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【第3報】九州北部豪雨報告 [2012年07月18日(Wed)]
みなさま

RSY浦野です。大分県竹田市災害ボランティアセンターにて活動している頼政さん(被災地NGO恊働センタースタッフ)、岡田さん(ボランティアコーディネーターなごや)より7月17日までのレポートが届きましたのでお知らせします。

高齢者の健康状態の懸念、土砂災害の被害家屋多数による重機・マンパワー不足、避難勧告地域への支援の遅れ等が課題になっているようです。しかし一方で、民生・社協のきめの細かい訪問活動も進んでいます。


■竹田市概要
・人口24,000人
・高齢者率40〜50%
・竹田市・萩町・久住町・直入町村合併。旧竹田市内は周囲を玉来川・稲葉川が囲み、湧水が多く、平成2年も大きな水害にあった地域だが、その後稲葉ダムができたことで
今回旧竹田市内の被害は免れている。
・被害が大きかったのは旧萩町付近で、玉来川の氾濫による洪水被害と山が崩落してその土砂が自宅に押し寄せる土砂崩れの被害が出ている。

■被害状況
※16日15時発表の被害状況
・建物半壊家屋:22戸
・全壊家屋:20戸
・床上浸水:149戸
・床下浸水:40戸
・裏山土砂崩れ:42件
・死者:1名、負傷者:2名

■竹田市災害ボランティアセンターの様子
※17日報告
・ボランティア数:162人       
・ニーズ:43件        
・活動件数:26件        
・活動完了:15件        
・残り:24件

・連休が明け、平日になったことでボランティアが少なくなっている。
・17日より避難勧告が出ていて、被害の大きい荻地区への道が一時的に通れるようになり、ボランティアが入れるよう調整中。
・同地区で一時帰宅時間が許され、帰宅した被災者からニーズが上がってくるのではないかと予想したが、あまり上がってこなかった。今後は増えていくことが見込まれる。
・泥かき作業のニーズが多く、作業現場が過酷で重機投入が課題となっていたが、地元消防団から40名、天理教ひのきしん隊の皆さんらが重機を持ち込んでの活動に当たっている。
・久住地区にて民生委員・社協職員と共に現地調査を実施。

■被災された方々の様子
・在宅被災者の中には、すでにかなり疲弊してストレスがたまっている方がみられる。
・市内の民間病院のスタッフ(医師・看護師・薬剤師・栄養士・カウンセラーなど)が、ODCAという救護班を作って救急車を常備している。災害ボラセンでは、ニーズ聞き取りの時に体調についても聞き、必要に応じてODCAにつなぐ体制が出来ている。
・「急に水が出て、隣を気にする余裕もなかった。」「うちは親戚が来てるから何とか、隣の家を見てあげて」という声も聞かれている。
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