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「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/25) 矢部英男
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/21) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/04) 堀 幸一
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/03) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (10/15) 大東建託株式会社 濱崎
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (10/13) 足立区鹿浜図書館
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (08/19) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09) 震災がつなぐ全国ネットワーク
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09) 日野正基
「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (07/09)
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【東日本大震災】レポート No.170 [2012年05月15日(Tue)]
被災地NGO協働センターです。
4月26日より、2週間程度の予定で再び岩手県に入っている増島のレポートをお届けします。

→写真はブログへ
http://miyagijishin.seesaa.net/article/270084184.html?1337059919
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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 5月9日(水)
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今日は大船渡に行きました。遠野から大船渡に車を走らせると、山々は新緑と春の花でとてもきれいな景色を見ながら、爽快なドライブ気分でした。まるで絵はがきを見ているようなそんな素敵な景色があちこちにあって、ついつい写真をとってしまいました。みなさんにもご紹介いたします。岩手の風や空気を感じて下さい。

午前中は綾里にある黒土田仮設でした。みなさん久しぶりに集まり、
ぞうさんを抱えて来る人や初心者の方、練習中の方などいろんな人たちが来てくれました。

「ぞうさんをプレゼントしたらとても喜ばれた」「喜んでくれるからついついあげちゃって、それが楽しくて、もうお家にぞうさんいなくなっちゃたの」と。「私も作ってみようかしら」と新しい作り手さんも生まれました。

お昼休憩をしながら近くの岬を散策すると、春をあちらこちらに感じることができます。海岸にはわかめの大群と、わかめの根本にはくねくねした部分のメカブがありました。

午後からは蛸の浦にある鳥沢仮設へいきました。ここはおなじみさんが集まり、ボランティアの方と一緒にぞうさん作りをしました。4月以降はボランティア団体などの撤退に伴い、ボランティアに来る人も減っているような状況で、少し寂しそうな感じもする仮設もあるようです。

帰りに大船渡中学校の仮設に寄りました。ここは、130戸ある仮設で少し大きめなところです。こちらの会長さんたち有志の方が「まけないぞう」を作って、朝起きたら「元気です」という印に玄関に「まけないぞう」を出すということを採用してくれました。
夕方には取り込んでみなさんに合図するそうです。「まけないぞうが出ていなかったら、出るまでお家に訪問するよ(笑)」と話してくれているそうです。

ボランティアも減っているところもあるようですが、これから長期にわたる復興への道のりで、細く長く被災者の方たちに寄り添っていけるようにしていきたいと思います。
(増島智子)

☆まけないぞう一言メッセージ
大震災後、頭にぽっかり穴があいたように何も考える気もやる気もなく、テレビだけ見る毎日でした。仮設の仲間に誘われ、ゾーさん作りに行き、ゾーさんがかわいいので作って見ようと思い始めました。初めての事で手がふるえてよくできないけど、私のゾーさんもかわいがってあげて下さい。
(2012/5/9 69代女性 大船渡市 黒土田仮設)
Posted by RSY事務局 at 14:33 | 2011年 東日本大震災 | この記事のURL | コメント(0)
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