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フィリピン台風30号被災地支援情報(21) [2013年12月05日(Thu)]
2013年11月8日にフィリピンに上陸した台風30号により、
現在でも約300万人が避難生活を余儀なくされていると言われています。

震つなと関わりの深い、CODE海外災害援助市民センター(略称:CODE)では
11月15日から現地にスタッフを派遣して支援を行っています。

現地に入ったスタッフからの情報含め、CODEからの情報をお知らせします。
 ※既に終了したイベント情報も含まれています。ご了承ください。
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 ☆フィリピン台風救援募金にご協力下さい
   ◆郵便振替:00930−0−330579 加入者名:CODE
      通信欄に「フィリピン」と明記してください。
   ◆クレジットカードをご利用の方は下記のページからお願い致します。
      https://mp.canpan.info/code/
 ※募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
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(CODE 11/30配信メールより)

CODE海外災害援助市民センターです。
フィリピンの台風被災地へのご支援ありがとうございます。
引き続き現地の情報をお伝えします。

☆12月3日には報告会をさせていただきますので、ぜひお越し下さい。
http://philippines2013typ.seesaa.net/article/380863022.html
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フィリピン台風30号(Haiyan) 救援ニュース No.21
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「貧困と災害」

フィリピン中部の島々で猛威を振るった台風Haiyan 。28日のフィリピン国家災
害対策本部の発表では、死者5560人、行方不明1757人に上っている。年に20
ほどの台風が来襲するフィリピンでも、これほどの犠牲者を出したことは少な
い。1991年にレイテ島オルモック市を襲った台風に伴う記録的な豪雨が洪水を
発生させ、約8000人(正確な数字は不明。5000〜6000とも言われる)が命を落
とした。だが、この時の台風は決して今回のような大型のものではなく、洪水に
よって川の中州に住む貧困層の住民が多数亡くなった。これだけの大災害を引
き起こした要因は、少数の大資本家によるココナッツやサトウキビなどプランテー
ション農園のために丘陵地帯の森林を伐採したことによると当時のフィリピンのメ
ディアが報じている。

 今回、スタッフが訪れたセブ島北部の被災地は高級リゾート地もある一方で、
貧しい人たちも多く暮らしているという。貧しい人たちが竹や木で自ら作った簡素
な家屋は、この台風で跡形もなく吹き飛ばされている。また、そのような人たちの
営む農業も収穫前で大きな被害を受けている。仕事を求めてセブの中心部へと
出稼ぎに行く交通費さえも捻出できない人もいる。被害の甚大なレイテ島は貧困
層が多い地域でで、バランガイ(地区、最小の行政単位)に届いた物資を取りに
いく交通費や燃料さえもない被災者も少なくないという報道もある。また、レイテ
島では多くの被災者がセブやマニラへと避難しているが、今もレイテ島に残って
いるのは、それさえできない貧しい人たちである。悲しいことに災害はいつも貧し
い人たちを苦しめる。

近年、アジアでも経済成長が著しいフィリピンでは、富が極端に偏り、国民の1割
にあたる1000万人以上が仕事を求め、海外に出稼ぎに出ており、人口の4割
(約4000万人)が未だ1日2ドル以下で生活している。

(吉椿雅道)
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