そのときに水害におうたら、長靴でいったらダメや言われて。(靴に)水たまって動けんくなるていうから、水はけの良いスニーカーはいて避難したんや(愛媛県西予市・80代・女性)
続きを読む・・・
Posted by RSY事務局 at 11:40 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
【大阪北部地震】シート張り講習会@高槻市(2)開催しました [2018年07月19日(Thu)]
大阪府北部を震源とする地震の発生から1ヵ月となる7月18日。
高槻市の防災公園(古曽部ベース)にて、高槻市では2回目となる
シート張り講習会を開催しました。参加者はスタッフ含め40名ほど。
前回(7/9)よりも人数こそ少なかったものの、回数を重ねた講習会の
内容は、前回よりも分かりやすくなっている、との評価をいただきました。

講師は、熊本地震で多くのシート張りを経験した、レスキューアシストの
中島さん(武ちゃんマン)が担当。発災翌日から活動を続ける仲間の協力
も得ながらの開催となりました。

参加者の層は、業者、個人(自分で張ろうと思う方)、支援希望者など、
様々なため、脚立と梯子の違いや安全な使用方法という基本事項から、
シート張りのコツまで、幅広い内容で行いました。

初めにシート張りの基本編としての座学
シート張り講習会@高槻0718_14.jpg
なぜシートを張るのか、地震後のシート張りに適した材料の紹介、
危険(リスク)に対する情報、長持ちするシートの張り方から得られ効果 など
項目立てして情報として理解してもらい、その後、実演を見学する形で進められました。

シート張り講習会@高槻0718_31.jpg
より安全性を高めるための梯子の組み方

シート張り講習会@高槻0718_41.jpg
シート張り講習会@高槻0718_42.jpg
シートを張るまでの段取りやシートの押さえ方

参加者からは、
・建築系の営業をしているが、会社として材料費のみで対応することを検討したい
・何が危険なのかが分かった 安全第一が何よりも大切なことを再認識した
・屋根に上がらなくても手伝いができることが分かったので、参加したい
などの声が聞かれました。

大阪府北部を震源とする地震の住宅被害は、大阪府だけでも34,000棟を超えています。
全ての屋根の修理が完了するまでには1年以上かかるかもしれません。
一軒ごとの被害は小さいものの、その小さな被災が多数あることが特徴の災害です。

西日本での豪雨災害に目が行きがちですが、大阪でも復旧活動に汗を流す仲間がいます。
みなさまのご支援をお待ちしております。
大阪北部地震募金_チラシ0719.jpg
Posted by RSY事務局 at 14:25 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
大阪府北部を震源とする地震への支援活動(7/18) [2018年07月18日(Wed)]
6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震から今日で1ヶ月。
震つなでは、ニーズの多い屋根のシート張りに携われる地元人材
の拡大のため、講習会の開催を支援しています。

また、今回の地震では初めて、震央に近い高槻市の柱本団地にて
足湯と陶器市を開催しました。以下はその報告です。

==============================
7月15日/柱本団地の方を対象に、足湯と陶器市
震央に近い柱本団地近くの特養「ひばり苑」1階のデイサービス
のフロアにて、日曜の地域開放(子ども食堂など)と合わせて、
足湯&陶器市を開催しました。

被災地NGO恊働センターと地元のおおさか災害支援ネットワークが
運営を担い、ボランティアとして、地元関西大学生の他、神戸大学生
や、地元の傾聴ボラの方々も参加し、支援側が20名あまり。
柱本団地の方々に広報してはいましたが、最高気温37度超えと
いう状況もあり、団地の方の参加は20名弱という感じでした。

大阪司法書士会の方も同席しましたが、参加者が少数だった
こともあり、団地に出向いての個別訪問も行っていました。

陶器の売り上げ(1290円)は、高槻市社協に寄付させていただきます。

===============
参加された方の声
===============
・5階建ての団地の4階に住んでて、階段毎に10戸あるの。
阪神・淡路大震災以降、部屋には家具は置かずに机より
も低いものに変えたから、私は被害はなかった。
私が一番古い(入居者だ)から、おせっかいは承知で
同じ棟の人に声をかけているけど、みんな片付けは済ん
でいるって。この団地は棟が多くて、府営住宅とUR。
どっちも会長さんが居て、把握している全世帯を回って、
安否確認もしているし、その後の声掛けもしてるから、
今も困ってるという人はいない。
水やガスも少しだけ止まったけど、今は生活に影響ないよ。
私は家具や食器棚を置いていないから被害がなかったけど、
人によっては被害があったかもしれないね。(70代女性)

・(陶器市を)もう少し早くやってほしかった。
 ※もう揃えてしまった。

・家の中はもう片付いたから、自分たちは大丈夫。
==========================

震つなでは大阪北部地震支援活動のための募金を集めています。
西日本の水害も大変ですが、大阪へのご支援もよろしくお願いします。

大阪北部地震募金_チラシ.jpg
Posted by RSY事務局 at 12:51 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
2018年7月豪雨災害への支援活動(7/17配信) [2018年07月17日(Tue)]
今回の豪雨災害に対応する震つなと加盟各団体の動きについてお知らせします。

支援団体の方へ
震つなでは、「水害にあったときに」の他、以下のような冊子やポスターも制作しています。参考にしてください。
「足湯のやり方」
「あれ!?あの人大丈夫かな?〜災害関連死防止ポスター〜」

なお、ボランティアバスの運行をを検討されている団体は、みえ発!災害ボラパックの情報を参考にして、法令遵守にご留意ください。

被災された方の声(各現地報告より抜粋・一部重複)
各地の声からは、高齢者が高齢者を支えている被災地の様子、今後続く「暑さ」の対策が何よりも急務であることが読み取れます。

公営住宅は空きがあるといっても倍率は3倍らしい。次の家が見つからないと先が見えなくて何も考えられない。抽選に外れたらどうすればいいのか。仮設住宅を建てると言っても同じ地区には建てられないだろうし。1階は全部土砂で埋まってまだ家にも帰ってないけど、次が見つからないと片付けも頼めない。(広島県・70代女性)

私は間仕切りがあると圧迫感があるので、いらない。もともと知り合いが多いし、回りが見えた方が安心する。(広島県・70代女性)
続きを読む・・・
Posted by RSY事務局 at 20:36 | 2018年 国内緊急救援 | この記事のURL | コメント(0)
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