新潟・福島豪雨【第1報】 [2011年08月01日(Mon)]
新潟・福島の豪雨の状況ですが、周知の通り2004年を上回る雨量を観測し、すでに死者も出るなど、深刻な事態なっています。現段階では、両県で700軒程度の浸水被害(消防庁まとめ)が報告されていますが、この数はまだ相当増えると予想されています。
福島県では、福島県社協を主体とした先遣隊が、被害の大きい柳津町、三島町、金山町、只見町などに先遣隊を派遣して調査に当たられていますが、道路の寸断などで苦戦を強いられているようです。また、新潟県では午前の早い段階から、にいがた災害ボランティアネットワーク・燕三条JC・三条市社協が連絡を取り合い災害ボランティアセンターの設置の必要性などを協議されていますが、なかなか全体像が見えていない状況とのことです。 RSYとしては、東日本大震災で資器材の大部分を現地に送っていますか、このような事態に備えてトラック1車分は保管してあるので、すぐにでも搬送できる旨をお伝えしました(要請があった場合は例によって搬入作業のお手伝いをお願いします)。 7年前の水害でお世話になったトライネットさん(障がい者支援のNPO)に浦野から電話を差し上げ、「施設は無事なので大丈夫。今回は三条市内ではなく、五十嵐川の上流部の被害が大きいようだ」との情報を得ています。また、中越地震でお世話になった川口町田麦山からは、「朝から先ほどまで(17:00ごろまで)道下の水路がふさがり、通水するまで作業を行いました。大きな土砂崩れで、川をふさぎ稲穂の出てきた田も一部流されてしましました。」とのことで、相当の雨量であったことがわかります。 とにかくこれ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。 |