東日本大震災から５年
毎年続けている、新入学児への袋物セットを
今年も送ります。



仙台友の会が、入学予定の子どもの数を取りまとめ
全国の友の会へ、制作を依頼します。

その依頼を受けて、
私たち下関友の会の会員が
子どもたちの入学の祝いを込めて作りました。

今年は女川小学校に５セット
閖上小学校に１セット
メッセージカードを添えて。



今年度は夏休み中に袋物製作の勉強会をしました。
初めて支援の袋作成に参加した人も増えました。
袋物勉強会の様子←クリック！

昨年の支援の様子←クリック！

8月4日(火)
夏休み中に、「縫う会」をしました。

数年前から震災支援の係をしてる会員が

「震災支援の入学児童の袋物を縫う人が
決まった人になってしまっています。
もっと、たくさんの方に縫ってほしい」

という願いから、
いつもよりちょっとゆっくり出来る夏休みに
友の家に集まりました。

係がそれぞれの袋を材料・部品一つ一つをセットしてくれて
参加者は、縫うだけです。
とはいっても、人にあげるもの。
一つ一つ丁寧に作りました。
初めて縫う人は、係に一つ一つ確認しながら。
何度もほどいて、縫い直している人もいました。

震災支援の袋物だけに限定しないことにもなっていて、
縫いたいものがある人は
布を持参して、裁断したり、縫い始めたり。
あちこちで、ミシンの軽やかな音が響きました。

2011年3月東日本大震災から３年になろうとしています。
以前、NHKあさイチでも紹介されたことがありますが、
友の会は全国的な組織なので、
いろいろな支援を続けてしてきました。

毎年この時期には、
新入学の子どもたちに、袋物の６点セットを
会員が縫って、贈ります。
仙台友の会が、東北全体の新入学袋物が必要な子どもの人数をとりまとめ、
全国各地の友の会へ依頼。

今年は下関友の会には、
「女の子用１セット、男の子用３セット、絵本袋２枚」
の依頼がありました。


一つ一つに「入学おめでとう」のメッセージカードを添えて、
広島友の会に送り、
中国地方の各地友の会の皆さんが作った物と一緒に
仙台友の会へ。
その後、各地の新入学の子どもたちへ贈られます。

遠くに住んでいると、
震災の被害は、もうあまり無いような気になりますが、
ミシンのない家庭もまだ多く、
今でもこのようにして、贈らせていただいています。

東北の新入学の皆さんがこの袋を持って
毎日楽しく小学校生活が送れますように…。
との、願いを込めて。