【第7報】九州北部豪雨報告 [2012年07月23日(Mon)]
みなさま
RSY浦野です。 大分県竹田市災害ボランティアセンターにて活動している頼政さん(被災地NGO恊働センタースタッフ)、岡田さん(RSY会員・ボランティアコーディネーターなごや)、椿さん(RSY会員・ボランティアコーディネーターなごや)より7月21日(土)・22日(日)のレポートが届きましたのでお知らせします。 尚、岡田さんは21日(土)、頼政さん、清水・佐藤(RSY七ヶ浜スタッフ)は22日(日)に活動を終えて地元に戻りました。 ■7月21日:竹田市災害ボランティア |
センターの様子
ボランティア数:412人 ニーズ:65件(新規ニーズ:11件・持越しニーズ:34件) 活動件数:27件 活動完了:21件 残り:44件 ・福島県社協職員10人が1週間の予定で派遣。 ・清水にはマッチング班に、佐藤・佐々木さん、KOBE足湯隊は現場でのボランティア活動に行ってもらいました。 ・ボランティア受付からマッチング、資器材返還の流れを整えるための資料作成や体制づくりをサポート。 ・実際のニーズ以上にボランティアの参加が多かったため、学生にローラー作戦をお願いしました。話を聞くのもボランティアとして、ニーズばかりでなく、会話を重視するよう依頼。 ・一軒当たりの派遣人数を多めに設定しました。 (避難所での足湯実施) ・17時〜19時には避難所にて足湯ボランティア活動をしました。 ・30名程度の規模ということで足湯に来られた方は少なかったですが、先行きが見えない不安を抱えていらっしゃるようです。 ※以下報告・被災地NGO恊慟センター発行「よりよりレポート5」より抜粋 ・神戸からKOBE足湯隊とレスキューストックヤード七ヶ浜現地スタッフの清水さんと合流し、連携をとりながら避難所にて足湯ボランティア活動を行いました。 ・「避難所からいったん市営住宅に行くことになるの。そのあとは仮設住宅に入ることなるわ」「でも仮設住宅の用地がまだ決まっていないの」ということをつぶやいている方がいらっしゃいました。まだ避難所の閉鎖について正式には決まっていませんが、今後は市営住宅に移るという路線のようです。やはり先が決まっていないという不安が付きまとっています。避難所にはボランティアもあまり入っておらず、ストレスがたまっている方も多いようです。今回は初めての足湯ボランティアで来てくださった方は少なかったですが、こうしてホットする場が少しでもあるということがとても重要だと感じました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■7月22日(日):竹田市災害ボランティアセンターの様子 ・ニーズ件数29件 ・完了20件 ・継続9件 ・ボランティア活動時間帯は日差しがきつく、温度も上がり蒸し暑かったのが、ボランティアが帰ってくるあたりからきつめの雨が降り、雷もなり不安定な一日でした。雨が続いているせいか、被災家屋周辺では泥の乾きが悪くへばりついた感じで、臭いもきつい。 ・一昨日、同じ活動をした人の中で気分が悪くなる人が数人あり、同じ症状の人が数日前にもあった。調べてみると作業先が同じで問題は臭いではないかということになった。今後同じ場所のでの作業は同じグループが一日行うことのないよう配慮する。また昨日、ボランティア活動中のけが(頭部3pの裂傷)があったと報告。 ・本日ボランティア数が多く、ニーズ聞き取りお掃除隊を1グループ5人で編成し、バケツの中に雑巾などお掃除用品を入れて、ちらしを持って出かけてもらう。お声掛けをして掃除をし、ニーズを拾ってもらった。(件数については明日報告します) ・ボランティア活動も居宅内から家の周り、畑、水路と変化してきている。 ・ボランティアセンターの閉鎖が心配になる電話が入っているとのこと。センター側でも閉鎖のタイミングを計っている。結果はまだ出ず。中津市は7月20日12時受付終了。日田市はこの土日に集中的に活動を行い、いったん締め切りとなっている。 ※ボランティアセンターでの取り扱える作業について課題共有、検討された。 ・家の中の泥を出して、床板を剥がし縁の下の泥を出して床板をきれいに張り直しをした団体があり、どこまでボランティアがするか。(危険と民間への影響) ・二階に生活スぺースがあるが、一階浸水、排水ますに泥が入り、そこを掃除できなければ台所、お風呂、トイレが使えない。排水関係の仕事がボランティアにできる作業かどうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■竹田市における外部支援者スタッフ派遣について ※社会福祉協議会連携、災害ボランティア支援プロジェクト会議によるスタッフ派遣 ・各1名:長崎県社協、宮崎県社協、北九州市社協(23日まで)、福島県社協、喜多方市社協(2名)、郡山市社協(26日まで)、大分県災害ボランティアコーディネーター(本日まで) ・NPO高知市民会議の山ア氏とほか1名が本日から25日まで滞在予定。 ※震災がつなぐ全国ネットワークによるスタッフ派遣 ・7月21日(土)〜28日(土):椿さん(RSY会員・ボランティアコーディネーターなごや) ・7月21日(土)〜25日(水):佐々木さん(七ヶ浜町復興支援センター) ・7月24日(火)〜27日(金)午後:河内さん・細貝さん(中越復興市民センター) ■震つな会員の被災地NGO恊働センターさんより、竹田市支援に関する情報が紹介されています。 http://ameblo.jp/hosokawahiroko/ ================================= 活動支援金にご協力ください!! 震災がつなぐ全国ネットワークでは、長きにわたる被災地支援活動を応援して頂ける方から活動支援募金を募っています。ご協力をよろしくお願いいたします。 ○震災がつなぐ全国ネットワークへの活動支援募金 郵便振替 00920-7-75997 「震災がつなぐ全国ネットワーク」 通信欄に「九州北部豪雨」とご記入ください。 震災がつなぐ全国ネットワーク・ホームページ https://blog.canpan.info/shintsuna/ ==================================
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