北海道胆振東部地震への対応(10月11日) [2018年10月11日(Thu)]
地震発生から1ヵ月が経過。大規模な土砂崩れがあった厚真町以外でも
避難所での避難生活を続けている方々がいます。 ※10月10日現在、4市町11か所に411人が避難中/道発表 また、建物被害は北海道全体で、全壊405、半壊1,123、一部損壊7,772 の住家被害があり、非住家では全壊1,033、半壊1,098、一部損壊3,077 の被害となっています。住家よりも非住家の建物被害が多く、住家でも 一部損壊が多いことから、国の制度の対象外となる方々が多くいます。 【参考】http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/300906/higaihou82.pdf 震つな関係団体の動きでは、レスキューストックヤードのスタッフが 厚真町、むかわ町、安平町などの避難所の環境改善に関わりながら、 とちぎボランティアネットワークのスタッフも加わり、地元の団体ら とともに、足湯ボランティアの活動を広めています。 RSY:http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2018/10/14805.html とちぎVN:https://goo.gl/Q5MMES この動きには、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P) としても活動されているWellbe Design篠原氏の協力をいただきながら、 地元のNPOやボランティア団体に足湯を覚えてもらい、避難所での足湯 を行っています。 地元北海道の団体が支援メニューの一つとして足湯を取り入れようと 講習会を開催し、各団体で足湯チームを作ろうという動きに発展して います。 現在は避難所での活動が主ですが、今後は避難所閉所後も 継続して足湯を行っていく予定とのこと。 またピースボート災害ボランティアセンターでは、避難所支援の他、 仮設住宅などに生活基盤が移るタイミングの支援を検討しています。 PBV:https://pbv.or.jp/blog/project/?p=22168 これらの動きは、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) の働きかけにより開催されている情報共有会議によるものが大きく、 今後も支援者間の情報共有から新たな活動の広がりが期待されます。 JVOAD:http://jvoad.jp/blog/news-cat/disaster/others/ |