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「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/25) 矢部英男
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仮設支援情報レポート( 29 ) [2011年11月26日(Sat)]
仮設支援連絡会 支援情報レポート
※複数のメーリングリストに配信しています。重複はご容赦ください。

震災がつなぐ全国ネットワークの分科会として全国各地で仮設住宅支援を行っている団体が集まる仮設支援連絡会が発足しています。
各地の仮設住宅への支援に関するレポートをお伝えします。
      ROADプロジェクト東京事務局 頼政良太

過去のレポートはこちら↓
https://blog.canpan.info/shintsuna/category_39/
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〜ボランティアがわざと遅れる!?〜

気仙沼市で活動するシャンティ国際ボランティア会(SVA)の活動にお邪魔させてもらいました。
SVAでは、主に気仙沼市の本吉地区で活動を行っています。その他にも唐桑半島の仮設住宅でもお茶会を開いたりしています。
お茶会では、ボランティアも様々な工夫をしています。

その工夫の一つがわざとお茶会に遅れていく、ということです。
ボランティアがすべてをやってしまうのではなく、住民の方自身が積極的に談話室や集会所を使っていく工夫の一つです。
お茶会の時間通りに行くと、準備から
全部ボランティアさんがやってくれるんだ、ということになってしまいますが、ボランティアが遅れていくことによって、住民の方が準備をして待っていてくれたりすることがあります。
そういった工夫をすることで、だんだんとボランティアの主催するお茶会から住民の方主催のお茶会に移行していくのが狙いです!
この間お邪魔した仮設住宅では、お茶会に遅れていったボランティアを仮設のお母さんが首を長くして待っていてくれました。机や座布団、椅子などもすべてお母さんが用意して下っていて「待ってたわよ!」と言いながら出迎えてくださいました。
その方もなかなか積極的に自分からお茶会を主催するということは言い出せなさそうな雰囲気でしたが、ボランティアのお茶会がきっかけとなることで、実は本当は集まりをやりたい!という気持ちがあるということが出てきたのではないかと思います。その仮設では、今後もいろんな形で集会所を使っていくことができそうだなぁと思いました。

また、わざと忘れ物をして物を借りるということも行っているそうです。
それもボランティアがすべてをやってしまうのではなく、住民の方の力を借りることによって、住民の方自身が色んなことをやり始めていくきっかけになれば、ということが狙いです。

このように色んな工夫をしながら、地元の方々が立ち上がっていくための活動が盛んにおこなわれてきています。
既に復興計画等も策定されているところもありますし、それに対して住民の方たちが集まって色んな議論をしているところもあります。
また、集団移転事業についても住民の集まりで話し合いをしているところも出てきています。

住民の方が主役となった活動を、ボランティアがどうやって支えていくのか?ということが今後の課題になっていくのかなぁと感じました。
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