三依プロジェクトでお借りしている農地
プロジェクト名「せいちゃん農場」と「これまち農場」
の二ヶ所について、農地利用集積計画利用権設定の決定通知を
日光市農業委員会よりいただきました。
単年度計画なので、まずは今年の12月31日までになりますが、
その後も継続させていただく予定です。
これにより、両農場で市民工房が営農することができるように
なります。
貸主の方はもとより、いろいろアドバイスをいただいた
日光市農業委員会の皆様に、感謝申し上げます。
さて、営農といっても今年は、サル・鹿被害が甚大。
せいちゃん農場はい夏キャベツ、秋キャベツ、ブロッコリー
がすべて収穫がゼロです。
かろうじてさとまち農場で大根が約600本、ブロッコリーが150株
を育てていますが、こちらもいつ被害にあうかわからない状態です。
ネットを張る等の設備投資をしないといけないのですが、その
投資分をどこから捻出するかがもっかの懸念事項となっています。
現在支柱となるパイプの入手方法を調べているところです。
今回利用権を設定できたことで、三依プロジェクト耕作放棄地活性化に
参加してくださる協力者を募集することにしました。上記状態なので、
協力してくださる方々に、交通費を支給するのもままならない現状
ですが、早く収益を上げられる体制にしたいと思っています。
今までは、都会に人が働きにいく構図でしたが、これからは
都会が郊外、さらには中山間地のベットタウンになる、つまり都会から
郊外に働きにでるパターンができてもいいと思います。
日本の資源は、四方に広がる海と国土の7割を占める山です。
これらを有効に、継続的に活用する方法を、真剣に考えるときを
迎えています。町から田舎に、中心部から郊外に、働きにいく。
そんな生活もあっていいですよね。