• もっと見る

<< 2015年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
講習会から実習へ [2015年07月08日(Wed)]

青巣稲荷神社の藤本です。

神職の資格取得のために
2月は國學院大學で行われた「第132回神職養成講習会」へ参加し、その後5月に竹駒神社で「指定神社実習」となりました。

ブログの更新が止まってしまい申し訳ありませんでした。
これから少しずつ情報を発信していきたいと思います。
【青巣稲荷神社の最新記事】
阪神淡路大震災より20年 [2015年01月19日(Mon)]

1月17日 5:46分

阪神淡路大震災から20年

青巣稲荷神社ご社殿に作業用ライトを灯して
黙祷の後、大祓詞を奏上させていただきました

ボランティア元年と呼ばれた阪神淡路大震災

東日本大震災でもたくさんのボランティアにより

町を・暮らしを・心を
救っていただきました

今、東日本大震災の風化ということが話題になっておりますが
その前に私たちは20年前のことを忘れていないでしょうか?

神職となり、今までとは変わった今年は
ご神殿の中で心を込めて祈らせていただきました

10929023_782350045186534_6343182124071712399_n.jpg

皆様が1日も早く穏やかな日を迎えられますように…

禰宜 藤本和敏



八重垣神社からの初日の出 [2015年01月16日(Fri)]

年越しの間は青巣稲荷神社で手いっぱいでしたが

インターネットには

八重垣神社で迎えた日の出のとても美しい写真が紹介されておりました

今年からはご社殿の建築も始まります

浜通りの
希望と祈りの場所として
これからもずっと、見守り続けてくださることと思います

10906283_671946072914836_7631450229515528324_n.jpg

10906508_671946052914838_2357267319764359931_n.jpg
どんと祭 [2015年01月16日(Fri)]

14日16時より
青巣稲荷神社にてどんと祭りが行われました。
気温が高かったこともあり、今年はたくさんの方々にお越しいただきました。
建物がなくなり、なかなか沿岸部に足を運ぶ機会がありませんが、こうやって地域の方々が集まれるきっかけとなったことを大変うれしく思います。

これだけの方々がお越しいただけるのであれば
「来年は甘酒などでおもてなしさせていただきたいな」と皆様の姿を見ながら思いました

P1070460.JPG

P1070461.JPG

P1070464.JPG

P1070466.JPG


この日は同様に八重垣神社でもどんと祭が行われましたが、私は伺うことができませんでした。
八重垣神社では被災地に寄せられた黄色いハンカチのメッセージのおたき上げが行われました。




忌火が消えた後にもお持ちいただきましたお札は15日に改めて神事を行い焼納させていただきました

P1070468.JPG

御神木 [2015年01月11日(Sun)]

津波により青巣稲荷神社の境内にあった木は、津波によって流され、残った木も塩害によって枯れてしまいました。今はタブの木が1本だけ残っております。


みんなの写真館に寄せられた動画の中に震災前の青巣稲荷神社の様子が映っておりました

不思議な形をしたタブの木ですが、その理由が動画の中に残されておりました

途中から曲がったその理由は
御社殿の軒があったことでした

遥か古よりこの地域を見守ってきたタブの木
その歴史に
感動しました

P1060985.JPG
今の様子です

P1070429.JPG
震災前のタブの木
どんと祭 [2015年01月11日(Sun)]

14日に行われるどんと祭に向けて
普門寺よりユンボをお借りして
焚き上げ場所の整備を行いました

P1070425.JPG


午前中で整備は終わり
午後からは祝詞の墨書の予定でしたが…
この2日間の疲れのためにギブアップしたのでした…



年越し [2015年01月06日(Tue)]

このブログを管理しています青巣稲荷神社禰宜の藤本です。

年末年始には八重垣神社様、普門寺様でも新年を迎えて大祓や法要などが行われておりましたが、青巣稲荷神社から動くことができずにおりました。
写真もほとんど撮ることができませんでしたので、facebookで紹介いただいた皆様の写真を使わせていただき、年末年始の青巣稲荷神社の様子を紹介したいと思っています。

大晦日はテラセンのボランティアの方々に発電機を使って境内をライトアップしていただき、地域の皆様をお迎えさせていただきました。
31日に大祓式を行った後から気温も下がり、夜は雪交じりの雨となってしまいましたが、今年もボランティアの方々の温かい気持ちに支えられながら新年を迎えることができました。

