先日の”リクエスト・ーツアー”が終わった後、私は能登町宇出津にある「間脇遺跡縄文館」に行ってきました。今回で2回目です。丁度神戸を出発した12日の北国新聞を駅で買い、読んでいたらこの遺跡の関連記事が載っていたのですが、その催しが11月21日から23日にあることはその記事には書かれてなかったので詳細が理解できていませんでした。その催しというのは、縄文時代末期の遺跡として発見された「環状木柱列」を復元するために、6000年前と同じように「クリの木」を使って復元しようというものです。それで、21日〜23日はクリの木の皮むきをするそうです。クリの木は直径60p、長さ9mのもので、道具はクリの木の枝を使ってするそうです。おそらく可能なかぎり当時の作業と同じ工程をされるのでしょう。そういえば、いま8月に水害に見舞われた兵庫県佐用町で竹炭を焼いていますが、竹を伐採して枝を払うときに、ナタを使わなくても切った竹の細い部分を使って払えば、枝は綺麗に落ちるのです。
私も神戸のある物知りに教わり、何年かぶりにやってみましたが気持ちがいいほど枝が落ちていきます。きっとクリの皮むきも同じような作業だろうと想像します。