那須水害フォーラムに参加して [2008年09月10日(Wed)]
みなさん、神戸の村井です。先日、9月7日(日)に開催された「那須水害フォーラム−那須水害から10年、助け合いの文化と復興制度はどう変わったか−」に、震つなの移動寺子屋として参加して来ました。(栃木県との関連で、震つなの移動寺子屋事業であることはあまり全面に出ていません。ご了承下さい。)
また後ほど、那須水害10年イベント実行委員会から詳細な報告書がでるそうなので、私の方からは簡単にさせて頂きます。 前日の夜7時頃も集中豪雨があり、当日も開会時は暑いほどの晴天だったのが、しばらくすると強い雨が振り出してきたので心配されたのですが、なんとか決行し続け、無事フォーラムを終えることができました。会場の「ゆめプラザ・那須」の屋外では、ステージがつくられ、いろいろな演技があり、また駐車場ではテントが張られ、これもいろいろな模擬店がありました。地元の名産・特産品の販売はもちろん、新潟県中越地震の被災地川口町和名津からも商品が持ち込まれ、力強い応援メッセージとブースを賑わせて下さいました。また小千谷の有名な”風組”も応援に来られ、ボランティア講習会としてチェーンソーやエンジンカッターの使い方を指導されました。私は10年前に被害に遭われた被災地ツアーに参加させて頂いた後、屋内で行われた二つのシンポジウムに参加しました。一部は、当時ボランティアセンターを開設して活躍された3名(矢野正広・とちぎボランティアネットワーク、津田博之・那須町社会福祉協議会職員、増田茂・那須町民および本フォーラム実行委員長)を中心に、「あのときなぜ日本初の”災害ボランティアセンター”ができたのか〜那須水害救援をふり返る」というセッションを行い、2部では私の司会で、一部でも出られた矢野さん、黒沢さん(元日本財団職員)、山中茂樹さん(関西学院大学復興制度研究所教授)の4人でパネルを行いました。 |