台風26号 伊豆大島支援情報【第17報】 [2013年11月08日(Fri)]
台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の11月2日(土)発
【第17報】です。 以下、震災がつなく全国ネットワークと関係の深い 東京ボランティア・市民活動センター スタッフからの情報を掲載いたします。 ==================================== <11月1日の活動報告> □活動実績 ・個人 130人(島内83名、島外47名) ・団体 6団体 ・活動件数15件(新規2件、継続13件) □災害VC ・11月2日より、東海汽船がボランティアの船賃の割引(復路)を実施する。 ボランティア活動証明書(大島社協局長印が入ったもの)が必要で、 ボランティア終了時に配布される。往復分をすでに購入した人も復路分は返金可能。 船賃割引の通知については竹芝、岡田港、船内にて周知される。 ・泥のかきだしの中に、瓦礫の破片があるという報告が複数あり。なるべく近づか ないように、また、怪我などがあればすぐに本部に連絡するよう、リーダーを通 して注意喚起する。 ・ニーズ把握の範囲を担当制にして対応。担当スタッフが直接、該当地区のフォロー に入るかたちにする。 ・家内だけでなく、家に着くまでの道のりの清掃が必要な家庭もある。 ・これまでの泥だし実績は80〜100件近く(床下、庭先含む)になった。 ・連休中に床下の泥かきが進むので、連休明けには石灰が必要になる見込み。 ・島民の中から「ボランティアの送迎でよければ手伝いたい」とういう声があった。 □避難所 ・避難所内で喫茶コーナー「あいべぇ〜」をオープンした。「あいべぇ〜」は 「一緒に行きましょう」という意味の方言。 ・13〜15時の開催時間の中で、20名(うち10〜15人が避難者)の方が参加し、 おしるこの配布や専門の先生によるマッサージなどが行われた。 また、小さなお子さんには社協職員や役場の元保育士さんが対応し、読み聞か せなどを行った。 ・とても好評で、被災時の状況などをとめどなくお話しされていた。社協の協力 員(婦人会)の方も参加した。 □被災者の声 ・「これまで何十年と土のうを積んできたが、いつも漏れてしまっていた。 しかし、今回、ボランティの方に積んでもらったら大丈夫だった。ボランティア の力はすごい」 ・「ボランティアの方に来てもらうのを心待ちにしている。」 □避難所の声 ・「マッサージを初めて受けたが、体が軽くなった。とても気持ちよかったです。」 ・「おしるこがすごくおいしかったです。」 ・「また来ていいですか」と聞くと「是非、来てきて〜。」 ============================= 以上です。 |