東日本大震災では、震つなは日本財団と共同事務局を運営し、東京から東北に向けて足湯ボランティア(のべ約2,000人)を2年にわたり、被災3県に派遣し続けてきました。
足湯の際に聞かれた話を、聞いたボランティアがカードに書き止め、足湯の実績として集まった数は16,000を超えました。
足湯の際に聞く様々な「つぶやき」の中で、心や身体の危険サインを分析することができないだろうか、という考えのもと、東京大学被災地支援ネットワーク(以下、東大被災地ネット:代表 似田貝香門 東京大学名誉教授)の協力を得て、つぶやきの分析を2012年より始めました。
2014年度に日本財団より助成を受け、足湯の「つぶやき」の分析についてのガイドブックを作成する運びとなり、そのガイドブックがこの度完成しました。
ガイドブックの作成に合わせて、「足湯のやりかた」を記したリーフレットも作成し、足湯ボランティアの普及をサポートする体制が整いました。
リーフレットは、実際に足湯ボランティアを行う方に対して作成していますので、やり方の他、注意事項などが簡潔に書かれています。
一方、ガイドブックは足湯ボランティアの聞いた「つぶやき」の内容に気を配り、次の支援策を考えるなど、足湯ボランティアのコーディネートをする立場の方々に対して作成されました。
(2019.11.16追記)
リーフレットは上記よりダウンロードをお願いします。
ガイドブックの印刷版は在庫がありません。PDFファイルを希望する方は震つな事務局までご連絡ください。
※震つな事務局 E-mail:office(@)shintsuna.org
(カッコを消して送信してください)