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「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜 (2021年7月15日更新) (04/04) 堀 幸一
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【佐用の森便り】 No.6 [2011年06月24日(Fri)]
被災地NGO恊働センターです。
6月26日からの兵庫県佐用町での山林整備事業再開に向け、現地で活動している境智子(兵庫県立大学学生)のレポートです。

スタッフ福岡洸介は竹炭焼きに汗を流しています。
境は先日、町の方々とのお茶会に参加しました。
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6月15日:二度目のお茶会
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スタッフ福岡が炭焼きに集中している間、私一人でコミュニティの人たちが集まるお茶会に参加しました。道に迷い、狭く見通しの悪い道に怯えながら、どうにか集会所に到着。

自治会長さんと民生委員の方へのご挨拶もそこそこに、持参したお土産のお菓子を渡しました。みなさん喜んで下さって、
こちらも嬉しくなりました。竹炭焼きの話をお聞きしたり、間伐材の利用法について相談したりしました。民生委員さんは薪でお風呂を沸かしているそうですが、やはり質の良い木の方が保ちや火力がよいとのことです。
新たな課題ができてしましました。

お話も一段落ついた頃、くじ引き大会が始まりました。皆さん賑やかに、番号を言って下さいます。探すのも一苦労です。一番人気の賞品はバケツでした。当てた方は皆からうらやましがられていました。記念に一枚。私に「ほら、おねえちゃんが真ん中いきなよ」って仰って下さった方も。最初よりも笑顔がいっぱいで、絆が深まったでしょうか。

ここで社協のEさんのご登場です。お忙しいのにわざわざ来て下さいました。くじ引き大会に間に合わなかったのですが、せっかくなので私が当てた賞品を差し上げました。そろそろ良い時間なのでお開きです。26日に行う足湯に参加をお願いしました。お片付けにも参加させてもらえて、少しずつですが受け入れてもらえているような気がしました。

ついでに5月24日に植えた大豆の様子を見に行こうと思っていたら、自治会長さんからお誘い下さいました。なんと、ダムにも連れて行って下さるとのことで、喜んでついて行きました。大豆は大分大きくなっていました。雑草よけをしている方が成長が良かったです。キュウリは小さな実ができていたし、トマトも小さな青い実ができていて、夏休みに小学生が採りに来るまで保つかなあと仰っていました。

お礼を言いながら、奥海を後にしました。兵庫出身でもない私が受け入れてもらえるか不安でしたが、杞憂だったみたいです。きちんと真心を込めれば、世代に関係なく仲良くしてもらえるのだなあと、初夏の山中で思いました。26日の足湯も楽しみです。
(境智子)
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