10881678_888245257881989_1804905197499666843_n.jpg

10882276_764069010335984_3372140557428630127_n.jpg

16791_750319838385446_8833082629869624413_n.jpg


天気が心配されましたが元旦には日の出に併せて「東日本大震災復興祈願祭」を花釜区の海岸で行わせていただきました。
この神事については私からの発案によるもので、自分一人でも新年の日の出と共に祈らせていただきたいと思っていました。
当日は地域の方もたくさん来ていただき、共に復興・原発の収束を祈願させていただきました。

906664_888245107882004_6099096135203379836_o.jpg

10409538_736596179754018_4061934697148969176_n (1).jpg

10881599_368285940018832_1271914200518753784_n (1).jpg

10887267_753154191425785_1644838585492743444_o.jpg


1日には歳旦祭もご奉仕させていただきました。大祓式 東日本大震災復興祈願祭 歳旦祭と3つの神事をご奉仕させていただくことができました。
平成27年がすべての皆様にとって輝ける素晴らしい年となりますように祈念いたします

10891690_888245764548605_2656694955689941018_n.jpg

10885010_736596343087335_2052076393770962235_n (1).jpg

10885156_888245851215263_800885468610974955_n.jpg

お正月を迎えて [2014年12月30日(Tue)]

お正月を迎え
すべてが手作りですが
青巣稲荷神社の様子も変わってきました

鐘楼堂、休憩所の他にも

P1070393.JPG

普門寺の住職さんに奉納していただいた鈴

P1070355.JPG

今年はおみくじも用意させていただきました
箱に使われている元の壁材も想いのあるものです

P1070356.JPG

おみくじを結ぶ処も住職さんの手作りです

P1070392.JPG

神籬、祭壇も手作りです

P1070326.JPG

手水に井戸が掘られ、ガッチャンポンプがつきました


たくさんの方々にご協力いただき
明日、大晦日を迎えることができました
消防団へのご奉仕 [2014年12月29日(Mon)]

29日
青巣稲荷神社にて「山元町消防団第6分団第2班・3班・4班」に新しく導入された消防車の清祓・入魂祭をご奉仕させていただきました。

第2班、4班は花釜地区、3班は牛橋地区を護っております。

震災時には避難を呼びかけながら多くの命を救った一方で、消防自動車も津波に遭い団員の方も亡くなられました。

震災後、各地より使われていた消防車を御寄贈いただき、夜の守・昼の守に地域を回っておられましたが、この度消防車が新しくなり今回の清祓のお話をいただくことができました。

地域を守る消防車のお祓いをさせていただけることは
私にとってこの上ないありがたい機会をいただくことができました

1年生の私にできることは限られていますが
できる限りの気持を込めさせていただきました

P1070377.JPG

P1070390.JPG

P1070388.JPG

P1070380.JPG





青巣稲荷神社の再生に向け [2014年12月22日(Mon)]

禰宜の藤本です。
 この地域の大部分が津波の被害に遭い、今も氏子組織が復旧していない中、神社に関して今後の再建に向けた見通しはたっておりません。
電気・水も復旧しておらず、年末年始を迎えるにはあまりにも寂しい状況でした。
「お正月に訪れる方々に少しでもゆっくりしていただきたい。」と
普門寺・おてら災害ボランティアセンターに集うボランティアと共に、手作りで各種施設を建設しております。現在は、鐘楼堂・井戸・休憩所などをご用意させていただくことができ、神社に来られる地域の方にも大変喜んでいただくことができました。

この地区を想うたくさんの方々の想いによって心のよりどころである神社が再生に向けて歩み始めました。年末年始はボランティアの手によってライトアップして皆様をお迎えする予定になっています。近くを通られた際にはお気軽にお立ち寄りください。

P1070128.JPG

P1070326.JPG
曹洞宗青年会と地域の方の協力により設置された井戸

P1070135.JPG

P1070334.JPG

鐘楼堂も完成

P1070223.JPG

P1070332.JPG
一番の難関、休憩所も雨風を凌げるようになりました

P1070341.JPG

P1070340.JPG
お札を受け取りに来られる方を神社でお待ちさせていただけるようになりました。



素人の手作りで「ハリボテ」かもしれませんが、想いだけはしっかり詰まった施設です。

このような小さな想いの一つ一つが
再生への光となることだと信じ

お正月をむかえさせていただきます
| 次へ